Weekly XDCダイジェスト vol.77 (2023.8.27-9.2)

(👆レイヤー1「XDC」、それとタッグを組むオラクル「PLI」👇解説動画)

こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。

仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。

ではさっそく参りましょう!(ぜひ、内容にご指摘あればコメント欄等で😊)

Topic.❶……XDC上で初のトークン化された米国国債の発行を発表

 【要点解説】

今回の要点は、XDC上で証券トークン化サービスを手掛けるTradeteq(正確にはその子会社Yieldteq)が、米国短期債券を担保にしたトークン商品「USTY」を発表したことにある。

しかも下記のように米国で証券トークン取引所の先駆者である「Securitize」と提携してそれを販売できることにも注目。

これまで米国債のトークン化を発行したパブリックチェーンはStellar、Polygonなどの有名チェーンだったが、今回これまで知られていなかったブロックチェーンXDCが一気に「米国債を扱う」「有名取引所で流通する」という二段飛びの発表をしたことが大きい。

Topic.❷……ETH トロント ハッカソンでのXDCネットワーク参加受賞者を発表

 【要点解説】

3つの受賞プロジェクトを簡単にチェックします。

1位は「Emissary」というマレーシア出身チームによる企業の財務や支払い、税務などをワンストップで管理するソリューション。

(引用)https://dorahacks.io/buidl/6971

2位は、マーク・キャリー氏による「Rep3」という単独プロジェクトで、NFTとアドレスを組み合わせた証明書の作成を行うもの。

(引用)https://dorahacks.io/buidl/7070

3位は、トロント大学の20歳メンバーや15歳も参加する最年少チームによる「Chicken Nuggets」プロジェクト。企業間の売買プロセスを信頼できるものにする、というもの。

以上、ハッカソンの要項では「企業向けのソリューション」がテーマになっていたのでこのような受賞結果になったと思われる。

Topic.❸……9月にニューヨークで開催されるMainnetにXDCメンバーが登壇

(引用)https://events.messari.io/mainnet2023

 【要点解説】

XDCがゴールドスポンサーを務める9月20日から22日ニューヨーク開催の企業向けブロックチェーンイベント「Mainnet」を今回はPRしている。

以前にもこのイベントについて取り上げたが、ゲストスピーカーが豪華。(下記参照)

メンバーに政治色が強く、またStellarやRippleなどのブロックチェーンが参加する点でも特徴的だが、ここにXDC財団のビリー氏もセッションにて登壇する予定。

Topic.❹……XinFinが9・10月にXDCが参加するグローバルイベントを発表

 【要点解説】

オースティンでのXDCカンファレンスが終了して息つく暇なく、XinFinが9・10月のイベントを10個発表している。(以下のとおりまとめました)

この中でも真新しいのはブラジルとスペインで、南半球とヨーロッパに新たな拠点が登場することも期待できる。

まずはXDCが貿易の拠点として環境整備が進むシンガポールでのイベントが立て続けに開催されるが、ここでは XDC Trade Network が先陣を切ってユースケース開拓が進みそうだ。

Topic.❺……XDCDev(XDCの開発コミュニティ)2023年8月のハイライトレポート

 【要点解説】

7月から発表されているXDC開発コミュニティ上での集計レポートの8月分が発表されたので、前月分と比較する。

 ✅発信記事   8→17
 ✅クエリ    2→15
 ✅提案     4→ 2
 ✅解決課題   2→ 9
 ✅見送り課題  1→ 6
 ✅総計    17→34

開発周りの活気がそのブロックチェーンの強みになるため、これらの指標は透明性を高める点で今後も追っていきたい

Topic.❻……XDC日本代表の吉田氏によるXDCマスターノード数の制限見直し提案

(引用)https://www.xdc.dev/tadashi_yoshida_d02f03753/proposal-revision-of-the-limitation-of-the-number-of-masternode-2j0e

