『FathomDAO』からの集積情報シェア vol.❷ (2024.2.20)
masuoblog
こんにちは、マスオです。
今回はFathomに関する情報を不定期発信する回です。
Fathomについての情報を「今」広めた方がよい、その理由を最初に私なりにカンタンにお伝えさせて頂きます。
今後大規模な機関投資家の資金を誘導しながら Fathomが XDC の大きなDeFiユースケースになると見込まれます。個人投資家の私たちとは異なる次元のマネーが投下される可能性がありますが、ここで私も含め多くの人が「DeFiを活用するか否か」という岐路に立つかと思います。一般的にDeFiは自己責任となるため敷居が高く思われます。しかし、利回りを得るにあたりDeFiのメリットは非常に大きいです。すると今後予想されることとして、今までXDCに期待を寄せていたコミュニティよりも、既存のイーサリアムなどのDeFiユーザーの方々が XDC の成長による恩恵を受けやすくなる、ということになるかもしれません。（これは非常に複雑な気持ちがします）
そこで、最近登場したこのFathomの非公式Telegram「Fathom DAO」がFathom公式に先駆けてコミュニティを作りDeFiやXDCに関する深い話題を取り上げています。
（リンク先）https://t.me/FathomDao_unofficial
👉以下のこちらの方が中心になってコミュニティを立ち上げてくださいました。
（👉Fathom公式のTelegraｍはまだ正式稼働していません。）
この非公式TelegramにはすでにFathomメンバーの方々（タイラー氏・アントン氏・マニュエル氏・他にもさらに…）も参加しています。ここでこれまでXDCでの問題点とそれを打開する貴重な議論が繰り広げられています。今後DeFiの啓蒙を進めていく予定もある、とのことで、多くの方がこの場を活用をしていければいいなと思っています。
ただ英語がメインですので、私の方でGoogle翻訳してその情報をシェアさせて頂きます。今後DeFiの理解を共々深めていく足場にして頂ければと思います。
今回の内容はこれで以上です。もしもこの見解に相違があるかもしれませんので、もしご興味があればぜひ FathomDAO・Telegramをご参照ください（以下です👇）
Circularity Finance と Fathom が協力？（2024.2.6）
Circularity FinanceのTGからエキサイティングなニュースをお届けしました。
（Circularity Finance 共同創設者の言葉抜粋）
Fathom のエコシステムに興味があるので、Fathom と特別な料理を用意しています。目標は、ネットワーク上で最高の人材と協力して、ネットワークにより多くの価値をもたらすことです。発表前のちょっとした発表については話せません。
(👇補足：Circularity Financeとは？）
CIFI's Strategic Positioning in the Evolving Crypto Landscape - Developers Forum for XinFin XDC Network
The Changing Crypto Environment The cryptocurrency landscape is witnessing a significant...
📗整理📗… FathomとCircularity FinanceというXDC上のDeFi同士の協力により、XDCの流動性が高まる期待がある。
$FXD の換金方法は？他ステーブルコインについての考え（2024.2.9）
質問者：FXDを法定通貨USDに交換する最良の方法は何ですか?
マニュエル氏：ビジネスの場合は、Propine Custody を使用できます。 現時点では Bitrue のような CEX での USDT とのスワップを介してのみ小売可能です。 私たちはダイレクトオフランプ（暗号通貨の換金）に取り組んでいます。 しかし、HODL する方が良いでしょう。
参加者：KYC は、暗号通貨ウォレットから直接 1%（手数料） でビザからのランプをオフにします。私は使用していませんが、それについて読んだだけです。
マニュエル氏：ありがとうございます。 私たちは同様のものを探しています。
現実的には、USDT はほとんどの法定通貨ブローカー/オフランプにとって選択される通貨です。 さまざまなプラットフォームで豊富なFXD-USDT流動性を確保することが優先事項です - 少なくともUSDTが崩壊するまでは…（ニュアンスは不明）
参加者：ネイティブ USDT と USDC がまだ XDCNetwork でリリースされていないのは残念です。
マニュエル氏：USDT がすぐに来ることを願っています、いくつかの噂を聞きました。USDC も良いと思いますが、他にも問題があると感じています。 まるで超敵対的な規制当局のようだ…
📗整理📗… Fathomでは直接的な $FXD 換金の手段を準備している。
USDTとUSDCには両方規制リスクが存在するとの認識
$FXD を借りた場合と $FXD を鋳造した場合の違いについて（2024.2.10）
質問者：やあ、みんな。 いくつかの質問があります。
- Fathom.fi から FXD を直接取得するには、「オープンポジション」で XDC を過剰担保するだけでよいでしょうか? この方法でFXDを取得すると、「借りた」と言われます。 それは、fathom.fi に預けられた担保金額から金利が請求されるという意味ですか? そして、ポジションを長期間オープンしたままにしておくと、最終的にポジションが清算されることになるのでしょうか?
