Weekly XDCダイジェスト vol.81(2023.9.24-30)
(👆2023年10月アップした動画です✨2銘柄のユーティリティ解説)
(👆レイヤー1「XDC」、それとタッグを組むオラクル「PLI」👇解説動画)
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。
ではさっそく参りましょう!(ぜひ、内容にご指摘あればコメント欄等で😊)
Topic.❶……SBIホールディングスとTradeFinex Tech Ltdが日本で合弁会社「SBI XDC Network APAC株式会社(仮称)」を設立
(英語版)https://www.sbigroup.co.jp/english/news/pdf/2023/0929_f_en.pdf
【要点解説】
今年5月末にXDCネットワークとSBIが提携したが、今回の発表はどんな影響力を持つもの何か、について次の記事から2つのことが見えてくる。
1つ目として以下の記事では、日本国内での企業ユースケース拡張の動きだと説明している。
<記事まとめ>
https://techbullion.com/sbis-winning-formula-boosting-xdc-adoption-drawing-from-xrps-success/
・日本でのXDCネットワーク影響力拡大
・XDC関連情報を日本でローカライズする
・XDC 取扱を検討する暗号取引業者サポート
・サブネット/レイヤー2企業との提携確立
2つ目として以下の記事では、XDC上のセキュリティトークンなどの現実世界の資産が普及する動きだと説明している。
<記事まとめ>
https://coin-otaku.com/topic/72546
SBIが事務局となっている“証券コンソーシアム”には国内証券業界の35社が参加。XDCネットワークとの取り組みがうまくいけば、近い将来に国内証券会社がXDCのRWA(現実世界の資産トークン化)やST(セキュリティトークン)を取り扱うことになる。
※会社概要はこちら
Topic.❷……Mainnet 2023 の現実世界の資産と証券の進化について議論したパネルディスカッションが公開
【要点解説】
メアドを登録するとこの30分のセッション動画を視聴できるため、文字起こしして翻訳した内容をChatGPTを活用して以下にまとめた。
2023年現在すでにインフラが整ったセキュリティトークン市場が今後世界中で販売できるよう市場を成長させるためには「アクセス性の向上、教育、法的明確さ」が必要とのこと。
伝統的金融(TradFi)と分散型金融(DeFi)は対立関係にはない、と2020年頃から言われてきたように、これから経験豊富な大企業が一緒になってユースケースとなる製品を立ち上げ、実際に価値を付加するようなものを提供していくことになる。
特に今後5年間議論されることは、インフラやライセンスについてではなく「エンドユーザーに受け入れられるかどうか」となるため、その協力に向けてXDCとSecuritizeとのコラボレーションが実現している。
Topic.❸……XVCTechがドバイを拠点とするサッカー ファン エンゲージメント プラットフォームである Fanzword とパートナーシップ契約を締結
(引用)https://www.wamda.com/2023/09/fanzword-secures-1-2-million-pre-seed-led-xvc-tech
【要点解説】
「Fanzword」は2022年にユーザーベースで120倍に増加し爆発的に成長、「Football Fantasy」というWeb3ゲームなどを準備しているプラットフォームだそうだ。
他にも、中東の他の国での展開も予定しているとのことで、昨今のカタールでのワールドカップ成功を機にC・ロナウド、ネイマール・ジュニア、ベンゼマなどと契約を結んでいるようでプロリーグなどの発展も期待できる。
現在、中東では脱石油産業が進み、サウジアラビアなど多くの国が観光・エンタメ産業に力を入れていることもあるため、このXVCTechの投資は確実な成長分野を見定めたものと言えそうだ。
Topic.❹……分散型レンディングサービス「CoinRabbit」でXDCネットワークのAMAを開催
【要点解説】
今年7月にXDCの取り扱いが開始された分散型貸出プラットフォーム「CoinRabbit」でAMAが開催された。
AMAとは言え10分間で2問のみの回答、と小規模なものだった。しかし、端的にXDCの由来や今後を説明していたので紹介。
Q "XDC"とは?
「"Exchange infinite digital contract"の略称」
立ち上げ初期から貿易金融の要件を満たすブロックチェーンソリューションが欠如していることに応えるため、企業向けに誕生した。一方で開発者が自由に参加でき開発が進められるチェーンであることから「パーミッションレス(無許可)ブロックチェーン」でもある。
Q 今後注力することは?
