D’CENTウォレットAMA❶「どんなウォレットなのか」編
こんにちは。マスオです。
今回は4月下旬に募集させてもらったD’CENTというハードウェアウォレットのAMAに向けた質問についてお答えを紹介する回です。(下記告知ツイートです)
AMAとは「Ask Me Anything」の略。私たちの質問にD’CENTの公式が答えて、これを機会に保有者がウォレットを使いこなせるようになる、あるいは他の製品と比べる判断材料にする、という企画です。
D’CENTウォレットの利用者の代表になって、今回は私が質問を集めさせていただきましたが、本当にたくさん質問をお寄せいただきありがとうございました。できるだけ多くの方々に還元できるようにしていきたいと思います。
なお質問は30以上ありまして、ボリュームが多くなったため3つのテーマに分類・整理して、公式から日本語でお預かりした原文をそのまま掲載したいと思います。
▶1回目「どんなウォレットなのか」編
2回目 「もしもの事態に備える」編
3回目「どんな風に使いこなせる」編
(なお、質問を寄せてくださった方から5名の方にバイオメトリクスウォレットをプレゼントする企画についても、ただいまD’CENT公式に抽選を委ねております。こちらの発表は3回目【5月11日予定】のブログでさせていただきます。もう少々お待ちください✨)
そして今回のAMAについては今後YouTubeでも解説予定です。翻訳の都合上スライド・補足説明を加えて、初心者の方向けに解説していきたいと思っています。もう少しお時間をください。
それではさっそく第1回「どんなウォレットなのか編」(製品の特長・サポートについて)始めていきます。目次はこちら、どうぞご興味があるところから見てみてください。
Q1「D'CENTウォレットの特徴」
D’CENTと他社製品との違いはどんなところがありますか?
【D’CENT回答】
既製品のウォレットとの違いをまとめてご説明いたします。
- D’CENT指紋認証型ハードウェアウォレットは、世界初指紋認証とBluetooth接続ができるハードウェアウォレットです。
- 4つのボタンと大きいOLEDスクリーンを通してユーザーにユーザーエクスペリエンスを極大化させた製品です。
- すでに市場で検証されたセキュリティチップを使用し、ユーザーの秘密鍵を暗号化してオフラインで保管、外部に情報が漏れないように設計されております。
- AndroidとiOSのD’CENTモバイルアプリから同じユーザーインタフェースで3種類のD’CENTウォレットを使用できます。
- D’CENTモバイルアプリのDiscoveryタブから様々なネットワーク基盤のDappを利用できます。
- NFTタブからミントを含むNFT資産管理ができます。
Q2「送金手数料について」
【2—1】D’CENTから送金するときの手数料、D’CENTに送金する時の手数料はどうちがいますか?
【D’CENT回答】
ガス代はブロックチェーンの取引成立に貢献したマイナーに与えられる報酬です。D’CENTではネットワーク状況を基に予想される手数料をアプリ上で表示させているだけであり、D’CENT側は一切手数料を取っておりません。
一般的にネットワーク手数料であるガス代は送る側のアドレスの所有者が支払う構造になっております。
取引所からD’CENTのアドレスに送る場合は取引所のアドレスの所有者が、D’CENTのアドレスから他のアドレスへ送る場合はD’CENTのアドレスの所有者がガス代を支払うことになります。
この時、ガス代はネットワークの状況によってリアルタイムで変動され、ブロックチェーンのネットワークで処理すべき取引が多い場合、マイナーは手数料が高い取引から優先的に処理をするので手数料は高くなるしかない状況になり、取引が成立されるまでの時間もまた長くかかる場合があります。
【2—2】ハードウェアウォレットからハードウェアウォレットに送る場合、手数料はどうなりますか?
【D’CENT回答】
ブロックチェーンのネットワークで取引成立に貢献するマイナーは、どのアドレスがどのウォレットのアドレスなのか確認できません。
ネットワーク上のガス代というのは「ネットワークの状況によってリアルタイムで変わる手数料」を送る側のアドレスの所有者が支払うということです。
つまりD’CENTのウォレットから他のD’CENTのウォレットに暗号資産を転送する際にも取引を成立させるのはD’CENTではなく、マイナーの作業によって成立されることであるため、ガス代は送る側のアドレスの所有者が支払わなければなりません。
Q3「取り扱える通貨について」
【3-1】すでにDCENTが対応している千種類以上の中から私は80種類の通貨を選べるそうですね。たとえば1つの通貨で2つのアドレスを作った場合は80種類のうちの2つ使ったことになるのでしょうか。
【D’CENT回答】
現在D’CENTでは50種類のメインネットワークのコインに対応しており、2600種類越えのトークンに対応しております。
引き続き新規コインの対応に作業を進めておりまして、詳細に関してはいろんなチャンネルにて告知をしておりますのでご参照ください。
ご質問に対しての回答となりますが、同じコインから複数のアドレスを作成するためには必ず1個目のアカウントから1件以上取引を行う必要があります。
また、2個目のアカウントを作成したということは80個のアカウントの中で2個を使ったということになります。
【3ー2】DCENTに保管金額の限度はありますか。
【D’CENT回答】
D’CENTのウォレットユーザーが作成した各アカウントから保管できるコイン・トークンの数量に制限はありません。
ユーザーの暗号資産はブロックチェーンに保管されており、暗号資産の所有権を証明できる秘密鍵がD’CENTのウォレットに暗号化され安全にオフラインで保管されているといった形になります。
Q4「アップデートの必要性について」
パソコンのアップデートをせずにD’CENTを利用し続けることは可能ですか?
