Weekly XDCダイジェスト vol.102 (2024.2.25-3.2)
(👆2024年1月の「業界優位性」特集動画、👇2023年10月の「通貨用途」特集動画です)
(👆レイヤー1「XDC」、それとタッグを組むオラクル「PLI」👇解説動画)
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてファンコミュニティの一員として、私が勝手に日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
あくまでファンの目線からになりますが、仮想通貨XDCについてまとめた内容、情報の共有程度に見ていただけたらと思います。
ではさっそく参ります!(ぜひ、内容にご指摘あればコメント欄等で😊)
なお、XDC Network Japan の Tadashi YoshidaさんによるWeekly解説がある時は優先して引用させて頂きます!(勝手に掲載すみません🙏)
Topic.❶……ETHデンバー 2024の総括
【要点解説】
(※XDC日本代表 吉田さんの解説抜粋)
👇1日目の様子その❷
👇2日目の様子
👇ETH Denver でのハッカソン賞金
Topic.❷……ETHデンバー 2024でBilly氏講演「大規模トークン化:RWAsの登場とそれらが暗号生態系に与える影響」
【要点解説】
(※XDC日本代表 吉田さんの解説抜粋)
こちら18分程度の内容をブログにて全文日本語訳しましたので、ご確認ください!
Topic.❸……ETHデンバー 2024でQuincy Jones氏講演「トークン化の未来と仮想通貨の需要」
【要点解説】
(※XDC日本代表 吉田さんの解説抜粋)
なお、冒頭5分の内容をChatGPTにて翻訳をしてもらいました。ご確認ください!
【翻訳】
「みなさん、こんにちは。今日はトークン化の未来とそれに伴う仮想通貨の需要についてお話しします。まずは自己紹介から。こんにちは、私はクインシーと言います。私はFTCネットワークのSolidity開発者です。興味深いことの一つは、私は頻繁にアプローチされるんですよね。おそらく皆さんも同じように、他の多くの開発者と同じように、人々は私にどうしてあなたのネットワークが特別なのかとか、暗号通貨が何故素晴らしい技術なのかとか、時には非暗号通貨の人たちがなぜこれが素晴らしいテクノロジーなのかと尋ねてきます。通常、行く先々での答えは、さまざまな技術仕様やトランザクションの処理速度(TPS)、そのチェーン上で進行中のプロジェクトについて話すことが一般的です。しかし、私は最近、特にトークン化の時代において、現実の資産のトークン化が興味深いと感じることがありました。興味深いのは、何がトークン化されているかということだけでなく、これらのネットワークを特別なものにするわけではないということです。なぜなら、これらのネットワークはすべて何かをトークン化しようとしているが、私が気づいたのは、異なるネットワークがそのネットワークに特有のレベルの活動を促進しているということです。通常、小売業界の人々はこれをコミュニティと見るかもしれませんし、産業界や法人の空間では取引先と見るかもしれません。しかし、結局のところ、ネットワーク内で特有の活動に参加している人々のプールが形成されるわけです。そして興味深いのが、そのネットワーク内でしかできないような特有の活動が生まれるということです。これがネットワークを異なるものにしているのです。そして、これが本当に面白いのは、異なるネットワークには異なるコミュニティが存在しているということです。これは特に現実世界の資産トークン化において非常に興味深いことです。なぜなら、ゲームのコミュニティやゲームに焦点を当てたネットワークでゲームをやり取りしている人々を見ることができるからです。また、トレードファイナンスに重点を置いたネットワークでは、トレードファイナンスに携わるコミュニティが発生しますし、小売業の仮想的な商品に関与している人々はそれに焦点を当てています。そして最終的に起こるのは、これらのネットワークに参加するためには、そのネットワークに移動する必要があるということです。
では、これらのネットワークを異なるものにしているのは何なのかを話すとき、特にEVMなどで顕著ですが、それは技術ではなく、コミュニティ、取引先、そしてそれらのネットワークで促進されている手段なのです。さて、特に暗号通貨の中で興味深いと感じるのは、暗号通貨の目的は何なのかということです。暗号通貨はほぼ単なる人々の間のこの種の取引の媒体であるかのように思われることがよくあります。人々がよく言う大きなことは、ドルがあり、暗号通貨がドルを置き換えているということですが、私はそれ以上だと思います。(続く・・・)
