Weekly XDCダイジェスト vol.89 (2023.11.19-25)
(👆2023年10月アップした動画です✨2銘柄のユーティリティ解説)
(👆レイヤー1「XDC」、それとタッグを組むオラクル「PLI」👇解説動画)
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてファンコミュニティの一員として、私が勝手に日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
あくまでファンの目線からになりますが、仮想通貨XDCについてまとめた内容、情報の共有程度に見ていただけたらと思います。
ではさっそく参ります!(ぜひ、内容にご指摘あればコメント欄等で😊)
なお、XDC Network Japan の Tadashi YoshidaさんによるWeekly解説がある時は優先して引用させて頂きます!(勝手に掲載すみません🙏)
Topic.❶……XDC財団事務局長・Billy氏が、フィリピンの取引所「Coins.ph」が主催するAMAでXDCネットワークを語る
【要点解説】(※以下XDC Network Japan の Tadashi Yoshidaさん投稿より)
Topic.❷……XDC財団のLance氏が最近の貿易金融業界のデジタル変革について議論しMLETR書簡の影響を強調
【要点解説】(※以下XDC Network Japan の Tadashi Yoshidaさん投稿より)
【本文意訳】※DeepLをもとに筆者が編集
今後、貿易金融は実体経済の一部になるでしょう。サプライチェーンには製造、出荷、資金調達、売掛金に至るまでの非常に多くの段階があり、そのすべてに貿易金融が関係します。さらに貿易金融のデジタル化は中小企業に資金の流動性をもたらしプロセスの合理化に大きな焦点に当てています。
もっと言えば、貿易金融プロセスをデジタル化すると、貿易書類や船荷証券、信用状などを原資産として扱い、流動性プールなどで資金調達を助けることができます。これによって、自動資産運用を可能にする、という挑戦的な側面を持っています。
この貿易デジタル化はすでに現実のものであることが世界に認識されつつあります。すべてのプロセスがエミュレータを使用して取引できるようになりました。資産としてSECも焦点に当てており、大きな機運が高まっています。近年私たちが実物資産として見てきたものにこの貿易金融資産が加わることでしょう。
Topic.❸……XDC Trade Networkがストックホルムの「GTR Nordics 2023」で北欧の貿易・輸出・サプライチェーンの専門家と革新的な資金調達戦略とツールに焦点を当てる
【要点解説】(※以下XDC Network Japan の Tadashi Yoshidaさん投稿より)
Topic.❹……eBL(電子船荷証券)を使った世界初の完全デジタル貿易金融取引でYodaplus の特集(※Yahoo Finance記事)
【要点解説】
これは10月末に世界で初めて!という以下の取り組みに関する詳細を記事にしたものです。
その中でもYodaplusの「DocuTrade」という製品が焦点になっていますが、このDocuTradeは、シンガポール IMDAのフレームワークにとMLETRに準拠したeBL(電子船荷証券)を発行する貿易文書ソリューションです。
そして、今回注目したい一節はこちら。
このDocuTradeの機能は、私たちが暗号資産ウォレットのシードフレーズを管理することなく暗号資産を管理できる、というような状況をビジネスシーンで実現した点でも大きかったようです。そして「パブリックブロックチェーンの利点を確実に活用=XDCがその分野で最先端」ということです。
今回XDC上で成功したデジタル貿易取引は、この点でも意義が大きい出来事だった、と感じて記事をわざわざ取り上げてみました!
