【3分でおさらい】先週の世界クリプト動向12.12

こんにちは、マスオです。

ご好評につき定期連載シリーズになったこちらのブログ記事。ここ1週間の世界の仮想通貨、Web3関連のニュースを、拾い読みで"きっと"3分で振り返ることができます。お時間が無い方にぜひご活用いただきたいと思っています。

毎度テーマを6つに分けて、トピックごとに見られるように整理してあります。キーワードを拾いながら効率的にインプットしていただければと思います。では早速始めましょう!

❶イノベーション規制

 <取引所関連のトピック>

▶バイナンス
・担当監査法人『Mazars』がバイナンスのビットコイン準備金は100%以上と報告。
・取引所の収益の90%は取引手数料と説明。

▶Crypto.com
・顧客資産が1:1で保管されていることを示すProof of Reservesデータを公開。

▶Bybit
分散型取引所「ApeX」を統合へ。

▶Swyftx(オーストラリアの取引所)
「最悪のシナリオ」に備えるため従業員の35%を解雇した。

▶Gemini
破綻したGenesisキャピタルとDCGグループに1,000億円超の債券あり。

▶Nexo(暗号通貨レンディング)
規制当局との対話行き詰まり、米国内の事業から段階的に撤退する。

▶Aave(アバランチのDeFi)
・モバイルメタバース企業Sonarを買収。
・Aave開発のLens Protocolに統合へ。
・チェーンリンクの『オラクルProof of Reseave』実装へ

▶GMX(アバランチのDeFi)
1日あたりの手数料収益でユニスワップを上回り、トークンが35%上昇した。

 <流動性危機トピック>

▶Genesis Capital(破綻した仮想通貨レンディング企業)
・出金停止解除には「さらに数週間かかる」
・債権者グループ、債権額は18億ドル。

▶Maple Finance(機関投資家向けDeFiレンディング)
FTX破綻の余波で42億円の不良債権を公表。

▶セルシウス
米連邦裁判所が4400万ドルの仮想通貨を顧客に返還するように命令した。

 <ウォレット系>

▶メタマスク
ユーザーからデフォルトでウォレットアドレスとIPアドレスを取得していたが、保存期間を7日間に限定する、と発表した。

▶Ledger社
仮想通貨の次世代ハードウォレット「Ledger Stax」デザインは、iPod発案者Tony Fadell氏が担当

 <その他>

▶SEBA銀行(スイスのデジタル資産銀行)
香港のデジタル資産サービス『HashKey』と戦略的提携。

▶米リップル社
SECとの裁判で、リップル社に有利な判決を下すよう裁判所に求める最終書類を提出した、と発表。

▶米ツイッター社
独自仮想通貨「Twitter Coin」開発の意向。

▶テレグラム社
電話番号登録なし、ブロックチェーンID採用で利用可能になった。

▶ペイパル
同社の暗号資産取引サービス、ルクセンブルグに展開へ。

▶サークル社(USDC発行)
上場を目標に予定したConcord社とのSPAC(特別買収目的会社)合併について、市場の透明性を優先して解消した。

▶米Strike社
ビットコインのレイヤー2「ライトニングネットワーク」でアフリカ諸国への送金サービス『Send Globally』を発表した。

▶Slashペイメント(仮想通貨決済サービス)
『ArribaX 2022』イベントでWeb3決済ソリューションで最優勝賞と特別賞を受賞した。

❷銘柄関連

 <ステーブルコイン>

▶USDC
米取引所コインベースがUSDTからUSDCへの乗り換えキャンペーンを実施。

▶USDT(テザー社)
トロン(TRX)チェーンでオフショア人民元にペッグしたステーブルコイン(CNH₮)を発行した。(すでにERCでは発行済み)

 <その他>

▶ビットコイン
・ジャックドーシーのブロック社、アフリカのビットコイン採掘企業に出資。
・ビットコインの採掘難易度(ビットコイン価格の相関指標)が2021年以降で最大の下落。

▶イーサリアム
・財団がゼロ知識証明分野などを支援する方針発表。
・次期大型アップグレード「シャンハイ」は来年3月目標に。ステーキングの引き出しが可能に。

▶テザー
トロン(TRX)チェーンでオフショア人民元にペッグしたステーブルコイン(CNH₮)を発行した。(すでにERCでは発行済み)

▶Aptos
分散型動画ストリーミングプロトコル『Livepeer』が同チェーンに対応することを発表。

▶Solana
・SolanaベースのDEXの『Orca』と『Stripe』が統合し暗号通貨での支払いプロジェクトを強化へ。
・NFTマケプレ『Magic Eden』がクリエイターのロイヤリティを強制するツールを立ち上げた。(OpenSeaに続いた動き)

▶MATIC(Polygon)
・PolygonでThe SandboxのLAND販売が開始された。
・The Graph(インデックス サービス)がPolygon APIでまもなく実行される。
・Flipkart(インドのデジタルコマース企業)と戦略的パートナーシップを発表した。

▶CRO(Crypto,comのトークン)
CROベースのDeFiレンディング『CroLend』から60万ドルが流出している。

▶ATLAS(宇宙系NFTゲーム)
・12月20日の土地セールに先立って新しいロードマップを発表した。

▶Ape Coin
バイナンスが、BAYC・MAYCのNFTステーキング機能提供へ。

❸Web3、NFT関連

▶トイザらス(Toys”R”Us)
NFTを販売し、Magic Eden(ソラナ上のマケプレ)でローンチ。マスコット「キリンのジェフリー」NFT、ソラナで一般販売へ。

