ブロックチェーン革命❺
超絶変わる保険業界(前半)

昨日はかなり遅い時間まで動画編集作業をしていたため、頭が朦朧としています😵‍💫ですが、本日のブログはこちらも多くの方に知っておいて損のないお話。それは

  「保険✖︎ブロックチェーン」

この組み合わせが実は最強だ、ということをお伝えしたくてうずうずしていました。次回と2回に分けてお伝えします。

今、保険業界の市場規模は

 日本の生命保険=年間保険料37兆円

     (世界320兆円)

 日本の損害保険=年間保険料12兆円

     (世界370兆円)

巨大なお金が動く市場なのが分かります。

一方で、この保険金が下りるまでの手続き、かかる期間、経験したことがある人はわかると思いますが、途方もなく時間がかかります。

  死亡時の生命保険⇨約1ヶ月

  入院時の医療保険⇨約3ヶ月

例えばですが、これくらいは審査、査定までにかかります。なぜこれだけかかるのかというと、病院や警察をはじめ、多くの期間との証明手続きに追われ、全ての書類が出揃って、やっと振込に至れるからです。

そしてそのためのやりとりは、ペーパーワーク、電話、メールが中心です。証明書となれば郵送を待つわけですが、驚くほどその手続きの内容は【マニュアル作業】です。

つまり、これって自動化できる分野、ということです。複雑ながらにも決まった通りの作業を行うなら、機械AIの能率の方が万倍速いです。

しかもそこにブロックチェーンが登場すれば、仮想通貨を送るようにインターネット上で証明書、保険金の計算、保険金の振り込みまで、スマートコントラクトを使って自動化できてしまうわけです。すると、保険金の振込までの日数は劇的に改善されていくのは目に見えています。

「保険✖︎ブロックチェーン」の組み合わせが最強なのが、なんとなくわかってきたところで、具体的にどんなビフォーアフターがあるのか、適用例を紹介していきます。

❶ 医療保険

医療保険で課題になるのは「治療データ」だそうです。これを今までだと契約している本人(代理人)が、病院に行って請求をする。そして、それを保険会社に送る。こういうプロセスが必要になるのですが、もし保険会社と病院が直接繋がれば……と思いますよね。

これをブロックチェーンのテック企業がシステム化させれば、まるで陸と陸の間に橋がかかり、それを高速鉄道で移動できるようになったくらい、手続きの体感速度が上がります。

そして、さらに言えば保険金の振込までがつながってしまえば、今までの業務がなんだったのかというくらい。50年後の保険金の着金は1日もかからない、そんな可能性を感じさせます。

   自動車保険

自動車保険はもう少し複雑です。保険会社と病院だけでなく、そこに警察署、修理会社、運輸局などとの情報連携が必要になります。

つまり、ここには先ほどより多くの関係機関、行政までが絡んでくるところがポイントになります。すると、データを繋げる作業は、医療保険以上にかかるわけです。ですが、その壁を越えようとする取り組み、実験はすでに世界各地で行われています。

これは2年も前の記事ですが、アメリカで「JPMorgan Chase」によって開発された 「Quorum」というブロックチェーンを使って大手保険会社が自動車保険業務の作業改善、自動化のテストをしていたという内容です。

また、インドの保険会社もすでにブロックチェーンを取り入れはじめ、まだ初期段階ながら保険金請求にかかるコストを20%近く削減した、月20,000件以上の請求処理の効率化に成功した、という事例が出ています。

このような動きは今ではもっと進んでいるのではないでしょうか。

❸   損害保険

3つ目は、損害保険。自動車以外にも様々な保険がありますが、こちらの記事も興味深いです。たとえば交通機関の遅延が起きた場合、その補償を企業に対して行う、そんな企業向けの保険といえばいいかと思います。

MaaSの保険金支払い業務をブロックチェーン技術で自動化、JR運行遅延を用いて実証実験、ナビタイムや大手保険会社が参画|トラベルボイス(観光産業ニュース)

SOMPOホールディングス、損害保険ジャパン、ナビタイムジャパン、LayerXの4社は、保険事故発生の自動検出および保険金支払業務自動化の技術検証を目的として、MaaS領域に…

記事を要約すると、ここではJR宇都宮線・高崎線・埼京線の遅延に対してすぐに保険金を支払うという実験をしたとのこと。遅延情報をシステム上で自動検知し、位置情報をもとに影響を受けたモニターに対して保険金に見立てたデジタルクーポンを即時に発行し配付できた、とのことでした。すでにリアルタイムで保険金を支払う、というテストが電車という公共インフラの上で行われている、というのは初めて聞くとインパクトがありますよね。

以上、今回はブロックチェーンと保険の接点について、医療保険、自動車保険、損害保険という3つの切り口で紹介しました。

時として保険というのは、被害にあった人のその時の気持ちをほじくり返す、お辛い作業になることもあります。また、お医者さんと組んで保険金で悪さをたくらむ人もいます。これがスムーズに明朗に行われるようになるメリットもあり、ますます保険業界にとってブロックチェーンとのコラボは相性がよいと言えそうです✨

保険業界の革新はこれでは終わりません。次回はもっと大きく変わる保険業界をテーマにお伝えします。

ブロックチェーン革命❺<br>超絶変わる保険業界(後半)

さて、前回は【保険✖︎ブロックチェーン】という切り口で記事を作りました。保険という巨大なお金が動く業界でありながら、自動化できる余地が大きい業界というのがわかっ…

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