XinFin XDC
2022年ロードマップ解説❶

今回は、先日1月29日にRedditという掲示板サイトにXDC2022年のロードマップの概要がアップされていました。もうご覧になった方もいたかもしれませんが、今年のXDCの方向性を確認する良い機会と思って、私なりにまとめてみたいと思います。

ここでは本文をGoogle翻訳して引用した部分は【 】で表記しています。それ以外はわたしの言葉になります。文を引用するだけでなく、関連することを一緒に紹介できるように努めました。2021年の動きとつなげながら、難解な仮想通貨業界を身近に感じられるように紹介していきたいと思います。

https://medium.com/xdc-foundation-communications/xdc-roadmap-2022-b33599dc3294

ロードマップの本文は上のリンクから確認できますが、今回はこの内容を全部で7つに項目立ててみました。今回取り上げるのは3項目、記事を明日と明後日の計3回に分けていく予定です。では、まず序文から。

✅序文

【2022年のロードマップも同様に野心的で、刺激的なマイルストーンが詰まっています。XDC Foundationは、次の暦年にわたって、XDCネットワークを擁護し、その健全なパフォーマンス(信頼性、速度、スケーラビリティ、および相互運用性)とユーティリティをサポートするよう努めます。】

このような書き出しになっています。そして、最初の項目がなんと

   NFT市場の開拓

グローバルブランドやコンテンツクリエーター向けのショートフォームビデオNFTに特化した、活気に満ちた最先端のNFTマーケットプレイスがネットワーク上に導入されます。このアプリケーションは主流の魅力で起動することを期待しています。】

とあります。つまり、貿易金融以外のデジタルコンテンツNFTへの参入。これを予定しているようです。掲示板でも「NFT?よりも上場を」という賛否の声もありましたが、これも、色々な切り口を持っていた方が優位に働く、というよく練られたエコシステム(生態系)の拡大戦略と考えることもできます。そして、本文にはこんな記述もありました。

【XDCネットワークは、スポーツやエンターテインメントを含む他の業界に進出します。業界を超えた統合により、XDCブランドの認知度が高まり、ネットワーク上でのNFTの露出とボリュームの機会が広がります】

エンタメに関しては、昨年末すでに日本のアニメセル画NFTを展開する「楽座」さんがXDCチェーンとつながる話題があり、このようなエンタメ界参入の予感を感じさせていました。下記ツイート主が、XDCと楽座を結び付けた張本人、Dimoというフィンテック企業です。

このDimoが今年2022年2月にKYC準拠のNFTマーケットプレイスをオープンします。

https://www.dimo.finance/より引用

「エックスディースィー」😅既存のNFTマーケットプレイスOpenSeaを意識したものとしか思えない・・・笑

業界がETHのガス代に辟易している中で、このロードマップの先頭にあるからには、何かを狙っているのかもしれません。ちなみに、XDCで購入できるNFTにはこのSuperBullsNFTがありますが、お猿さんBAYCに対抗できる牛さんNFTになるのでしょうか。

今年は、SuperBullsNFTがクロスチェーンでOpenSeaに繋がる?年初のこのツイートでもそんな予感を見せています。そして、ここにメタバースも絡んできます。今年はXDCのNFTには目が離せなさそうです。

   貿易金融のツール配備

貿易金融に関してはTradeteq社がメインで書かれていますので、要注目です。先日ドバイにもオフィスを開き、貿易金融でXDCを広める大きな拠点になりそうです。

【Tradeteqがチェーンに透過的に供給されたステーブルコインを展開するために協力するので、私たちは協力します。】

このようにロードマップにあるとおり、Tradeteqが発行するステーブルコインをXDCがバックアップ。ここから連想できるのが、昨年できた提携先。ユーロステーブルコインEURSです。

わたしのツイートで恐縮ですが、このステーブルコインが躍進して、XDCの流動性を高めるように思います。

そして、もう一つ。貿易金融を活発にするツールがNFT

こちらはXDCのアドバイザー、アンドレさんの2022.1.22のツイートですが、ここに「発注書と検証済みの請求書」がNFT化される話が出ています。このような貿易金融に関する資産をNFT化して世界で初めて販売したのもTradeteqですので、Tradeteqの動きは要注目です。

NFTとステーブルコイン。今年は貿易金融分野でこのようなブロックチェーン活用例が広く目に見えてくるのではないでしょうか。

※XRCベースのステーブルコインについてはGlobiance、Leewayhertz、usnotacoinの利用拡大も期待したいですね。

   持続可能な仕組み

【私たちは持続可能性に引き続き焦点を当て、ネットゼロのカーボンフットプリントに向けて前進を続けています。】

これは、国連の後押しするSDGS対策になっているかと思います。「ネットゼロ」というのはCO2排出量をトータルでゼロにすること。「フットプリント」というのは、すべての企業活動の工程を追跡する取り組みのことです。

今後仮想通貨が世界規模で受け入れられるようになるためには、規制国際規格への準拠などいくつかの乗り越えるべき壁が考えられますが、XDCはこういう国際的な枠組みに合わせる取り組みは常に先回りしています。

今回はCO2についてですが、XDCネットワークでの送金にかかるエネルギー量は非常に少ないことはご存知の人も多いと思います。

(一番下の項目TWhに注目)

なのでXDC自体のネットゼロの実現は難なく可能になりそうです。また、このメリットはXDCを利用する方の企業にもあると見られます。XDCの送金網を使った企業は、他のネットワークを使った企業よりも排出権による金銭的な負担が抑えられる。これは強みだと思います。XDCが企業向けに設計されているのはこういう点にもあるように思いました。

(4つ目以降は、次回をどうぞお楽しみに)

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