 【要点解説】

この提案の背景には日本でXDCと業務提携をしている取引所「SBI VCトレード」が運用するマスターノード数を増加させたい意向があるからだ。

しかしマスターノードの上限数は現状350に決まっているため、今回はそれを508に増やすことで、今後の「SBI VC」のステーキング報酬を持続的に支給できるようにしたいということだ。

XDCの場合マスターノードを増やすとなると、その報酬分が総供給量に毎年上乗せされることになり、通貨価値が薄まってしまう懸念があるため、このような場でしっかりとそのバランスを議論しようとしている。

🎊おまけ🎊……XDCアドバイザーのアンドレ・キャスターマン氏の非公式インタビュー(LIFTT CAPTALさん)

 【要点解説】

先週のXDCカンファレンスで引っ張りだこだったアンドレ氏への突撃インタビュー動画があった。

特に4分20秒付近のインタビュアーによる「Hederaはどう思いますか?」という問いに「私はXDCのみに関与しています」と答えた以降が興味深かった。

これに関してアンドレ氏は(Hederaの強みでもある)脱炭素技術について触れ、「貿易金融のCO2除去をトランザクションに組み込むことが重点」「今年Q4にドバイで開かれるCOP28で新しいルールが導入」などと、先々見越していることが確認できた。

🎊おまけ🎊……インド(ICICI銀行) とシンガポール(DBS銀行)間で初の完全ペーパーレス貨物取引を実施

(引用)https://www.ledgerinsights.com/tradetrust-blockchain-maersk-dbs-shipment/

 【要点解説】

今回の貿易はシンガポールのIMDA(メディア開発庁)のイニシアティブである「TradeTrusut」のフレームワークを貿易プラットフォーム「Maersk」を通して企業間で行われたものだ。

XDCはTradeTrustに対応しIMDAと提携しているブロックチェーンとしているものの、残念ながらその名前はこの記事で触れられていなかった。

しかし、待望のペーパーレス取引が同じTradeTrustで実施されたことは追い風以外の何物でもなく、さらにXDCの強みは「貿易のトータルソリューションであること」、TradeTrustでは他のチェーン以上のメリットがXDCにあることは期待できる点だ。

(※8月10日「SBI・XDC合同ウェビナー」より抜粋)

🎊おまけ🎊……GlobiancePayの株式トークンGBPAYの購入方法解説

 【要点解説】

先日YouTube動画で解説をした「GBPAY」の購入方法の手順を分かりやすく説明している楽園奄美大島さん(Globianceの日本代表)の投稿。

なお、GBPAYの「ラウンド3」は9月23日が区切れ目になっている。

次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)

Weekly XDCダイジェスト vol.76 (2023 8.20-26)

(👆レイヤー1「XDC」、それとタッグを組むオラクル「PLI」👇解説動画) こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた…

【XDCが狙う巨大セキュリティトークン市場を狙うGlobiancePayを解説👇】

XDC国内初上場取引所「SBIVCトレード」

※口座開設に招待コード【x13se】使うと1000円が振り込まれます。よければお使いください

<暗号通貨の安全管理:YouTubeで解説中>

正規品:ハードウェアウォレット『D'CENT wallet』 ※10%程度の割引リンクをお預かりしています。ご活用ください!

❶1つの購入

❷2つの購入(送料がまとめられます)

★第1弾動画『ハードウェアウォレットの購入方法、安全な初期設定について』

★第2弾動画『ハードウェアウォレットの有事の操作について』

★第3弾動画『新トークン・NFT・ウォレット内通貨の交換などについて』

初心者にやさしい仮想通貨取引所のご紹介

手数料が最も良心的な国内取引所。ビットバンクの口座開設

仮想通貨取引ならビットバンク(bitbank) | 取引量国内No.1

ビットバンク(bitbank)は、ビットコイン・リップル・イーサリアムなど人気の仮想通貨を売買できる仮想通貨取引所です。国内No.1の取引量と高度なセキュリティを持つビット…

Follow me!

Weekly XDCダイジェスト vol.77 (2023.8.27-9.2)” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です