▶米ワーナー・ミュージック
ポリゴンと提携し、音楽プラットフォームをローンチへ。

▶アニモカ
音楽メタバースプラットフォーム「Pixelynx」を買収した。

▶RTFKT(ナイキ傘下NFTファッションブランド)
実物のスニーカーと引き換え可能なNFTドロップを実施した。

▶スティーブ・アオキ
クリプトパンクスをモチーフにした音楽ユニット「PUNX」を作る。

▶スターバックス
米国内でNFTプログラムβ版(最終製品チェック)をローンチした。

▶ディセントラランド(メタバースPF)
LAND(土地)所有者がLANDの貸出を可能に。

▶オペラ(web3ブラウザ)
ドラッグ&ドロップでNFT作成可能な「Alteon LaunchPad」を実装へ。

❹その他

▶The Block(仮想通貨ニュースメディア)
FTX関連会社から巨額の資金提供。過去の融資隠蔽したことが発覚しCEOが辞任。

▶メタマスク共同創設者
「アップル税に反対」を表明。

▶インターコンチネンタル取引所CEO
「仮想通貨は証券として規制されるべき」

▶グレースケール社(米最大手投資企業)
同社が発行のビットコイン信託(GBTC)が弱気相場で一転、最大-45%の「マイナス・プレミアム」損害に対して株主が訴訟。

▶Yuga Labs
BAYC販売をめぐって訴訟に直面。

❺世界各国の動向

▶イタリア
暗号資産への課税強化。税率26%へ。

▶パラグアイ
議会、仮想通貨マイニング関連の法案を否決。

▶米指標「非製造業PMI」
数値が上振れでBTCは高値から反落。

▶カナダ
最大の年金基金、仮想通貨投資の検討を終了。

▶マルタ
NFTの取り扱いに関する規制改訂を準備へ。

▶英国
・FCA(金融行動監視機構)の最高責任者
「申請者の85%がFCAのマネーロンダリング防止テストをパスしていない」
・英財務省「ステーブルコイン決済の規制を修正する」

▶韓国
中銀がステーブルコインの監督権限を求めた。

▶日本
金融庁、アルゴリズム型ステーブルコインの規制を強化か。

 <CBDC>

▶インドネシア
中央銀行、デジタル・ルピア開発に向けた具体的な計画を発表。また、Web3から広範にメタバースで使用されることも発表した。

▶ナイジェリア
ATMでの出金可能額の制限強化、CBDCの利用拡大が狙い。

▶スペイン
中央銀行がホールセールCBDCの実験。デジタルユーロの利用を研究する作業とは無関係か。

▶オーストラリア
準備銀行の副総裁が12月8日に「CBDCの機能形態を分析している」と発言。

▶パキスタン
2025年のCBDCの開始に備えて法案を作成している。

▶インド
インド準備銀行が国内初の小売CBDCパイロットを開始した。

❻日本国内関連

▶博報堂
Stake Technologies社とWeb3合弁会社「博報堂キースリー」を設立。アスター(ASTR)のハッカソンも企画。

▶経産省
NFTを活用したメタバース実証イベントを通して、クリエイターエコノミーの創出にかかわる調査事業をスタート。

▶金融庁
FTXジャパンの停止命令延長へ。出金再開に時間がかかる見込み。

▶Thirdverse(ブロックチェーン・VRゲーム)
中国拠点取引所の子会社『OKX Ventures』と資本業務提携した。

▶LINE
プロフィールアイコンがNFT対応に。正式版を提供開始へ。

▶Japan Open Chain(EVM互換の国産ブロックチェーン)
フォビジャパンとIEOの覚書締結で手数料トークンを上場へ。

▶pafin(クリプタクト親会社)
ウクライナの拠点を置く研究開発企業mobilunity(モビルニティ)とWeb3事業提携で開発費用を7割減へ。

▶レーザーデジタルHD AG
野村HDのデジタルアセット部門の子会社が3月までに50人を増員。2年以内の黒字化を狙うと発表。

▶三井住友(SMBCグループ)
譲渡不可能なNFT(非代替性トークン)「Soulbound Token(SBT)」を、本人確認などの証明に活用する実証実験を開始。(発行はパレットチェーンで)

▶コインチェック
元素騎士オンラインと提携し「GENSOメタバース」NFT販売支援する。

以上です。

効率的に情報収集していただけたらうれしいです。また、別シリーズの『資産防衛のためのカソツーニュース』こちらもぜひご興味があればご覧くださいね。

【週刊】資産防衛のための仮想通貨ニュース12.10

こんにちは、マスオです。 毎週末、この1週間であった資産防衛にまつわる仮想通貨ニュースをまとめて記事にしています。今回は全部で6個の記事、そして取引所関連のトピ…

<暗号通貨の安全管理:YouTubeで解説中>

正規品:ハードウェアウォレット『D'CENT wallet』 ※10%程度の割引リンクをお預かりしています。ご活用ください!

❶1つの購入

❷2つの購入(送料がまとめられます)

★第1弾動画『ハードウェアウォレットの購入方法、安全な初期設定について』

★第2弾動画『ハードウェアウォレットの有事の操作について』

★第3弾動画『新トークン・NFT・ウォレット内通貨の交換などについて』

初心者にやさしい仮想通貨取引所のご紹介

手数料が最も良心的な国内取引所。ビットバンクの口座開設

仮想通貨取引ならビットバンク(bitbank) | 取引量国内No.1

ビットバンク(bitbank)は、ビットコイン・リップル・イーサリアムなど人気の仮想通貨を売買できる仮想通貨取引所です。国内No.1の取引量と高度なセキュリティを持つビット…

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です