【週刊】資産防衛のための仮想通貨ニュース12.10
こんにちは、マスオです。
毎週末、この1週間であった資産防衛にまつわる仮想通貨ニュースをまとめて記事にしています。今回は全部で6個の記事、そして取引所関連のトピックをまとめて紹介させていただきます!
それではさっそくはじめましょう✨(▶︎以降は私の感想・所感となります)
❶ ゴールドマンサックス、仮想通貨企業の買収に意欲(コインポスト 2022.12.6)
【記事概要】金融大手ゴールドマン・サックスが、数十億円規模の関連企業の買収を検討している可能性があることがわかった、という記事。現時点で詳細は明かさなかったものの、複数企業に対して財務調査を行なっている最中、と明かした。
▶︎既存金融がFTXにより価値が暴落しているこのタイミングで「仮想通貨企業のM&Aをする」と意思表示する、というのは強者が強者であり続ける有効な方法です。
❷ ビットコインドミナンスの奇妙な動きが伝えること──変遷を詳細に振り返る(コインデスクジャパン 2022.12.8)
【記事概要】市場の重要な指標「ビットコインドミナンス(市場占有率)」について考察している記事。
安全重視の一般投資家が市場から退出し、逆に投機的性質が強まっていること、がこの指標から考えられる。FTX破綻で投機が消し去られたわけではない。
▶︎もし今後もドミナンスが下がり続ければ、「ビットコイン=安全資産」という神話が崩れてしまうのでは?と騒がれるところまで来ています。
❸ 欧州中銀理事、仮想通貨のリスクと規制方針を提示(コインポスト 2022.12.8)
【記事概要】FTX破綻を受けて、仮想通貨のリスク管理と不透明性の欠如を懸念。投資家保護と金融システムの安定性維持のための規制を訴え、信頼できるデジタル決済資産としての中央銀行デジタル通貨(CBDC)の必要性を唱えている。
▶︎結論部分に「ステーブルコイン暴落、その影響が市場へ伝搬するリスクを軽減するための規制が世界的に急がれる」と結論している部分にも強いECBとしてのメッセージが伝わってきます。
❹ 暗号資産は証券法で規制すべき、ニューヨーク証券取引所の親会社トップ見解示す(あたらしい経済2022.12.8)
【記事概要】FTXの破綻を受けて、ほとんどの暗号資産が既存の証券法の下で規制される可能性が高い。これによってNYSEのような伝統的なプレーヤーは、トークン化取引に移行するかもしれない、と伝えた記事。
また、ゴールドマンサックスグループの金融サービス会議最高責任者が「暗号資産は株やETFと同じように証券として扱われる」「暗号資産は米SECの主要規制機関になる」と発言した。
❺ INXのデジタル資産プラットフォーム、アバランチ(AVAX)と機能統合へ(あたらしい経済 2022.12.8)
【記事概要】INX Digital Company(INX)が運営するデジタル証券と暗号資産(仮想通貨)の両方を扱うプラットフォーム「INX.One」が、アバランチと今四半期中に機能統合することを発表した記事。
統合すれば、INXの資産はアバランチのブロックチェーン上で取引できるようになるという。
▶︎INXはすでにアリババクラウド(Alibaba Cloud)が、アバランチの技術インフラをサポートすることも発表されています。そして、昨年AllianceBlockもアバランチのDeFi統合をしています。
❻ スイスSEBA銀行と香港HashKeyが提携 (あたらしい経済 2022.12.7)
【記事概要】デジタルアセット企業同士の提携により、両社で双方のデジタル資産サービスやカストディ(保管)、香港とスイスにおけるデジタル資産の機関投資を加速させる、という戦略的提携を発表した。
▶SEBA銀行は、2020年にDigital Asset Shared Ledger (DASL)と提携し、R3社のブロックチェーン「コルダ(Corda)」上で発行されています。
以上です。
続いて、FTX破綻の余波で気になる取引所関連の記事まとめ。
<FTX本社関連>
・米検察当局が『UST、LUNA』の価格操作疑惑についてSBFを調査。
・米議会両院、SBFを公聴会に召喚へ。
・SBFが米議会による公聴会への参加要請を無視か。
・グループの7400億円規模の投資先リストが公開された。
<取引所関連>
▶バイナンス
・担当監査法人『Mazars』がバイナンスのビットコイン準備金は100%以上と報告。
・取引所の収益の90%は取引手数料と説明。
▶Crypto.com
顧客資産が1:1で保管されていることを示すProof of Reservesデータを公開。
▶ コインベース
USDTからUSDCへの切り替えを奨励し、変換手数料を取引所で負担している。
▶Bybit
分散型取引所「ApeX」を統合へ。
▶Swyftx(オーストラリアの取引所)
「最悪のシナリオ」に備えるため従業員の35%を解雇した。
▶Gemini
破綻したGenesisキャピタルとDCGグループに1,000億円超の債券あり。
<その他余波>
▶The Block(仮想通貨ニュースメディア)
FTX関連会社から巨額の資金提供。過去の融資隠蔽したことが発覚しCEOが辞任。
▶Genesis Capital(破綻した仮想通貨レンディング企業)
・出金停止解除には「さらに数週間かかる」
・債権者グループ、債権額は18億ドル。
▶Maple Finance(機関投資家向けDeFiレンディング)
FTX破綻の余波で42億円の不良債権を公表。
▶Nexo(大手暗号通貨レンディング)
規制当局との対話行き詰まり、米国内の事業から段階的に撤退する。
以上です。
いかがだったでしょうか。来週の動向にも注視していこうと思います。よろしければお付き合いください!(先週分のバックナンバーはこちらです✨)
以上、いかがだったでしょうか。ますます規制を強めるニュースが増えています。しっかり規制準拠にもポジショニングを取っていきたいと思います。来週のニュースもお楽しみに!
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