Weekly XDCダイジェスト vol.109 (2024.5.6-5.18)
(👆2024年4月の「トレンド分析」特集動画です)
(👆2024年1月の「業界優位性」特集動画です)
(👆2023年10月の「ユーティリティ」特集動画です)
(👆レイヤー1「XDC」、それとタッグを組むオラクル「PLI」👇解説動画)
こんにちは。今回は定期コーナー。XDCネットワークの動向についてファンコミュニティの一員として、私が勝手に日本語で解説を加えながら定期発信するブログになります。
仮想通貨XDCについてまとめた内容、情報の共有程度に見ていただけたらと思います。ではさっそく参ります!(内容にご指摘あればコメント欄等で😊)
Topic.❶……CertiK による XDC 2.0 の監査が完了
【補足】
👉XDCの時期アップグレード「XDC2.0」が大手スマートコントラクト監査会社CertiKの監査を完了した。
👉現時点での結果では「Governance」以外の項目で高い評価を受けている。
👉Governanceに関しては、DAOによる資金の拠出など意思決定の仕組みが分散化されていないことが理由に考えられる。
👉しかし、今後「DAOFIN」プロジェクトが実装される予定があるため、このスコアもそれ次第で上昇するとみられる。
👉みなの注目ポイントは、この「XDC2.0」がいつ実装されるか。これについては未定で、すぐに実装されるとも限りません。
1つ参考になる資料として、
(翻訳)以下は公式発表ではなく、私の個人的な考えです
XDC 2.0 - 第 2 四半期または遅くとも第 3 四半期には生産が開始される可能性が高い。
Coinbase、Binance、BinanceUS での $XDC 上場 - XDCNetwork コミュニティと一緒にこれをぜひ実現したいのですが、いつになるかは言えません。
※Thanks to M/
Topic.❷……XDC が Tenity と7月22日から始まる12週間の集中講座を開催
【補足】
👉Tenityとは、スタートアップ企業向けに事業を軌道に乗せるためのアクセラレータ専門チームです。
👉XDC Network はこのプログラムと手を組んで、XDCブロックチェーンを活用するプロジェクトを支援するとのこと。期間は2024年7月22日から10月11日まで。
👉アクセラレータプログラムの活用は、5月から開始している5月から始まっている Foundership もあり、これらはかなりの費用がかけられているとみられるため、拡大に力を入れている時期とみられる。
👉XDC2.0の監査もこの時期に終わったことを考えると、すでに2.0のテストネット「Apothem Network」も使用できるはず。サブネットなどの機能をこれらプログラムによって、今のうちからテコ入れしているものとも予想できる。
👉Finextraでもこのことが記事になっている。
👉なお、最近XDCに加入したばかりのSonny氏は、Tenityのメンターとしても加入したばかり。
👉フォロワー数がすごいです。
👉現在、以下のような形でSonny氏とアクセラレータプログラムを告知している段階です。
Topic.❸……Fathom が CryptoOracle アクセラレータの最初のコホート(起業支援プログラム)に選ばれる
(翻訳)ビッグニュースです! Fathom は、Web3 と AI の交差点に焦点を当てた CryptoOracle アクセラレータの最初のコホートに受け入れられました。 AI は、次世代のユーザーのために DeFi を合理化する上で大きな役割を果たすでしょう。私たちは最高の人たちから学べることに興奮しています。
【補足】
👉XDC本体のアクセラレータプログラムとは別に、XDC上のDEX・Fathom自体が支援プログラムによって、事業拡大を加速させる模様。
👉ただし今回は、AIとDeFiの合理化 ここに焦点を当てた事業支援とのことで、最新のDeFiを目指す動きとして注目。
👉なお、CryptoOracleとは、主要な Web3 アドバイザリーサービスだそうで、これまで資金調達の機会、コミュニティ構築、広範な専門知識、ネットワークを提供してきたとのこと。
👉Fathomの運営はまだ、本格的な稼働をしているとは言い難く、これらのプログラムによって機能拡張のみならず、戦略性やコミュニティ形成の面でも進化を期待。
👉以下は CryptoOracle のパートナー
Topic.❹……「Future Money」がAmazon 銀行部門 1 位、お金部門 2 位、インターネット部門 3 位に
(翻訳)この本は現在、Amazon で銀行部門 1 位、お金部門 2 位、インターネット部門 3 位です。ロニット・ゴースさん、おめでとうございます! 🎉 あなたの知恵に触れるといつも刺激を受けます。でも、個人的なメッセージとサインが必要なのですが、ここには明らかにそれが欠けています!