- すると、FXD の主な借り手のみが金利要求による清算の対象となるのでしょうか?
- では、例えば Bitrue から FXD を購入した場合、FXD は手元にありますが、実際に担保が掲載されていないため、fathom.fi で担保が清算されるリスクはありません。
- 私が考えている理論的根拠は、他の場所のFXD流動性プールに貢献するというものです。 借りた場合、fathom.fi の FXD 利息は、プールや農業からの手数料や報酬によって相殺される必要があります。 しかし、FXD が (借りたのではなく) 購入しただけであれば、fathom.fi とプールの両方を監視する必要はありません。こう理解していますがいかがでしょうか。
マニュエル氏：CDP（Collateralized Debt Position：担保付き債務ポジション＝XDCを過剰担保してFXDを発行すること）を開設した場合、XDCを取得するためにローンを返済するときにのみ利息を支払います。 通常の利息を支払うことなく、好きなだけポジションを開いたままにしておくことができます。 鋳造の代わりに $FXD を購入した場合、利息はかかりません。
（👇以下補足：公式サイトでも区別されています）
📗整理📗…（マスオ的理解、訂正ご指摘あればぜひ）
👉Fathomには２種類の「FXD」がある
❶ FathomでXDCを過剰担保して発行される「$FXD」
※上記「Open Position」にてCDP(担保債務のポジション）を開設すること（＝FXDを借りる、とも表現できる）
※❶の場合は、FXDを返却してXDCを取り戻すのに安定化手数料（未払い利息）を支払う必要がある。
❷ Bitrueなどで購入して入手した「$FXD」
※Bitrueで通常のUSDTステーブルコインのように購入したFXDのこと
※❷の場合は、利息はかかりません。
📗整理📗…（マスオ的理解、訂正ご指摘あればぜひ）
Fathomでは主に以下の５つのサービスを用意している。（未稼働含め）
そのうちの１つが「$FXD」。
「$FXD」には今のところ２つの用途「Deposit（入金する）」「Borrow（借入する）」が記載されている。これらは以下を意味する。
・「Deposit（入金する）」・・・Vault
・「Borrow（借入する）」・・・上記❶により $FXD を入手すること
「Vault」とは？
- 上記❶❷関係なく入手した $FXD をVaultに預けることで、Fathomが扱うRWA（USTYなど）の運用利回りを獲得できるサービスのこと。
- Vault内の利回りはスマートコントラクトで自動的に最適化され、好条件の利回りが提供される（と見られる）
- さらには・・・👇
翻訳：（FathomDAO：管理人より）
最終的には、他のチェーンに存在するものと同様の、Yield Aggregator と呼ばれるツールが登場します。 資産を増やしたり、ポートフォリオを管理したりするのに非常に役立ちます。
Yearnは2020年にローンチされたと記憶していますが、2021年のDeFiブームではイーサリアムを中心としたDeFiエコシステムが急速に人気を集め、多くのツールが登場しました。 Fathom は、RWA (Real World Assets) を組み込んだアップグレードされた製品を提供しているようです。
📗整理📗…（マスオ的理解、訂正ご指摘あればぜひ）
以下、Fathomに表記されている「Borrow」は２種類あり両者は異なるものです。
・Borrow FXD（上記❶のこと：FXDの過剰担保借入）
・「Borrow」（＝レンディングサービス）
（翻訳）近日公開：Fathom では、仮想通貨やトークン化された現実世界の資産を含むあらゆるデジタル資産を貸し借りできます。
（👉こちらはFXDではなく、その他資産を貸し借りするもの）
（上記内容は2024.2.22にFathomDAO管理人からご指摘頂き修正できました。ありがとうございました。🙇♂️）
Fathom DAOに Fathomメンバーのヴィタリー氏が参加（2024.2.13）
