Weekly XDCダイジェスト vol.83 (2023.10.8-10.15)
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(👆2023年10月アップした動画です✨2銘柄のユーティリティ解説)
(👆レイヤー1「XDC」、それとタッグを組むオラクル「PLI」👇解説動画)
XDC Foundationがまとめた週報をもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。
ではさっそく参りましょう!(ぜひ、内容にご指摘あればコメント欄等で😊)
Topic.❶……Ankr が XDC ネットワークのインフラをサポート、XDC開発者が革新的なWeb3ユースケースを追求できるように
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【要点解説】
今回のこの提携は開発面でのメリットなどで話題になっているが、具体的にAnkrのホームページから以下の5つが確認できます。
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この中でも投資家にとって注目なのが、緑色で示した「リキッドステーキング」というProof of Stake(PoS)を採用するブロックチェーンが提供する利回りサービス。
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Ankrでは上記のブロックチェーンの「リキッドステーキング」を扱っているが、今後ここにXDCが追加される見込みです。
※「リキッドステーキング」は一般的なステーキングとはちがい、"二重で利回りを受け取れる可能性がある"という利点があることを以下X投稿でまとめたのでご参照ください。
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Topic.❷……ElectricCapitalの開発者レポートで、XDCネットワーク上のフルタイム開発者の数が前年比 +800% 増加を確認
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【要点解説】
XDCのコアシステム開発者の数が1年間で8倍に増えている、ということを紹介したトピック。
ソースとなるのは以下のサイトで、こちらの10名という月間アクティブ開発者の数が伸びているとのこと。
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(フルタイム開発者とは)月に 10 日以上コードをコミットした開発者
https://www.developerreport.com/ecosystems/xdc
この数字が小さいとの見方もできますが、ブロックチェーンの基幹部分に関わる開発者のことであり、この数が増え過ぎることのデメリット(費用負担など)もあると思います。
ましてやブロックチェーン界隈の開発者は全体的に数を減らしている傾向がある中で、コア開発者が著しく伸びたことを見るべきかもしれません。
※なお、発端はこちら仮想通貨インフルエンサーのクリプトエリさんの投稿した内容と見られます。
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※今後求められる開発者の数というのは、エコシステム全体の開発者数。これについてはXDC.devでこのように報告されています。
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Topic.❸……TradeteqチームがXDC財団などと協力してイベントを後援する「貿易金融投資家デー(TFDイニシアティブ主催)」が近づいている
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(TFDイニシアティブのXアカウントが最近立ち上がった👆)
【要点解説】
10月19日‐20日に迫ったこのイベントは、貿易金融を投資可能な資産にするために立ち上がった「TFDイニシアティブ」にとっては、これまでの準備が遂に整いそれを投資家にお披露目する会と言えます。
その運営は、「資産運用会社、銀行、保険会社、ノンバンクのオリジネーター、サービスプロバイダー、テクノロジープロバイダーに至るまで、大手金融機関のメンバーによって運営されてきた」と言われるように、以下のような世界金融大手の面々によって執り行われます。
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その中でも、唯一パブリックブロックチェーンとして参加しているのがXDCということからも、このイベントはそのベース技術を支えるXDCをお披露目する会にもなりそうです。
Topic.❹……10月15~18日にドバイで「Future Blockchain Summit」開催へ
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【要点解説】
アラブ首長国連邦・ドバイで大々的に開催されるブロックチェーンWeb3イベントの「戦略的スポンサー」としてXDCが参加するそうです。
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今回はXDCの主拠点ドバイでのイベントということで多くの参加が見られそうだが、セッションなどに登壇するのは「XDC Trade Network(XDC貿易部門)」「Comtech Gold(金トークン)」「XVCTech(ベンチャーキャピタル部門)」です。
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Topic.❺……xinfin.orgのサイトがリニューアル!
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【要点解説】
今回のHPリニューアルはXDC日本代表・吉田さんが携わっているようで、「日本語版も・・・」との含みを持たせながら以下のようにご紹介していました。
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今回のリニューアル版で個人的に注目したのが今後リリース予定の「XDCサブネット」で、その使用例に“クロスチェーン”、“サプライチェーン”など機能の多さが目を引きました。(→トピック❻に続く)
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そして、もう1つがXinFinチームの編成。メンバー一覧に吉田さんやコアチームの面々が改めて表記されていて、各々クリックすると詳細なプロフィールなども確認できました。(のでぜひ確認してみてください!)
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Topic.❻……「Smart Market(スマートマーケット)」に向けてPlugInとの接点が見えてくる
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【要点解説】
「スマート・マーケット」構築に向けて、今回はXDC上のオラクルPlugInメンバー4人(+PlugInアドバイザー1人)が一堂に会してオンラインセッションを開催するとのこと。
そもそもスマートマーケットとは?オラクルとの接点は?を知るために、まずWikipediaから。
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要するに、電力・ガス・天然ガス・牛乳・小麦粉などの商品を「金融市場」のように売値と買値をマッチングして自動的に取引する仕組みのこと。
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今回はスマートマーケット構築のために分散型アプリが必要で、その分散型アプリ構築で商品の価格をフィードするにはオラクルが必要、ということかと想定できます。
そして、この「スマートマーケット」というのは、トピック❺の「XDCサブネット」を使って作られていくことが、過去の説明動画(https://x.com/masuokeikaku383/status/1709870364350693868?s=20)から確認できます。(以下スライド抜粋)
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そして以下に「XDCを使用して、アプリケーション間で決済の形で資金を移動できる」とあるように、このスマートマーケットではXDCが主要な決済通貨になるということが見えてきそうです。
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🎊おまけ🎊……(関連記事紹介)Fluent Finance が USPlus ステーブルコインを IOTA と Shimmer に導入予定
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【要点解説】
これまでXDCブロックチェーン上で展開されていたFluent Finance発行のステーブルコインUSplusが、古参のIoT用ブロックチェーンである「IOTA」とそのサポートネットワーク「Shimmer」にも対応予定とのこと。
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つまり、Fluentのステーブルコインがマルチチェーン化してIoT分野でも使われるようです。
チェーンをまたぐ未来を今から描いているこのFluentがどんな展開を見せるのか、XDCと同じようにISO20022に関連する銘柄が融合するのかを楽しみにしています。
🎊おまけ🎊……TemasekのCEOが日本の西村経産大臣と(Ryoさんの投稿引用)
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【要点解説】
日本の経産省の西村大臣とシンガポール政府系投資ファンドTemasekが交流していたことに、界隈にお詳しいRyoさんがXDCとの接点を紹介してくれました。
日本の貿易とXDCの展開する貿易プラットフォーム「TradeFinex」との接点が見えてくるか、という期待がこの投稿の掲載リンクから感じられそうです。
5年前のXinFinが分かる資料、Ryoさん投稿の引用ありがとうございました😊
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🎊おまけ🎊……(関連記事紹介)「R3 Corda プラットフォームは XRP を活用していません」
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【要点解説】
XRP コミュニティの著名な人物である Moonchaser氏が、R3 Corda と XRP・XRP Ledger (XRPL) との関係について一般的な誤解を明らかにした、という記事。
具体的には、R3 Corda は2018年にXRPを決済に利用するつもりだ、という発表があったが、これは概念実証に留まっていて、R3は代わりにXDCを選択しています。
その後R3とRippleの間で法的紛争につながり機密和解したとも言われたり、さらにはR3との合弁事業である SBI R3 Japan への SBI グループの関与についても言及されたり、とR3を取り巻く関係性の深層を追求しています。
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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