【補足】
👉Citi銀行のイノベーション部門グローバルヘッドのRonit Ghose氏の著書が現在販売を伸ばしているとのこと。
👉この本は、ブロックチェーン・トークン化の未来を描いた本であり、XDC版(特別仕様)も発刊されています。
👉この本は現在Amazonで注文しても、一時的な在庫切れ状態で、すぐには届きません。(私も5月に注文したものが6月に到着、とのことでした)
👉6月25日にXDCがニューヨークでこの本のイベントのアフターパーティーをスポンサーするとのこと。
(翻訳)📢 6月25日火曜日にニューヨークにいらっしゃいますか?
フィンテック、暗号通貨、Web3などの発展、課題、機会について、世界を代表するフィンテックの頭脳の1人から学びたいと思いませんか?
Ronit Ghose氏(CitiのFuture Finance Think Tankの責任者)が、彼の新しい本「#FutureMoney」を掘り下げ、ブロックチェーン、DeFi、AI、メタバースなどの主要な発展と、インターネット時代のお金の変化についてNik Milanovic氏(This Week in Fintechの創設者)とともに探求します。
会話を続けるために、参加者はXDCNetworkのアフターパーティーにご参加いただき、お金、金融、トークン化、文化のデジタルの未来についての議論に参加できます。
今すぐ本のイベントにサインアップして、アフターパーティーのパスを手に入れましょう!
👉この本は、表でイノベーションの先端を伝え、裏で金融業界にXDCの認知度を広めることに一役買っている、というのは言い過ぎではありません。
Topic.❺……BlocksScan Explorer v2がリリース
【補足】
👉BlocksScanは日本語に対応しました。対応したのは「▶」のついたものです。
https://xdc.blocksscan.io (従来のもの)
▶https://beta.blocksscan.io/ (新しいベータ版)
▶https://apothem.blocksscan.io (テストネット版)
👉以下の一番上の項目で日本語表記に設定できます。
👉動画でも説明してくれています。
👉XDC日本代表吉田さんも「BlocksScan Explorerでの日本語対応が開始されました。世界各国で幅広くお使いいただくため、多言語対応は重要な要素になってくると思います。」と言っているように、BlocksScanはいくつもの言語に対応しています。
👉「英語、フランス語、ポルトガル語、中国語、韓国語、ロシア語、日本語、ヒンディー語」と、西側諸国だけでなく、世界の人口ボリュームが大きい部分をカバーしています。
👉BlocksScanの使い方について、XDC.devにアップされていたのでご参考ください。
Topic.❻……Fluent Finance がXDC上で発行した USplus(米ドルステーブルコイン)が FXD に統合へ
(翻訳)Fluent Finance のステーブルコイン プロジェクトは終了しました。XDC ネットワーク上のすべての USPLUS (US+) トークンは、$FXDステーブルコインと交換する必要があります。(1:1 スワップ) 交換された USPLUS (US+) トークン 1 つごとに、FXD トークン 1 つが付与されます。
【補足】
👉 Impel が Fluent Finance と提携して発行していた米ドルステーブルコイン「USplus」、近年動きがなかったことがプロジェクトが終了していたとのこと。
👉最近 Fluent Finance は IOTA とのプロジェクトを推進しており、XDCとの話題も聞こえなくなっていた。
👉なぜこのようなことになったのか。Impelによれば以下のような事情があったようです。
👉つまり、FTX事件の余波で起きた、2023年初頭に米国でステーブルコイン騒動を機に起きた銀行危機に関係しているとのこと。
👉このタイミングで発表した理由は、予想するにFathomのローンチにありそう。FXDへの統合が物語るように、Fathomのプロジェクトによって、プロジェクトの整理が行われたとも解釈できる。
👉というのもImpelのCEOが、「impel は FXD を使用した支払いの受け入れを開始する予定ですか?」という質問に対して以下の答えをしていました。
👉つまり、Fathomの $FXD が今後 ISO20022 のAPI で使用でき、また、Corda Bridge でも使用される、ということです。
👉さらに言うと、FXDは、今後SBIのテストでも使用されていく、ということです。
Topic.❼……XDCブロックチェーン上に USDC(ステーブルコイン)を統合する方法についての解説(XDC.devより)
【補足】
👉XDC.dev で、 $USDC ステーブルコインを XDC ブロックチェーンにデプロイするプロセスが説明されています。
👉まだ $USDC はXDCをサポートしていません。USDCのステーブルコインとの統合が行われることがあれば、流動性の面でも素晴らしい前進なのですが、そのビッグニュースが無い今、すでにこのような準備がされているようです。
👉USDCとの統合は、いつか実現するとみられますが、これもあるある条件が来るまで温存しているようにも思います。というのも
