Weekly XDCダイジェスト vol.62 (2023.5.14-20)
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。では先日発表された5月14日から5月20日までの動きを紹介していきます。
今までは3つのトピックを深めに掘り下げてきましたが、今後は幅広くXDCのエコシステム全体に目を向けてトピックをお伝えしていこうと思います。ではさっそく参りましょう!
Topic.❶……Decryptの最新記事で、XDC Foundationのエグゼクティブディレクターであるビリー・セベルが、最近のMiCA判決とそれがブロックチェーンの意味するものについて考えを述べる
【要点解説】5月16日欧州で「MiCA」という暗号規制ルールがEU議会でついに可決されたことに、XDC財団のトップ・ビリー氏が次のようにDecrypt紙に声明を用意していた。
「ブロックチェーン技術に前向きなことであり、技術から恩恵を受ける個人や団体の参入障壁を下げている。」
かつてからMiCA規制に対してウェルカムモードだったXDCが、改めて規制への対応に自信をのぞかせアピールするような内容となった。
Topic.❷……XDC Networkが最近主催した「Tokenization by Equity Firms」イベントで、XinFinのDoeg Brooks氏などがXDC Networkやブロックチェーンのトークン化などについての洞察を述べた
【要点解説】XDCネットワークがドバイで主催した今回のイベントで、「プライベート・エクイティ(未上場株式)」と「ベンチャーキャピタル(VC)」で7兆ドル規模のトークン化市場が焦点となった。
さらに投資指標であるプライベート・エクイティ指数の運用成績が一貫してS&P500の収益を上回っていると強調された。
なお、プライベートエクイティとは、株式で資金調達したくてもできない企業のニーズに応えるものであり、銀行やVCに変わり経済の巡りを良くする分野をXDCは狙っている。
(※Tweetのビデオが今回も美しいです。ぜひチェックください!)
Topic.❸……コンセンサス2023で、XDCネットワークの開発者であるクインシー・ジョーンズがGenfinityと話す機会を得て、XDCネットワークについて最も興奮すること等について話す
【要点解説】5月のConsensus2023で、ブロックチェーン業界のインフルエンサーでありHedera推しのキング・ソロモンさんがXDC財団の主力開発者クインシー氏にインタビューを行った動画がTwitterにあがった。
インタビューでは特に「XDC2.0」にアップグレードに6カ月間費やしたことや今後の新しいツールの登場を示唆した発言があった。
また普段XDCチームといえどリアルの場で一同会することがなく、直に会うことの重要性を語っていた。
(なお、全文解説を前回しております。ご参照ください。)
Topic.❹……Plugin Improvement Protocol (PLIP) が最初のマイルストーンである バリデータノードのオンボーディングを達成
【要点解説】XDC上に構築されたオラクル・PlugInが、ネットワークの性能と安定性を高めるために開発した新しいプロトコル「PLIP」の実装に進んでいる。
2000人いるノードの中からバリデータを5%選抜し、このバリデータにKYO(ノードの本人確認)を行うことになる。
分散型オラクルの信頼性を極限に高めるために組織的に機能できる仕組みが整いつつあるようだ。(下記がPlugInの再編成図)
(PLIPについては以下ホワイトペーパーの項目3をご参照ください!https://www.goplugin.co/assets/Whitepaper%202.0%20-%20Decentralized%20Oracle%20Network%20Powered%20by%20XinFin%20Blockchain%20Network.pdf)
Topic.❺……Shopping.io で XDC を使用する方法: 仮想通貨電子商取引のステップバイステップ ガイド
【要点解説】XDCが主要決済通貨になっている革新的な e コマース小売プラットフォーム『Shopping.io』の使い方マニュアルが登場した。
Shopping.ioは、Amazon、eBay、Walmart、Etsy などの主要なマーケットプレイスと統合して膨大な製品セレクションを提供する予定になっている。
特にAmazonを飲み込んだ存在になる日が来る頃には、XDCの需要は非常に高まることは簡単に予想できそう。
(なお執筆者はXinFinのルスラン・ウィング氏。下記自販機でファンタをXDC決済している動画は既出ですが要注目です。)
Topic.❻……GlobiancePayのSTO(Security Token Offering)プラットフォームが稼働へ
【要点解説】規制準拠暗号取引所Globianceの姉妹ブランド・セキュリティトークン取引所「GlobiancePay」が、プラットフォーム上でSTOの取引所を発表。
今後、シンガポールの規制当局MASの承認を目指し、その後日本の証券会社を通してGBPAYというセキュリティトークンを上場させるビジョンがあるとのこと。
このGBPAYは株式にも変えることができるもので、証券と暗号資産の扱いを鑑みてホルダーの利益につながるよう事業の方向性が決まったようだ。(テレグラムより引用)
(※セキュリティトークンと暗号資産を一体的に扱うGlobiancePay☟)
Topic.❼……Globiance と Stabiliti は、支払いへのカーボン オフセットを自動化するためのパートナーシップを構築
【要点解説】2023年5月5日にカーボンオフセット自動化プラットフォーム「Stabiliti」と「Globiance」が覚書 (MOU)を締結。
これによってGlobianceは金融取引によって排出されるものなどのCO2排出を相殺できる世界初のカーボンネガティブな銀行・仮想通貨取引所という位置づけになるとのこと。
先日XDCのアドバイザーもStabilitiをリツイートしており、このカーボンオフセット機能は企業向けサービスを扱うXDCとしてはESG分野で鍵を握ることになるのか。
Topic.❽……XDC Networkがオーストラリアの「blockchain Week 2023」の主要スポンサーに参加。
【要点解説】ブロックチェーンウィーク2023は、オーストラリアのブロックチェーンおよびデジタル通貨業界の旗艦イベント。
2023年6月26~30日に150人を超える業界トップクラスの講演者が知識や洞察を共有するとのこと。
XDCは3月のETHドバイ、4月のコンセンサス、先日はドイツのイベントなど、カンファレンスのスポンサーとしてフルパワーで露出を目指している。
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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