Weekly XDCダイジェスト vol.㊿ 2023.2.19-25
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。では先日発表された2月19日から2月25日までの動きを紹介していきます。ではさっそく参りましょう!
《THIS WEEK IN XDC (2023.2.19-25)》
今回は3つのトピックがありました。太字が直訳部分、その後にわたしが僭越ながら解説を付け加えていきます。
Topic.❶『コンセンサス2023でXDCコミュニティがスポンサーに』
……XDCコミュニティは、コンセンサス2023にXDCネットワークを出展します。また、Web3athonのスポンサーとして、開発者がXDC上でプロジェクトを構築する機会を提供し、助成金に焦点を当てたハッカソンを開催する予定です。
1つ目のトピックは、コインデスク社が毎年開催するクリプトイベント『Consensus』のスポンサーになった件について。
このイベントは今年の4月26~28日の3日間、アメリカのテキサス州で開催されます。
そのスポンサーには100社以上がいますがその中でも等級のようなものがあり、1から5ブロックという規模があるうちの2ブロックをXDCが協賛します。
つまり、ダイレクトに言うと、そこまでの存在感を示せるわけではないわけです。ですが、実はこの『Consensus2023』にはもう1つ開発者向けのイベントがあり、それがこちら。
またもハッカソン(開発者の期間限定コンペ)です。こちらでは4社協賛の1社ということで、先ほどとは立ち位置が違います。
そして今回は「A grant-focused」(グラントを焦点に当てた)というタイプのハッカソンとのこと。このグラントとは
「資金配分主体が一般の研究者等を対象に研究開発課題を募り、採択された課題に研究資金を配分する制度」(by kuyence社サイトより抜粋)
つまり、個別のブロックチェーン開発のため、というよりも業界全体の発展のために行うハッカソンということです。ということは、最先端の技術を競う場ともなりそうです。
バイナンスチェーンとポルカドットとソラナ、に加えXDC。開発現場の最先端に関わることで、4月以降にどのようなプロダクトが登場するか楽しみに待ちたいと思いました。
Topic.❷『XDCネットワークAMA』
……XDC Networkは、先週、Flare FinanceチームとのAMAやChainLeak主催のRitesh Kakkadとのインタビューなど、多くのAMAやインタビューの話題となりました。
2つ目のトピックは、XDCネットワークのAMAについて2つ紹介されていました。
1つは、Flare FinanceのAMAです。こちらはTwitterで開催されていました。
こちらのAMAについては、時間の関係で追い切れていません・・・。(あしからず)
今回もう1つのAMAはというと、XinFin創業者のRitesh Kakhade氏が登壇したもの。このAMAは以前にもグロビアンスのCEOも登場したYouTube番組『ChainLeak』でインタビュー形式で行われました。
こちらの内容は、先週ブログで和訳してダイジェストさせてもらいました。Ritesh氏が直接お話しする機会も今までなかなかありませんでしたので、ぜひ見てみてください。
Topic.❸『XDC NetworkがETHDubai 2023のスポンサーに就任』
……XDC Networkは、2023年のETHDubaiイベントのプレミアスポンサーです。このカンファレンスは、イーサリアム&EVM互換チェーン、DeFi、およびその他の開発者に焦点を当てる予定です。
3つ目のトピックは、XDCがイーサリアム財団が3月15~16日に開催するドバイでのイベントのプレミア(最上級)スポンサーになった件について。
ドバイと言えば今までXinFin XDCが開発の拠点としてきた場所であり、さらに今回のイベントはXDC.dev(XDCの開発センター)がいるDIFCというフリーゾーン(国家の認める開発特区)で行われます。
ここでイーサリアムの互換(EVM)チェーンでもあるXDCがイーサリアムの開発者が集う場で距離を縮める機会になると見られます。
【翻訳】XDCが、現実世界の資産や金融商品のトークン化を通じて、貿易金融やそれ以外の多様なブロックチェーンユースケースにどのように貢献しているかをご紹介します。
あらためてこのETHDubaiとはどんなイベントか。これは2022年9月にも開催された、イーサリアムが定期開催するカンファレンスで、今年1月にDeFiの神様と言われるアンドレ・クロンジェ氏も登壇するなど、開発者や支援するベンチャーキャピタルが注目しています。
その他に(https://www.ethdubaiconf.org/)のサイトを見ると、70名ほどのイーサリアムやDeFiの著名開発者たちがスピーカーとなり、その中にもXinFin創業者のRitesh氏が確認できました。
イベントのタイムスケジュールを見ると60以上のイベントが行われており、その中でもXDCが主催するものは以下の通り。
15日[ 15:00 - 16:00 ]
EVM のスケーリング方法 : XDC 2.0 へようこそ(ワークショップ)
16日[ 17:00 - 17:25 ]
Ritesh Kakkad氏によるXDCについて
17日[ 15:00 - 17:00 ] (カンファレンス後)
スマートコントラクトと Solidity コミュニティのミートアップ
何はともあれ、1つ目のトピックでも取り上げたものも含め、XDCは2022年後半から開発者に対するアプローチは猛烈です。
エコシステムの中核はやはり、開発者の数と質。その開発力がエンジンになることからも、投資家も技術的なことと無縁ではいられない。そのように思わされました。
以上、今回の記事では3つのトピックを解説させてもらいました。
1つ目は、XDCがコインデスク主催のクリプトイベントで業界に貢献する支援を行ったこと。2つ目は、XDCの2つのAMAについて。3つ目は、イーサリアムの主催する世界最大級の開発者イベントについて取り上げました。
また、ダイジェストには取り上げられなかった、この週のXDC関連ツイートも掲載しておきます。
🔽貿易金融文書の電子化法案の進捗状況
🔽コインベース主催『BUIDL THE FUTURE』ハッカソン結果
🔽Web3ドメインアライアンスに xdc.domainが参加(左下)
🔽Fathom(XDC上の実物資産DeFi)イベント盛況
🔽貿易金融ネットワーク『マルコポーロ』の破綻
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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