👉USDCは欧州の規制に抵触する可能性があり、それをAtul氏がCodeRun(AI機能)によって対処を模索している段階とみられるからです。
👉つまり、今年7月のMiCA規制施行後に動きがありそうです。
Topic.➑……Tesla 用の車載アプリケーションに XDC ネットワークを統合する開発
【補足】
👉先ほどのUSDCに続き、XDC.devでのAtul氏の共有です。
👉リアルタイムの充電ステーションの空き状況、予約機能、暗号通貨支払い、ロイヤルティおよび報酬プログラムの導入、などまるでTesla車とのソフトウェア統合をほのめかすような内容。
👉とはいえ、このような開発は他のブロックチェーンでも行われていることかと思います。Atul氏が「このようなこともできる」との話題作り、と思いながら、やんわりと期待するのがよさそう。
👉なお、XinFin XDC ネットワーク向けに調整された充電ステーション予約システムのスマート コントラクトの例も示されていました。
Topic.❾……XDSea マーケットプレイスがマルチチェーン展開を予告
【補足】
👉XDC上のマーケットプレイス「XDSea」の共同創業者が「マルチチェーン展開」への準備に言及
👉XDC上のプロジェクトがマルチチェーン化を進めているため、NFTのマルチチェーン対応はどこが進めるのか、というところで、XDSeaが対応を始めるようだ。
👉NFTプロジェクトを進めようとしているのが、Circularity Finance であった場合、やはり最初のマルチチェーン化は「Polygon」と予想される。
👉「Polygon」は、Pluginとの関連でもあるため、そのような予想が成り立つ。(あくまで筆者の考え)
Topic.➓……XDCNetwork 創設者、XVCTech を通して次世代Web3スタートアップ推進に1億ドルを再投資
【補足】
👉記事によれば、この1億ドル投資について
「Tier1 Web3 VC企業5社と協力して Co-GP プログラムを導入、スタートアップが事業開発だけに集中できる環境をつくる。VCともdApps開発を推進に向け永続的に質の高い関係構築を目指す。」との主旨があるようだ。
👉この「Tier1 Web3 VC企業5社」が気になるのですが、調べてすぐには出てきませんでした(わかる方いればお願いします)
👉この多額の投資は、TradeTogether、Propineなどアジア圏でのデジタル資産管理に続くものであるとのこと。
👉アジアの機関投資家の資金を安全に管理する需要に応えるための準備と言えそう。
👉これまでもこの謎資金が多くのプロジェクトに投下されてきたが、XDCエコシステムの発展に寄与するからこそ行われる、という見方も持っておきたい。
🎊おまけ🎊……TFDinitiative ポッドキャストに INX 資本市場担当副社長が出演
【補足】
👉TFDinitiative に参加する INX。今後貿易金融資産のセキュリティトークンの流通先になるための重要なパートナーが、どのようなことを語ったか。
👉AIを使って翻訳したのでご参照ください。
(翻訳)私のチームには、貿易金融に強い関心を持ち、どのようにこの分野に参入し、この分野にインパクトを与えることができるかを考えているメンバーが何人かいます。Tradeteq チーム、XDC のようなテクノロジー・プロバイダーとも話をしました。
とても集中できるこの貿易金融スペースにいることにとても興奮している。非常に焦点を絞った会話になるでしょうし、うまくいけば、双方にとって手っ取り早い勝利につながるかもしれません。
不動産がトークン化によって変貌を遂げたとは言い難く、これはほんの一例です。トークン化されたモデルから大きな恩恵を受ける可能性があるのは、金融市場の中でも私募債や負債証券といった業種や資産クラスです。
世界経済がソフトランディングしているという点では、多かれ少なかれ意見が一致している。FRBやイングランド銀行、ECBがいつ利下げに踏み切るのか、誰もが注目している。暗号通貨業界全体が非常に盛り上がっており、トークン化の機会を探っている私たちのビジネスに直接的な効果をもたらしています。
私たちは今、より大きなエコシステムの一員であり、INXがRepublicと関係を持つことで、年間数百社、計3000社近くに及ぶ企業と取引するRepublicが、時間をかけてー取引所としてINXを利用することができます。このような関係を通じて、私たちは非常に興奮しています。
🎊おまけ🎊……XDC開発者とバイナンス共同創業者のツーショット
【補足】
👉XDCの基幹開発者 Runlai Deng 氏とバイナンスの共同創業者である He Yi 氏が、ビットコインピザデーでツーショット写真を掲載している。
👉Runlai Deng 氏はXDC2.0のサブネットなどを説明するのにたびたび登壇している方です。
👉He Yi 氏は、CZ氏を陰で動かす、長年の恋人だったといわれる人物です。
👉上記写真は以下と同日の出来事です。
👉Runlai Deng 氏はこのように語っていました。
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