Weekly XDCダイジェスト vol.68 (2023.6.25-7.1)
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。
ではさっそく参りましょう!
Topic.❶……コンセンサス2023のWeb3athonの受賞チーム「FuelStack」が7月6日AMAを開催します
【要点解説】
今回受賞したFUELSTACKは、ホームページhttps://www.fuelstack.tech/によると「ブロックチェーンの課題解決をする技術会社」のようだが、受賞サムネイルには“マルチチェーンeコマース、ビジネスフレンドリーな資産管理システム、NFTマーケットプレイス、NFTプロッティング、APIファースト設計”と説明されている。(以下を翻訳)
NFT?マーケットプレイス?とまるで雲をつかむようなフレーズが出てきたが、今回のスペース登壇する2名はこの「FUELSTACK」のCEOとCTOである以前に、XRPLedger上でかなり構築が進んでいるメタバースプロジェクト“Xspectar”のCEO、CTOでもある。
(参照)https://www.xspectar.com/index.html
この“Xspectar”の土地購入通貨にXRPやHBAR(ヘデラ)がありマルチチェーン展開を目指しているが、今回XDCのハッカソンで優勝したことがどのような意味を持つか、今後のマルチチェーン展開が非常に面白いことになりそう。
※8月のオースティン開催XDCカンファレンスにも「Xspectar」が来ます👇
(スペースの内容は確認次第どこかで紹介したいと思います。)
Topic.❷……「進化し続けるブロックチェーンテクノロジーの状況で、プロジェクトの成功と持続可能性を決定する重要な要素は、開発者コミュニティの成長です」by XDC Community TPADA氏(執筆記事)
【要点解説】
昨年末からXDCでめじろ押しのハッカソン、なぜここまで連続開催し高額の賞金を用意し続けているのか、を上記の記事で説明している。
内容を要約すると、エネルギーの高いハッカソンイベントには良い開発者、愛好家、業界の専門家が集まるため、露出を増やし、積極的なPRを生み出し、ブロックチェーン コミュニティ内で革新的なリーダーとしての地位を確立することができる。
そして開発者との関わりを優先するブロックチェーンプロジェクトというのは、帰属意識・信頼を育み、目的を共有できる環境を育むことができるため、コミットメントの増加につながるとのこと。
Topic.❸……XDC財団とXinFinは「ETH Toronto」のためトロント工科大学に行き、Terabyteスポンサーとして基調講演などのステージに上がります。開発者には、25,000ドルの賞金プールを獲得するチャンスもあります!
【要点解説】
8月15日、16日にカナダのトロントで開催される「ETH Toronto」、今年はXDCがterabyteスポンサーとなっている。
そのため、基調講演をはじめとした露出もあるようだが、今回はそれに先駆けてサイドイベント「オンラインハッカソン」が7月10日に始まる。
そもそもこのトロントはイーサリアム発祥の地だそうで、熱量の高い開発者が集まることから、25,000ドルの賞金プールを獲得するチャンスを呼び掛けている。
Topic.❹…… BitrueでXDC上の分散型ステーブルコイン FXD が初上場!
【要点解説】
海外取引所Bitrueで $FXD が6月28日10:00(UTC)に世界でいち早く上場、現物取引が開始されることになった。
$FXD とは、XDC上のメイカーDAOのような位置付けで開発が進められているDeFi『Fathom』が発行主体の分散型ステーブルコイン。
有名な $DAI ステーブルコインを超えるユーティリティがXDC上のTradeFinexなどで期待できるため、今後この $FXD の実需が高まるか要注目!
Topic.❺……SBI VC トレードで入庫特別対応、期間を継続 & 対象銘柄追加(XDCなど)を発表!
【要点解説】
これまでSBI VCトレードが「暗号資産市場での価格変動や各種報道」などを理由に入庫対応していなかった銘柄の入庫を発表した。
そして今回は通常では入庫対応していない銘柄の特別対応もするとのことで、仮想通貨XDCも入金が可能になった。
ただしXDCの最低入庫数量は「600,000XDC 以上(時価約200万円強)」とのことで、今回は大口投資家を先行して受け入れる形となった。
Topic.❻……『XDCが織り成す今後の展望』アーカイブ配信のお知らせ
【要点解説】
5月31日にXDCが日本のSBI VC上場したことを受けて、6月中旬に開催されたウェブセミナー。
約47分間のアーカイブ版がYouTubeで配信されていますので、まだご覧になられていない方はぜひ!
また、以下ブログのTopic.❻にも要約バージョンとして特集しています!
Topic.❼……XDCがメジャースポンサーを務めるオーストラリアのブロックチェーンイベント『Blockchain Week 2023』が開催
【要点解説】
6月26日から30日の5日間、オーストラリア政府参加の官民ブロックチェーンイベント『Blockchain Week 2023』が開催された。
そこで以下のプログラムでXDCの要人を交えたセッションが行われた。
その内容を総括・ダイジェストした記事をXDCオーストラリア代表のSean氏がアップしており、その内容からオーストラリアに確かな爪痕を残したことが伺える。
Topic.❽……6月28日、英国法務委員会がデジタル資産に関連する法律の改革に関する勧告を発表
(以下抜粋)
【要点解説】
このクリス・ホームズ卿という方は英国貴族院議員であり英国の政府独立組織「The Law Commission(法務委員会)」で以下の「電子貿易文書法案」を推進している人物。
この法案は2022年10月に提案され、これが承認されれば世界的にブロックチェーン技術を使った貿易の電子取引が合法化され、XDCを使った貿易取引も可能になる。
現在7月10月曜日に報告段階と第3読書会に入るとのことで、今回のホームズ卿の記事で「間もなく」と表現されている。
※以下のコインポストの記事でも少し触れられているのでご参照ください。
🎊おまけ🎊……電子貿易文書法案は9月に成立か?
【要点解説】
Enigio(MLETR準拠の電子文書テクノロジー企業)でのやりとりで、以下のやり取りがあったことをクリプトネアDさんが転載しています。※以下翻訳
「いつ来るんだろう?9月を希望しています」
「そうだね。予定通りなら9月になりそうだ」
「私の知る限りでは、最終的に法制化される第3読書会は議会休会前に行われる。だから間違いなく国会の会期末までに起こるでしょう。実は昨日、貿易委員会の委員を務める国会議員と一緒にいました。彼は明らかにこの法案をできるだけ早く通過させたいと強く望んでいる。なのでご指摘の通り可決されるはずです。賽は投げられましたので、そうなると休会前の7月中旬になり、おそらく9月に法制化されます。私の理解ではそうなります。」
🎊おまけ🎊……R3 Cordaでリスク管理された暗号資産デリバティブマーケット『Clear Markets』で取引が実行
【要点解説】
機関投資家の取引向けに設計され、米国 CFTCと英国FCAによって規制されている安全な暗号資産デリバティブ取引プラットフォーム「Clear Markets」。
この暗号デリバティブ取引ではCordaを使用して、担保をロック・記録することでカストディ会社と結び付けている。
そしてここにはSBIの積極的な関与があるとのことから、今後暗号資産の新たな市場開発に「SBI R3 Japan」が大きな役割を担っていくのかもしれない。
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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