Topic.❺……TradeFinexウェビナー「貿易金融の未来をナビゲートする~DLT、MLETR、強化された規制についての洞察を得る~」
【要点解説】
TradeFinex主催のウェビナーの記念すべき第1回目が11月23日に開催されました。このTradeFinexとは、XDC上で行う貿易金融で流動性(お金の円滑な取引環境)を提供するための分散型プラットフォームです。
・Riho Vedler氏👉国連CEFACT(貿易円滑化・電子ビジネスの標準化)/ 欧州委員会(欧州連合の政策執行機関)のアドバイザー
・Sarah Green氏👉イングランド・ウェールズ法律委員会(法改正の独立機関)でETDA(英国電子貿易文書法)の推進者
・Andrea Frosinini氏👉ブロックチェーンサプライチェーン協会CEO、XDC・Pluginアドバイザー
・Saloi Benbaha氏👉TradeFinex(モデレータ)
※残念ながら全員は参加していませんでした。
議論の前半は「紙を使った貿易のリスク」についての理解を促す話題が展開されていました。紙はもともと複製のための技術であり、それ自体が悪用を伴う技術、とも説明されていました。
続いて、10月下旬に世界で初めて実施された完全デジタル貿易(トピック❹で触れた内容)ではTradeFinexも関わり、これまで数週間かけた取引を数分に縮められ、トータルで貿易業務が30分で完了した成果に触れました。
そして、デジタル貿易においてMLETRを採用することのメリットに話は移ります。貿易は自国の制度に則るだけでは不十分であり、法域をまたぐのが当然の業界。すると、領土問題も伴うため国際法のルールも関係する・・・とMLETR準拠の重要性を強調。
議論の後半は、スライドを使った説明になりました。(そのスライドについては下記マリーナさんがピックアップしていたのでご参考ください。)
そのスライドの中でも3枚ピックアップして解説します。
この図はデジタル化された貿易プロセス(貿易金融商品化を含めた)を簡略化した図です。※トピック❹で登場した下記の図をシンプルにしたもの
欧州においては、黄色(eFTI〔電子貨物輸送情報〕)、赤(eIDAS2.0〔電子署名規則〕)、緑(EU PSD3〔決済サービス規則〕)、3つの法整備が必要とのことです。
「eFTI」についてだけ簡単に以下に補足します。
つまり、EUにおいて物流データを規制当局と安全に共有するための法整備のことです。この「eFTI」については、以下の通り認可が待たれる状況だ、と示されました。
これが施行されるのがおよそ2024年9月頃になるとの見込み。実施義務が発生するのが2025年8月。
以上、今回のウェビナーでは欧州でのタイムラインが話し合われていました。
このようにサプライチェーンの現場でもレールが敷かれている途中であるため、TradeFinexはここに対応しようとしている点が見えてきます。
そして、今回TradeFinexが初期の取り組みを実施してきたADGM(UAEの特区)の規制当局メンバーがウェビナー登壇する予定でした。TradeFinexはアジアだけでなく、ヨーロッパ、アフリカなどの法域もターゲットにしている点は垣間見られました。
少し難しい内容でしたが、取り組みは初期であること。規模拡大に期待しつつ、寝て待ちたい😪💤と感じました(笑)
🎊おまけ🎊……「バイナンスの新CEO リチャード・テン氏はXDCと・・・」(※Tokenicer氏のX投稿)
【要点解説】
最近退任したバイナンスCZ氏の後釜となったRichard Teng氏について、XDCとの関連性が話題になっています。その接点についてTokenicerさんが詳細をまとめていました。
そこで取り上げたのが以下の2点です。
① ADGMの旧CEOという立場
XDCは2018年に UAEの経済特区・アブダビグローバルマーケット(ADGM)の規制サンドボックスを通過した10社の1つだった。そのADGMの当時のCEOだったのがRichard Teng氏。このTeng氏がいた頃にADGMがMLETRに準拠した取引が推進されていたことから、Teng氏はここに中核的な役割を果たしたと思われる。
② シンガポール・ブロックチェーン協会(BAS)の助言者という立場
最近、XDCはシンガポールのIMDA(メディア開発庁)と提携してMLETR準拠の貿易プラットフォームを構築、世界初のデジタル取引を実行した。その取引はなんとシンガポールとADGM間だったことについて、Teng氏の関与は表立っていないが、両国が貿易で結び付いたことについては"行間を読む"必要がありそうだ。
Tokenicer氏はこのように指摘していました。(他にもEnigioとADGMの接点についても触れています👇)
以上、Teng氏がXDCを認知しているのは当然のこと、むしろ当事者として深く関与していたことが推察できます。
そのTeng氏がバイナンスCEOに着任して、未だバイナンス未上場のXDCをどう扱うか。この点について非常に注目が集まるのも無理もありません。
ちなみに、12月1-2日のTeng氏の投稿に向けたXDCアドバイザー・Andre氏のリプライにも注目が集まりました👇
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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