ヴィタリー氏：こんにちはDAO。 私の名前はヴィタリーです。 私は Fathom プロトコルのフロントエンド リーダーです。 UI の改善について提案がある場合、またはいくつかのバグに直面している場合は、私に直接メッセージを書いてください。UI/UX が高いレベルにあることは、私たちのチームにとって非常に重要です。
現在、チャートセクションの改善を準備しており、これらの変更を間もなく展開する予定です。
（👇補足・ヴィタリー氏のFathom DAOご参加で、Fathomメンバー４人目となりました。）
📗整理📗… バグ報告、UI改善のご意見はFathomDAOでヴィタリー氏にお声掛け
$FTHMがXSwapで取引されCMCに掲載（2024.2.15）
参加者：$FTHM（Fathomのガバナンストークン） XSwap ボリューム（取引量）が CMC（CoinMarketCap） に追加されたのは嬉しいことです。
参加者：FathomDEX も Dapp 情報プラットフォーム、CG（CoinGecko）、CMC（CoinMarketCap）に上場すべきだと思います。
（👇補足：CMCへの上場とは、以下のXSwapのように取引所の基本情報や取引の集計データが追跡されることを言います。）
※XSwap V3は最近CMCに上場しました！
📗整理📗… 今後FathomがCoinMarketCapなどにリストされれば、XSwapのように $FTHM ・ $FXD などの取引データが確認できるようになる（認知度も上がる）
Fathomの扱うオラクルとは？（2024.2.17）
👆上記動画で触れた話題を掘り下げた内容
参加者：Fathom チームは、ステーブルコインの規制、Fathom が超過担保ステーブルコイン $FXD を構築した方法、その計画など、多くの興味深いトピックについて @anna_tutova と議論しました。 これらの計画には、保管庫、融資サービス、オラクルの開発、トークン化された現実世界資産 (RWA) の使用が含まれます。
タイラー氏：ステーブルコインを使用するオラクルは、今年製品化する予定です。 Fathomが使っています。 Chainlink は、機関向けの RWA オラクルであることについて大々的に語ることができますが、支払いに暗号資産 (LINK) を使用しているため、これは本質的にどの機関もそれらを使用できないことを意味します。 企業のトレジャリーは暗号資産を帳簿上に直接保持することはできません。
質問者：こんにちは、タイラー。 質問があります。 Fathom 自身が Oracle を構築すると聞きました。 Fathom でプラグイン Oracle は使用していますか? Plugin Oracle を使用していないのだとしたら、これは PluginもChainlinkのような暗号資産の支払いモデルだからでしょうか？
タイラー氏：一般的に、DeFi プロトコルが複数のオラクルを使用するのは良いことだと思います。私たちは PLI を使用していますが、独自のオラクルを起動する機会もあると考えました。
複数のオラクルは、問題が発生したときに問題を防ぎます。
ステーブルコインの使用は、他のオラクルプロバイダーが行っていないことです。
LINKに関するフィードバックは、複数の機関、数十億ドル規模の貿易会社からの直接のフィードバックです。
質問者：なるほど、より堅牢なオラクルを構築するために、Fathom はオラクルそのものを構築するのですね。
タイラー氏：その通り。 FXDのユーティリティがステーブルコインとして機能するためです。
参加者：技術的な観点から素朴な質問に思われるかもしれませんが、Fathom が開発している FXD ベースのオラクルについて、個人がノードを所有することは可能ですか?
タイラー氏：可能性はありますが、これは未定です。 開発が早すぎる。
質問者：Fathom には、自身のプロトコル用に開発する以外に、Oracle の機能をサービスとして外部プロトコルに展開する計画はありますか?
