Weekly XDCダイジェスト vol.66 (2023.6.11-17)

こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。

仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。では先日発表された6月11日から6月17日までの動きを紹介していきます。

今までは3つのトピックを深めに掘り下げてきましたが、今後は幅広くXDCのエコシステム全体に目を向けてトピックをお伝えしていこうと思います。ではさっそく参りましょう!

Topic.❶……EU の最新の暗号通貨およびブロックチェーン業界に焦点を当てた法律と、その潜在的な世界的影響についての私たちの考えを探ります 

【要点解説】

XDC公式HPに「MiCAによってEUの不確実性という雲がとり払われた」という記事が掲載された。

先日「MiCA」(下記の内容を含んだEU27カ国でのクリプト規制)が2024年内に施行されるという発表を受けて、それをXDCは歓迎していることが記事では述べられていた。

このMiCAによるメリットは、❶EUや他管轄区域が同じ立法的アプローチで追随する道筋を作る ❷資産保護の立法措置によりユーザーからの信頼感を高める ❸ブロックチェーン製品・サービスにアクセスしやすくなる、以上の3つが挙げられていた。

Topic.❷……XDC Network がドバイの Web3 革命における役割をどのようにして評価されたのか、MENA 地域でイノベーションとデジタル変革をどのように促進しているのか(特集記事紹介)

【要点解説】

ドバイがWeb3ビジネスを成長させるのに最適な場所であり、XDCがそこを拠点にしている理由を説明した記事。

ドバイはイノベーションの先駆者としてシリコンバレーの後継者を目指し、中東および北アフリカ (MENA) 地域のWeb3革命の原動力として浮上しているとのこと。

また、この文末にはXDCがいくつかのブロックチェーンおよび Web3イニシアチブとの提携を結び、この革命を加速させる、との気になる記述があった。

Topic.❸……XDC The Stream のエピソード 5 では、XDC Network 2.0 アップグレードのリーダーであるFisher Yu博士が登場。彼の技術遍歴と、分散型データ フローとコンセンサス プロトコルに関する洞察を聞いてください

【要点解説】

XDCの基幹開発者でありXDC2.0開発を主導するFisher Yu博士が今回のスピーカーとして登場。

プロトコルの仕事、コンセンサスエンジン、二重支払い発生の仕組み、Hotstaffプロトコル、ノードの選択プロセス、フォレンジックモニタリングとその有用性、サブネットなどについて分かりやすく解説していました。

冒頭Yu博士の自己紹介や今の仕事など、近々こちらを和訳してお届けしたいと思っています。

Topic.❹……XDCとEthereumのブリッジ手数料が無料に!

【要点解説】

現在クロスチェーンブリッジ「Wanchain」でXDCネットワークとイーサリアム間のブリッジが全額補助され、実質的に無料になっている。

今回無料でブリッジできる通貨は、$XDC、$USDT、$USDC、$ETH、$EUROC、$PRNTであり、例えば「XDC→イーサリアム」は元々非常に手数料が安い。

一方で「イーサリアム→XDC」の手数料は通常高い、にもかかわらず無料にしたことでETHコミュニティや開発者に対して注目を誘うことができる。

XDCと密接なWanchainならではの「XDC誘導キャンペーン」になっている。

※下スライドの赤枠に注目!→https://bridge.wanchain.org/

Topic.❺……Sigmaブラジルのサンパウロで開催した SiGMA & BiS Americas 2023 Summit にてGlobiancePayが「Crypto Payment Solution of the Year」を受賞

【要点解説】

SiGMA & BiS Americas 2023 Summit で『SiGMA Awards 2023』が開催され、GlobiancePayが「CRYPTO PAYMENT SOLUTION OF THE YEAR」を受賞した。

受賞理由としては、GlobiancePayの簡単な流れで使えるトークンや法定通貨の数が多く、対応している国が多いことが挙げられている。

なお、「SiGMA」とは世界のギャンブル業界の権威ある業界団体で、接点のあるイノベーターを結集してこのようなイベントを開催している。

※受賞の詳細はこちら👇

Topic.❻……『XDC が織り成す今後の展望』(XDC Network 吉田匡氏 x SBI VCトレード近藤智彦氏)Zoomウェビナーが開催

【要点解説】

前半はXDCとは何かという説明、後半は今後のXDCの展望について語られ、特に印象的だったのは以下の2つ。

1つは今年のドバイでの調印式の際にSBIの近藤氏がすでにImpel、Fathom、ComtechGold、PlugIn、Globianceのメンバーと接触していたこと。(Globianceはすでに日本で交流があったそうです)

もう1つは、XDCが貿易決済で利用、あるいはCorda為替取引の差金決済に使用という話題が上がりユースケースが間近に迫っていることが語られていたこと。

Topic.❼……XDC上の分散型オラクルPluginが「PlugIn Labs」を立ち上げ

【要点解説】

PlugInはこのPlugin Labs立ち上げについて、「ブロックチェーンの可能性を再考し、現実世界の課題に対するソリューションを提供する」と説明している。

そしてXDCエコシステムの拡大を促進し、リアルタイム世界との相互作用を強化、研究者、開発者、ブロックチェーン愛好家の入口として機能するとのこと。

これによって、Chainlink Labsのように企業の事業サポート、マーケティングに注力しユースケースが増えていくと勝手に予想します。

Topic.❽……XDCNetwork上の分散型オラクルであるPluginのユースケースとして不動産の所有権を分割しトークン化

【要点解説】

PlugInが展開する不動産の分割所有プラットフォーム「EwuitEdge」がツイッター初投稿で動画を掲載。

まもなく不動産の所有権を分割しトークン化するプロジェクトが始動し、XDC Network のブロックチェーン上で簡単に売買が可能になるとのこと。

なお、動画では以下のような内容の字幕が入っていたので翻訳した。

※以下11ppmさんのツイートで「EquitEdgeの説明」「不動産業界へのブロックチェーンの利点」が詳述されています。ご参考ください。

次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)

Weekly XDCダイジェスト vol.65 (2023.6.4-10)

こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信す…

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