・「貿易金融面での継続的な取り組み」
最近のMLETRとの統合により、デジタル文書を合法化し法的地位を与えられたことで取り組みが前進している。・「セキュリティトークンの普及」
最近SecuritizeとTradeteqと連携して発行された米国財務省証券に裏付けられた米国SEC認可証券に向けた取り組みが行われている。・「開発者コミュニティの成長」
ハッカソンやイベントへの積極的参加を通して、開発者と連携してブロックチェーンソリューションを構築し、教育的な支援を提供する。今後もエンタープライズ向けユースケースの開発を続ける。
Topic.❺……World Gold Council のをコムテック ゴールド本社に迎える
【要点解説】
このように説明される団体「ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)」がXDCのレイヤー2上で金連動型トークンを発行するComtech Gold社(拠点UAE・ドバイ)の本社で今年2度目となる議論を行った。
前回は7月に行われ、公共政策責任者である Andrew Naylor氏と金市場の最新動向について議論を交わしたとのことだが、今回は写真で分かるようにXinFin創設メンバー(Atul氏、Ritesh氏)も同席している。
今回WGCで参加したのが、Mike Oswin氏 (イノベーショングローバル責任者)と Ajit Mauskar氏(インド担当者) とのことで、Mike氏は幹部でもあることからパートナーシップが前提の話が進んでいるのでは、と期待が高まる。
(※以下は前回の様子)
※昨今UAEはロシアからの金輸入が増えているなど、西側諸国とBRICS諸国の交差点のような場所である点でも面白い(個人的感想)
Topic.❻……CargoX と Enigio が、電子貿易書類のブロックチェーン相互運用機能の共同開発に成功
【要点解説】
先週、英国の新しい電子貿易文書法を使ってデジタル貿易を行ったロイズ銀行が、デジタル貿易プラットフォーム「CargoX」と互換性を作ることに成功したとの発表。
今回はICC(国際商工会議所)の英国デジタル貿易イノベーションセンターと協力したものだが、上記のように先日CargoXはITFA(世界貿易没収協会)との提携も発表していることから、ICC・ITFAというXDCと深いかかわりをもつ団体と繋がり、ある1つのメインストリームが生まれつつあることが重要そうだ。
そして、今回の意義は何か、簡潔に考えるなら、CargoXという貿易デジタル化の業界リーダーがこれまで使っていたイーサリアム以外にもXDCを視野に入れられることではないかと推測する。(以下は記事の抜粋)
※このCargoXに関するスレッドをいくつか作ったので、ご参照ください。
https://x.com/masuokeikaku383/status/1701598976750014774?s=20
https://x.com/masuokeikaku383/status/1661327472011673601?s=20
🎊おまけ🎊……参考になるX投稿記事「貿易デジタル化の話題9割がITFA/DNIに関わるもの」
【要点解説】
個人的に保存しておきたいくらいにXDCについての説明が分かりやすく要約されていたと思った記事。
ITFAが主導しXDCが参加する2つのイニシアティブ「DNIイニシアティブ(どのようにデジタル貿易をオールインワンで提供するか)」「TFDイニシアティブ(どのように貿易金融を資産化して投資家を取り込むか)」が分かりやすいです。
最後の一言も。
🎊おまけ🎊……参考になるX投稿記事「激動の夏を経て優勝した仮想通貨はわずか13社」
(引用)https://www.expansion.com/mercados/criptomonedas/2023/09/19/6508af3b468aeb830a8b465f.html
【要点解説】
夏枯れ相場が続いた暗号市場で、XDCに関する統計結果があったので紹介。
🎊おまけ🎊……参考になるX投稿記事「次はデジタル資産法です」
【要点解説】
ICC UKの事務総長であり、英国の電子貿易文書法成立の立役者とも言えるクリス・サウスワース氏が、9月20日の法律施行後につぶやいた投稿内容。
まだ貿易金融にXDCが使われるためには、「貿易文書の法律」だけでなく「資金決済の法律」という別レイヤーの法律も乗り越える必要があるということだ。
来年2024年に英国でステーブルコインに関する法律が進展する見込みであることが大いに関係してきそうだ。
(引用)https://www.lawcom.gov.uk/project/digital-assets/
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
【XDCが狙う巨大セキュリティトークン市場を狙うGlobiancePayを解説👇】
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