👉つまり暗号資産においては主要用途を確立したチェーンに人々が集まる、ということを物語っているかと。続きが気になりますね。
Topic.❹……2/27にUAE経済省、アブダビ経済開発省、世界経済フォーラムが初開催する「TradeTech Forum 2024」に XDC関連メンバーが登壇
【要点解説】
こちらのイベントは、世界中から150人の貿易リーダーと専門家が集め、貿易技術とより効率的で包括的で持続可能な世界貿易環境を促進する方法について話し合う場とのことで、今年から開催された年次フォーラムです。
その記念すべき1回目のスピーカーに、XDC関連メンバーが多く登壇しています。
👆の通り、TradeFinexのSaloi氏、TradeteqのGugelmann氏、XDCアドバイザーのAndre Casterman氏を確認。
【翻訳】アブダビで開催された第13回WTO閣僚会議におけるTradeTechフォーラム2024がICCと協力して閉幕した。貿易のデジタル化が注目を集める中、この閣僚会議はMSMEに力を与え、包括的な世界貿易環境を促進する上で極めて重要です。
とのことでした。このイベントは今年1月に世界経済フォーラムの年次イベントダボス会議の延長です。この流れの中にXDCがいることが改めて確認できました。
Topic.❺……XVCTech、透明性高く効率的で公平な音楽IP市場を創造するスタートアップ「Bolero」に200万ユーロを出資
【要点解説】
「Bolero」は、2021年に創業した 3周年を迎える、分散型音楽著作権投資インフラに取り組むプロジェクトです。スウェーデン拠点です。すでに60社以上の権利保有者と契約を結び、登録顧客は1万人を超えているとのこと。
XVCTechは直接XinFin創業チームが関わるベンチャーキャピタルであり、今回新たな投資先を紹介しています。
これまでXVCTechが投資しているのは、ゲーム業界、中古車販売マケプレ、サッカーのファンエンゲージメントプラットフォームなどと貿易以外のWeb3業界です。特にすでに市場に存在感を示しつつある事業への投資であり、これまでXDCで開拓されてこなかった分野との印象があります。
XDC Networkを活用した事例がここから登場することを期待したいところです。
Topic.❻……SBI XDC Network APAC、XDC Trade Network との会談レポート発表
【要点解説】
冒頭、SBI XDC Network APAC の新メンバーのご紹介、加藤氏の言葉から始まりました。心強いです。
👇それに伴い、SBI XDC Network APAC のXアカウント👇
👇加藤さんのXアカウントをご紹介されています👇
有難いことに日本語の記事なので、ご覧いただくことがよろしいかと思いますが、あえて気になった点をピックアップすると
SBI XDC Network APAC、シンガポール出張でXDC Trade Network社のSunil氏・Chen氏と戦略議論。そこで
・同社プロダクトの開発状況確認
・今後のロードマップの確認
・SBIグループとの協業の可能性
現状、開発が進んでいるサービス機能は
❶船荷証券(B/L)を含めた貿易書類の電子発行
❷書類記載の内容を各種法令等と照らし合わせて問題が無いか検証する照合機能
❸信用状 (L/C)取引に代わる貿易金融としての輸出者・輸入者間の決済サービス
今後の流れとして
・SBIグループとのNext Stepに向けたタスク落とし込みができ、活動を本格化
・MLETRに基づきシンガポール等を輸入国、日本などを輸出国としたPoC(実証実験)を進める
・貿易金融サービスで得られた利益の一部をXDC保有者に還元、ステーキングを進めていく予定
・今後、Webinar等を通じて積極的に情報発信もしていく
とのことでした。XDC日本代表の吉田さんは今回のことをこのように語っています。
🎊おまけ🎊……EU議会が個人・企業に対する金融機関の即時支払いに関する規制を採択
【要点解説】
世界的に決済期間を短縮化する流れがあります。これまで金融機関を介した送金や決済には長いと2営業日かかる、などと言われていますが、特にEU圏内ではそれを最短縮する流れが始まろうとしています。
これは結論として、「トークン化」(暗号資産・ステーブルコイン・セキュリティトークン)を促す道となりそうです。(なぜならそれが最短で送金可能な技術だから)
👇そしてこのIBANとは何か👇
