『DAO』に気をつけよう!その❶

こんにちは、マスオです。

前回は「DAO(自立分散型組織)の本質とは何か?」について解説しました。

『DAOの本質とは?』

こんにちは。今日は子供の日でしたね。わたしは実父母に我が子を任せて、羽を伸ばした自分も「子供」ということを再認識した一日でした。 さて、今回のテーマはDAOです。…

そしてそれは「インセンティブ革命だ」ということをお伝えしました。

「株式会社」の仕組みというのは、株主のようなお金を保有している一部の人がますますお金を儲けられるの仕組みで、一方『DAO』というのは関わる人すべてに還元できるチャンスがある。

そして皆がそのDAOプロジェクトが盛り上がるよう最適の行動を取ろうとすることができる。今後私たちの身近な場所に登場するのも時間の問題だ、というような内容でした。

ですが、今回はそんなDAOについて、ちょっと冷静に見ていきたいと思います。というのも、

これは以前の「DAO」動画で使ったスライドですが、DAOというのは運営がとても難しいと言われています。

少なくともこの❶から❸のような課題に直面し、DAOの運営に失敗した場合にはトークンとNFTもポシャる可能性が考えられます。なのでDAOについてはしっかりとその良し悪しを見極めないといけません。

では、どんな着眼点をもっていくとよいか。よく私たちが仮想通貨やNFTについて情報収集する際の有効なツールとしてTwitterがあります。そしてそこからより詳しい情報が出回るテレグラムや、Discordなどに足を運ぶことが多いようですが

とりわけDAOと名乗る組織の場合はDiscordが多く利用されていますので、今回はこのDiscordの中身を見ていきたいと思います。

https://jp.sharp/k-tai/aquos-esports/post42.html

Dicordというのは、もともとオンラインゲームを協力プレイする時に便利なツールとして広まってきたSNSツールです。

様々な部屋を用意して、それを一部の人だけが使えるようなクローズな状態で使うことができるなど、コミュニティの在り方をかなり自由にカスタムすることができます。

今回はこのDiscordで行われていることを、どんな風に見ていくといいか。3つポイントを整理してみました。1つ目は、

❶特権階級がいるか?

という見方があります。DAOのイメージというのは、横並びのフラットな関係を追及する組織です。その中で「特権」を持つ人がいるというのはあまり好ましくありません。

   「強権を発動できる=トップダウン」

ですので、やり取りの中で何かトップダウンに指示系統を垣間見るようなら、DAOという性格と矛盾します。

ただ、いくらDAOを名乗っているからと言って、最初から皆が同じ立場になれると考えるのはあまり現実的ではありません。

というのも、プロジェクト発足当初というのは『仕組み化』させるまでの段階でどうしてもリーダーが必要です。

DAOの掲げている方針・叶えたいこと・思想・理想・信念・夢みたいなものを広める立場の人というのは、初期の段階で不可欠です。

なので、コミュニティを円滑に回すマネージャー・モデレーターの存在は、最初はどうしても必要な存在です。

場合によってはルールだけでなくDAO創設者がこういう大切なことを共有することも重要です。

https://caccablog.com/dao-work/

こういうのは特権を行使しているとは到底思えず、むしろコミュニティを活気づけるための大切なことです。

ここでいうころの特権というのは、よく意思決定をするときに表れます。DAOの重要な方針を打ち出した時に、きちんと事前に周知・共有されているか。

あるいは、ガバナンストークンを発行している組織ならそれを投票にかけられます。その時にもし保有枚数や投票の票数に偏りがあって、実質独裁が可能になっていないか。特権というのはこういうものを言うのだと思います。

わざわざ「DAO」と名乗っている組織はこういう運営方法を問うてもいいもの。たとえ特権を行使しても、考えがオープンにされているか。

こういう部分を見ていく必要がありそうです。

続いてDAOを見ていくポイント2つ目は

どんな評価方法をとっているか?

Dicord内には評価機能があります。「ロール」という役割・資格のようなものがあって、そのロールを持った人だけが参加可能な部屋を作ることができます。

https://note.com/mss_discord/n/n76f2a555810c

例えば発言回数だとか、コミュニティ内のレスの回数、絵文字をもらった回数だとか、様々な評価ポイントを作っている場合があります。

場合によっては特定のNFTを保有している人だけが入れる資格を得られる、なんて設定も可能です。

こういうのは、コミュニティの発言を増やす仕掛け、皆のプロジェクトへの参加のインセンティブとして使われるわけです。

時にこれがNFTの優先購入権(通称:ホワイトリスト)を配る基準にもなっていて、それを目指してDiscordで張り切って振る舞う人もいるようですが、

ここはDAO(自律分散型組織)の『自律』の部分を促すための便利な機能として広く使われています。

問題は、この評価方法に透明性があるかどうか

たとえば、何を評価されているのか。平等な機会があるか。会社で言うところの人事考課面談では人の主観が入りますが、Discord内でもその管理者が自分の権限でロールを付与できる点はリアルと同じです。

ただ、DAOと名乗っている以上は、どれだけ客観的な基準があるか、可視化されているか、というのはそのDAOを見る1つの指標になります。

❸どんな人が集まっているか?

先ほどまではDAOの運営側を見ていきましたが、今度はそのDiscordコミュニティに集まる人、という視点でDAOを見ていきたいと思います。

望ましいDAOというのは「自律分散型組織」という言葉の通り『自律した人達の集まり』であるかどうかを見てみるのも1つです。

たとえば、トークンやNFTの価値についてばかり話題にしているタイムラインはどうでしょうか。

『いつ良いファンダが発表されるの?』『いつまでも上がらないのはなぜ?』『エアドロップはいつもらえるんだ?』

正直こういうDiscordコミュニティは珍しくありません。しかしこれは株式会社で言うところの『モノ言う株主』状態

しかしDAOであればそういう話題よりも、例えば初心者のために啓発を行ったり、分からないことを解消したりと、その場をコミュニティ全体が拡大・成長する方向に向いている方が健全だと言えます。

クレクレ君気質の人たちが多かったり、そのコミュニティを引っ張る人が少なく、助け合いがはたらかないような雰囲気というのは、DAOには不釣り合いにも見えます。

以上、今回はDiscordというSNSを例に、DAOというのがどう運営されているか。主にコミュニティのマネジメント部分に焦点を当てて解説してみました。

次回は『DAOに気をつけよう』の後半部分。報酬の使い道ロードマップの在り方創作物の扱われ方などにも目を向けてみたいと思います。

きっとこのDAOを見る視点というのは、あらゆるトークンやNFTを発行する非DAO的なプロジェクトを見ていく上でも参考になるものと思います。次回もぜひお役立てください!

ちなみに今世界中のDAOの中でも、最も意識高めの人たちが運営するNFTプロジェクトが日本でも先日発足しました。名前は『バキュン(略称:BQN!)』私はこのプロジェクトを応援しています。ぜひ究極のWeb3.0を楽しんでみませんか?

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