タイラー氏：はい、他のプロトコルでも使用できるようにこれを製品化する予定です。2024年後半に。
FXDの発行は今後数週間で複数のM（数百万）に達するだろう。 いくつかのエキサイティングな組織的パートナーシップが進行中です。
質問者：Fathom はデータ フィードの料金をどの通貨で支払うのでしょうか? FXDですか？ XDC エコシステム内に複数の XDC ネイティブ オラクルがあるのは良いことです。 これをプラグインと共有する予定はありますか?
タイラー氏：FXD、そうです。
📗整理📗… Fathomのオラクルとは
・複数のデータフィードで安全性を高めるためのもの。
・そのオラクルは外部サービスとして2024後半に展開予定
・ノードについては非公表
・データフィード利用料は $FXD を使用予定
Fathomでは Yieldteq の USTY が扱われる？（2024.2.17）
質問者：Tradeteq の xdcteq ($Trada) は中断されたプロジェクトですか?最近連絡がないので気になっています。
タイラー氏：これには関与していません。Yieldteq からトークン化された資産（USTY：米国財務省担保証券トークン）のサポートを追加する予定です。RWA 保管庫（Vault）経由で。
質問者：USTYもFathom Vaultの稼働を心待ちにしているようです。
タイラー氏：これにより、トークン化資産のオリジネーターの流通チャネルとして DeFi を使用する、という Fathom の当初の目標の 1 つが達成されます。
セキュリティトークンには、直接販売またはボリュームのない高い壁に囲まれたマーケット以外に実際の市場はありません。 これがDeFiの理由です。
質問者：たとえば、Fathom から USTY を購入して財布に入れることはできますか?
タイラー氏：FXDを入金してUSTY（およびその他のトークン）へのエクスポージャーを得ることができますが、USTYを直接所有することはありません。 第三者の保管機関とともに開催されます。
また、自分が所有している USTY (およびその他) を持ち込んで、直接保有し、それに対して貸し借りすることもできます。
それは第 2 四半期が開始されます。 USTY は Securitize を通じて直接入手できます。
質問者：多くの人は、RWA は誇張された話に過ぎないと言いますが、XDC ネットワークと Fathom に興味を持ったら、作成されている製品が実際にどれほど効率的であるかを理解するでしょう。 もうすぐ、誰もが知ることになるでしょう。
タイラー氏：RWA はブロックチェーンの主な使用例です。 ブロックチェーンに数兆ドルがアクセスすると信じている場合、これを達成する唯一の方法は RWA を介することです。 それらの数兆ドルは、従来のレールと製品上の RWA に留まっています。
質問者：流動性プロバイダーがあれば、DEX で USTY を購入することもできますね。
タイラー氏：ブロックチェーンは、インターネットがデータを移動するのと同じように、価値を移動するために構築されています。 その価値は RWA にあります。
質問者：仮想通貨投資家は、将来的にはDEXのFXDでトークン化されたAPPL株を購入することでポートフォリオを多様化できる日が来ると感じています。
私たちには信頼できるトークン化製品プロバイダーがいますので。
タイラー氏：♥
（👇補足：USTYとは？）
Tokenized U.S. Treasuries Arrive to XDC Network as Digital Bond Market Grows
The market for tokenized U.S. Treasuries has grown nearly sixfold to $622 million this year, as real-world assets on blockchains keep expanding.
📗整理📗…
・DeFiでこそセキュリティトークンは流動性を高められる。
・FathomでユーザーはVaultによって間接的にUSTYを所有できる
・そのUSTYを貸し借りすることもできる
・2024年第二四半期を予定
もしもFathomのトークン $FTHMのステーキングにご興味があれば以下をご活用ください！
【初めてのDeFi】XDC上の『Fathom』でカンタン実践講座❸ ～FTHMステーキング 編～
こんにちは、マスオです。 前回はFathomで「通貨の交換（スワップ）」を行う方法を紹介しました。 今回は「FTHM」という通貨を使って「ステーキング」を行っていきます。 …
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“『FathomDAO』からの集積情報シェア vol.❷ (2024.2.20)” に対して2件のコメントがあります。