IBAN(International Bank Account Number)とは、英数字で構成されている統一規格のコード(最大34桁)です。銀行が国際送金が正しく処理するために使用されるもの。
👇なぜこのようなことが進行しているのか👇
👇ここで注目したいGlobiancePay👇
GlobiancePayはまさに金融機関、ビジネス、個人向けの決済革命を目指しており、IBANに対応しています。先回りをしているサービスである、と捉え取り上げました。
🎊おまけ🎊……貿易金融のための XDC ネットワークで ERC-404 の力を解き放つ
【要点解説】
『 XDC Network での ERC-404 の採用』と題した記事。
「ERC-404」とは、半代替可能トークンのことで、NFTでありながら1000個まで分割ができる、という、いわば暗号資産とNFTの両方を備えた実験トークン規格です。今年2月にイーサリアム周辺で話題になり、この一時的な流行がガス代高騰を招きました。
ですが、このERC-404トークン規格、なんと次の用途として使えるのだそうです。
請求書融資、信用状発行、貿易決済の自動化、所有権の細分化、流動性の向上、(→企業キャッシュフロー最適化)
つまり、XDCのユースケースである「貿易金融資産」のトークン化に最適とのこと。
以下の記事はXDC.devでの「XRC-404」トークンの提案です。つまりイーサリアム上のトークン規格をXDC上のトークン規格に変換している様子が確認できます。
このトークン規格登場を追い風にできるか注目。
🎊おまけ🎊……The UK Law Commissionは、暗号通貨を個人財産の別個のカテゴリーとして正式に分類する法案を提出
【要点解説】
「The UK Law Commission(法務委員会)」というのは、英国の法律見直しをする独立機関のこと。
2023年9月に英国で可決された電子文書貿易法案(ETDA)の発起人もこの法務委員会によるものでした。
それがまた新たな法案可決に向け動いています。
この法案が可決されれば、仮想通貨(デジタル資産)が財産として認められ、紛争・トラブル時に法律が明確化され裁判などが子力を持ちます。
つまり、仮想通貨が一人前の財産として扱われることになるということですが、こうなれば安心して仮想通貨を保有できるようになります。
上記はThe UK Law Commissionの法務長官サラ・グリーンさんです。貿易金融資産の普及を目指すTFD Initiativeに参加して、機関投資家向けのイベントで講演も行っています。
そのイベントではXDCの貿易金融資産を終始説明されていました。
つまり、仮想通貨(=トークンアセット)が法的に守られれば、本格的にこの種の資産(XDC)は普及できる、という流れが見えます。
この法案はまだ保留段階で、3月22日まで協議が行われます。
もう少し先になりそうですが、英国の機関投資家はこの先に何をするのか。こちらの動向もチェックです。
🎊おまけ🎊……R3、業界団体UK Finance委員長を過去6年間務めたボブ・ウィグリー氏を非常勤取締役に任命していたと発表
【要点解説】
記事の内容によると、ウィグリー氏の過去実績は
UK Finance(業界団体)在籍時
・政府にトークン化証券の導入を支援
→「デジタル証券サンドボックス」が稼働
・「英国を世界リーダーにする道筋」を概説
・規制責任ネットワーク(RLN)の調整他経歴
・Blockchain(.)com のアドバイザー
・メリルリンチ ヨーロッパ元会長
・イングランド銀行の法廷委員
・LSEGのLCHクリアネットの非常勤取締役
・高級婦人服ブランドVictoria Beckham会長
・ユーロクリアの非常勤取締役
・「持続可能な開発のためのブロックチェーン委員会」の創設委員
・ケンブリッジ大学オルタナティブファイナンスセンター内のジャッジ ビジネス スクール名誉フェロー
・イングランド銀行のクロスマーケットオペレーショナルレジリエンスグループ共同議長
この発表をR3のCEO、デビッド・ラッター氏は「非常に貴重な追加となるだろう」と語っています。
やや妄想が入りますが、R3の提供するデジタル証券はこの方の神通力?により、英国の発展に寄与するカタチで地位を得る。そのデジタル証券発行にはR3 Cordaが…。決済通貨には…。まだ先の話なので、何も決まっていません。
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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