Web2.0?Web3.0?どっち?
NFTとDAOの話

こんにちは。幼少な息子に後頭部をガチパンチされたことに本気で切れた自分に少し嫌気がさしているマスオです。

今日は次の動画を作っているため、最近考えていることをシェアする雑談ぽい内容にしました。

表題の通り、いま考えていることの1つ。それはWeb2.0を目指すか?Web3.0を目指すか?という命題について。

以前Web3.0とは?という動画を作った際に、私自身世の中はきっとWeb2.5を目指していく、みたいな話をしました。

Web2.5って何?というと、今までのような中央集権的な世の中が「Web2.0」と、今後ブロックチェーンの登場で実現するかもしれない権力が分散化された世の中が「Web3.0」。その中間を表す都合のいい言葉。

株式会社が2.0、DAO(分散型組織)が3.0

法定通貨が2.0、ビットコインが3.0

銀行が2.0、DeFiウォレットが3.0

組織運営の在り方も、通貨の発行方法も、金融サービスの在り方も、今までの常識が覆されて、振り幅が出てくるのがこれからの世の中なのだと思っています。

アメリカ人はどちらかというと自分のことは自分で守る、みたいなWeb3.0の思想が強そうで、一方、中国人は国家主導の中にいる限りはWeb2.0に近い生き方が続きそう。

ですが、これからは今までよりは個人の思想が大きく影響力を及ぼしていける気がします。今までは国という縦割りで繋がっていた人たちが、似たような思想・似たような温度の人が集まっていくようになりそうです。

これから私が属する共同体は国だけでなく、企業だけでもなく、3つも4つも出てきて、選んだ組織の性質が自分の考えそのもの。また、買うもの、買う資産、使う通貨も自分の考えが反映される。

私個人の話になりますが、私はどちらかというと、組織に縛られたくない。割とわがままに生きたいタイプなのですが、今朝聞いたある放送がとても面白い!と感じたので、こんなツイートさせてもらいました。

こちらの「カネリン」さんは私がNFT関連の情報源としてよく聞かせてもらっているVoicyという音声配信サイトのパーソナリティの方ですが、この放送によると

今NFTという業界も、Web2.0とWeb3.0のバロメーターの間で揺れ動いていて、NFTをビジネスチャンスと捉えて富が移動するだけ。富はより一部に集中し、たいして分散しない世界。

一方で、NFTを道具にしてDAOを組織して、より分散化させた形を目指す世界。

このカネリンさん達が目指すNFTというのは、後者の方だそうです。

たとえば今よくあるNFTとの違いで言うと、NFTの売上はトレジャリー(DAOの金庫)に100%入れて、NFT保有者の投票でこの資金を何に使うかを決める、みたいな運営が“売上に関与しない”仕組みを導入するとのこと。

これは言ってしまえば、ビットコインのNFT版。ビットコインは運営主体がいませんので、そういうイメージだそうです。

私はこの放送を聞いて、今までNFTというのは色々な機能・拡張性があるとは思っていましたが、このVoicyを聞いてさらに視野が広がった気がしました。

NFTというのは売ってお金が潤うものでありながら、一方でNFTは社会を変える方向を決めるものにもなる。どちらが良い悪いというより、共感を得られるNFTに人が集まり、資金もそこに集まる。

あるクリエイター・インフルエンサー・絵そのものに共感してNFTを買うのもいいし、あるDAOと名乗った組織の理念に共感してそのNFTを買うのもいい。あるいは任天堂という株式会社や中国共産党の理念に共感してそのNFTを買うのも1つです。

問題はその持続力。いつまで共感が続くか。NFTが短命か長命か。長く続かせたいなら「絵」以上のものが求められるのは必然になっていきます。

今回の、「Web2.0を目指すか、Web3.0を目指すか」というお題について、それはその仮想通貨、NFT、DAOの中身を見て、自分が選んだもの次第になるのだと改めて思います。

どれだけ長期的に共感を維持できそうか。

いま私は先ほどのカネリンさんのNFTプロジェクトにとても興味がわいています。これが長期的な共感になるかまだ分かりませんが、ちょっとでも気になった方がいたら、ぜひ一度この放送を聞いてみることをおススメします!

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