１００年役立つ！
『価値観アップデート』その１

　

『風の時代×仮想通貨』その３

❺『規則→自由』　今までの時代観では、「規則・ルール」が重視されてきました。理由はカンタンです。縦型社会を維持するためです。縦型の組織が機能していくには、上の決…

マスオの明るい家族計画ブログ

　前回までの記事では、『風の時代』と『仮想通貨』この２つのパワーワードは関連性が非常に高いことをお伝えしました。そのため２０２０年以前の『地の時代』の価値観からこれから２００年の『風の時代』へ価値観をアップデートするなら、仮想通貨から始めることが有効、ということをお伝えしてきました。

ですが、仮想通貨だけで『風の時代』を語るのももったいない。もっと幅広くこの時代性は見えてきているので、他の分野においても考え方をアップデートしたら、私たちもより新しい生活スタイルに切り替えやすくなる。そう思って今回と次回の２回に渡って紹介していきます。これはただのトレンド予測ではなく、『風の時代』の特徴を踏まえた“価値観”ですので、１００年間は持続しそうな予感があります。ぜひ役立つ部分だけでも情報をお役立てください。

　全部で２０の価値項目に分けてみました。そのうち、今回は前半の１０項目を解説していきます。

❶お金
貯めるものから、使うものへ。物理的にやりとりしてきたものが、デジタル化されてボーダレスにやりとりされるものへ。銀行などのプラットフォームを介さず個人間でもやりとりが可能に。（前回十分触れたので今回は省略します）

❷ビジネスモデル
大量生産、大量消費、利益至上主義モデルの脱却。グローバル展開などむやみな「領土拡大」に走ることも減る。端末さえあれば個人間でも金銭授受が可能になるので、ＧＡＦＡのようなプラットフォームを介さなくても取引可能になる。中抜きビジネス、手数料ビジネスは今後は逆に不利になる。

❸労働
フリーランス型の働き方は増える。サラリーマンの働き方も多様化し、副業をもつことが当たり前になる。むしろ『給与所得』だけでなく自分で『事業所得』を得る“複業”（ダブルワーク）も増える。仮想通貨も含めて多様な収入口を持つようになる。さらには大企業に所属して一生の安定を目指す考え方は廃れ、お金よりやりがい重視の仕事選びになる。

❹組織
縦型（三角・ピラミッド）の構造から横型（丸型・フラット）の構造へ。上司とのストレスが次第に減っていく。ＤＡＯ（自律分散型組織）のような横並びの対等な組織運営を目指す組織が出てくる。そこでは報酬は“決められる”のではなく、自分たちで“決めていく”

❺社会保障
国の社会保障制度にも縦型から横型を取り入れる国が増える。この流れから、税金、年金の仕組みが見直され、ベーシックインカム制度を導入する国も増える。国や会社の保障は“手厚く”から“最低限”へ、過度な依存はできなくなる。

❻法律・きまり
ルールが一方向的に増えてきた時代から、次第にルールを減らす流れに変わる。重要なルールだけを残っていく。ルール以上に優先することは人なりの信用力、信頼関係。ルールに縛られすぎず、ルールは生かすものになる。

❼人の評価
権威、ブランド、学歴、資格に価値を置いていた時代が崩れ去る。ＡＩなどによって単純作業は自動化されるため、作業能力の高さはあまり重きを置かれない。重視されるのはパーソナリティ(情報、体験、人脈）など抽象的な部分やコミュニティ間の居心地のよさを作る、献身的で柔軟なマインド。

❽物の評価
見た目の良さより本質部分、アウトプットよりもその過程（見えにくい部分）に注目するようになる。また、コピー可能な物よりオリジナリティがあるものを重視するようになる。自分だけでなく、それ以外の関係者にもメリットがあるWin-Winなお金、物、資源の使い道が好まれる。

❾買い物
ブランド品を大量に買い集める時代は終わり、自分のセンスを重視、愛着が湧くものを買うようになる。永く使える、サステイナブル（持続可能）なものを選択基準にするようになる。

❿所有
ほとんどのものがシェアビジネスに変わる。カーシェア、シェアハウス、ファッションまで、定額のサブスクリプションサービスになる。それゆえますますミニマリストが増えていく。

（次回は、居住環境、性別観、家庭観、教育観・・・など、ぜひ目覚めのゲートを楽しんで越えていく材料にしてもらえればと思います。）

2021年冬至に閉まる？『目覚めのゲート』とは

　2021年12月22日、今日は冬至ですね。北半球では最もお昼が短い日。太陽の力が最も弱くて、世界ではこの日を「生命力が弱まる日」などとマイナスのイメージが連想される…

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