【D’CENT回答】
D’CENT指紋認証型ハードウェアウォレットのファームウェアアップデートは別途告知がされない限り、あくまで任意になります。
ご指摘の通りファームウェアアップデートは現在PCのグーグルクロームのブラウザー環境でのみ動作できるように開発されておりますが、近日中にOTGケーブルを利用してスマートフォンデバイスからファームウェアアップデートができる機能を公開する予定です。
ただし、こちらの新規機能はAndroidデバイスでのみ対応されますので何卒ご了承のほどお願い致します。
Q5「新しくサポートされた通貨の確認方法」
サポートされたコインがさらに追加された場合、どこで最新の情報を確認できますか?
【D’CENT回答】
現在D’CENTでは50種類のメインネットワークのコインと2600種類越えのトークンに対応しておりますが、まだまだ対応すべきコインとトークンはたくさんあります。
このような新しい暗号資産をD’CENTのウォレットで使用できるように引き続き対応作業を進めることが最優先課題です。
新規のコインが対応できるようになった場合はD’CENTのホームページ(www.dcentwallet.com)やニュースレターなど様々なSNSチャンネルから告知をしております。
新しく対応されるようになったコインをご使用になる場合、D’CENT指紋認証型ハードウェアウォレットのユーザーはバックアップなしでファームウェアアップデートだけで新しく暗号資産を追加できるようになります。
また、ファームウェアアップデートのためには事前にD’CENTのブリッジプログラムのインストールして正規品のUSBケーブルを使用する必要があります。
Q6「ウォレットの衝撃耐久」
ハードウェアウォレット本体の衝撃への耐久はどの程度でしょうか?
【D’CENT回答】
現在販売しているD’CENTの指紋認証型ハードウェアウォレットは防水・防塵機能に対応しておりません。
今後開発予定ではありますが、いつになるかに関してのお答えはできない点はご了承ください。
Q7「トラベルルールについて」
FATFのトラベルルールによって、今までにD’CENTウォレットからの送金が受け付けられなかった取引所の事例はありますか?
【D’CENT回答】
現在各国からトラベルルールの法案を準備・実行しています。
韓国の場合、取引所に外部のウォレットが登録されている場合のみウォレットと取引所間の暗号資産の転送ができるようにすると予告されていましたが、現状まだ確定した告知が出ておらず、D’CENTでは状況を見守っている次第です。
もちろん外部ウォレットに関する告知が出た際には関連した開発を最優先にし、韓国の取引所でD’CENTウォレットを外部ウォレットとして登録できるように対応を進める予定です。また他国のユーザーからのお問い合わせにも同一に対応を進める予定ですのでご参考にされてください。
Q8「セキュリティ監査について」
D'CENT Walletのセキュリティ監査の内容はどこで確認できますか?
【D’CENT回答】
D’CENT指紋認証型ハードウェアウォレットで起動されるOSは独自の技術会社から検査・検証してもらってますが、どの会社からの検査なのかは公開できないことをご了承ください。
Q9「ハッキング時の補償は?」
D’CENTがハッキング被害を受けた場合に通貨の補償はありますか?
【D’CENT回答】
D’CENTは分散型ウォレットです。ですので、D’CENTはユーザーがどのアカウントを作ったのか、アカウントにどれくらいの暗号資産があるのか確認が不可能になります。
分散型ウォレットはユーザーが個人情報の管理責任をすべて負う形になります。
そのため、D’CENT側は万一の事故によって損害などが発生した際にウォレットに保存されていた暗号資産に関する賠償はできかねます。
(今回紹介するD’CENT公式からの回答は以上です)
今回はAMA第1回目「どんなウォレットなのか」編について紹介しました。次回はAMAの第2回「もしもの事態に備える」編を解説していきたいと思います。どうぞお役立てください!(第2回はこちら↓)
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