Weekly XDCダイジェスト vol.㊹ 2023.1.8-1.14
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。では先日発表された1月8日から1月14日までの動きを紹介していきます。ではさっそく参りましょう!
《THIS WEEK IN XDC (2023.1.8-1.14)》
今回は3つのトピックがありました。太字が直訳部分、その後にわたしが僭越ながら解説を付け加えていきます。
▶▶▶Topic.❶『NFLプロ殿堂入りしたWarren Sapp氏がXDCネットワークに参加』
……プロフットボール殿堂入りしたウォーレン・サップが、DOP3 Club NFTと提携し、XDCNFT Marketplaceで独占的にNFTコレクションを発売しました。
1つ目のトピックは、NFTに関する内容です。
NFL界のレジェンド「ウォーレン・サップ氏」のNFTコレクションが、XDCNFT(XDC上のNFTマーケットプレイス)でリリースされる、という記事です。
このウォーレン・サップ氏はなんと100万人のフォロワーがいる、アメリカのNFL(プロアメリカンフットボールリーグ)の殿堂入り選手。すでに2015年に引退しましたが、その後もNFL番組の解説者を務めて人気のある方です。
今回はXDCNFTマーケットで、一番の売上を誇る「DØP3アート」とのコラボレーションして独占して発行されるとのこと。
また、このような特典も抽選で配布されるようです。
XDCNFTは初期からスポーツ業界で展開すると言っていましたが、こうやって世界的なスター選手がつながることは嬉しいことです。
このようなNFT分野の盛り上がりはXDCのエコシステムの成長と二人三脚なので、まだまだこの初期段階の業界を応援したいと思います。
▶▶▶Topic.❷『XDC Networkのオンチェーン投票dAppのテストが進行中』
……XDC Network On-chain Voting dAppのベータ版MVPが先日リリースされ、XDC Communityでは、これをテストするコミュニティのメンバーを募集しています。コミュニティメンバーは、バグや機能に関するフィードバックを提供することが推奨されています。
2つ目のトピックは、先週に引き続きXDCコミュニティの「オンチェーン投票機能」についてです。前回にもこの話題が取り上げられていましたが、今回は実際にそのテスト参加ができるようになりました。
投票に使うトークンは実際のXDCを消費するのではなく、「TXDC」というテストトークンを使用して投票を行います。やり方は以下の方法で進められます。
①XDCPayなどのXDCアドレスを次のサイトで入力します。→https://faucet.blocksscan.io/
②XDCPayに「TXDC」が届いているかを確認。(メインネットからテストネットに変更を忘れなく)
③投票サイトに行きXDCPayを接続します。→(https://xdc-voting-dapp.vercel.app/)
④投票します。(今投票できるものは「Active」と表示されます。)
すると、「Yes」「No」などと出てきて、ウォレットで決済するかのように投票が体験できます。「1000TXDC」から投票で「11TXDC」を消費して、次のようになりました。
実際にやってみると、とても簡単です。来月?にはこのようなオンチェーンアプリが稼働するかもしれませんので、コミュニティ投票の方法をぜひ皆で知って、参加してみてください。何かフィードバックがあれば、DAppsサイトにある「Give Your Feedback」から入力してみてください。
以上、オンチェーン投票のテストが体験できるようになったこと、についての紹介でした。
▶▶▶Topic.❸『XDC Community Twitter Space w/ Dimo Finance』
……XDC Communityは、Dimo Financeの共同設立者であるSarthak Bakshi氏とTwitter Spaceを開催し、Web3におけるセキュリティの重要性について議論しました。
3つ目のトピックは、XDCとは非常に近しい関係のDimo Financeさんと開催したTwitter Spaceについてです。
Dimo FinanceのCTO・共同創業者の @bakshi_sarthakさんとXDC FoundationのLanceさんとの対談の様子です。
内容については、技術的な話が多かった印象でしたが、ちょっとだけかいつまんで紹介したいと思います。
<Dimoの自己紹介>
▶Dimo Financeは2016年から暗号領域にいるオーストラリアで立ち上げたチームです。
▶Dimoは、POW(Proof of Work)からPOS(Proof of Stake)への移行などの、より速いコンセンサスへの移行を支援をしていたが、現在は主にXDCネットワークの支援に注力し、エコシステムの開発と成長を支援、いくつかの分散型アプリも持ち、インキュベーション(起業および事業の創出をサポートするサービス・活動)ハウスも立ち上げています。
▶XDCと新しいパートナーシップを結んだり、新しい分散型アプリを手に入れたりすることで、エコシステムに参加する人たちやエコシステム自体にサービスを提供しています。
▶私たちは、暗号通貨やNFTなど、UAE地域のあらゆる暗号通貨に関する規制の面をサポートしています。
<Dimoの今後の展開>
▶具体的な内容は公表していませんが、今期は2つのプロジェクトが予定され、そのうちの1つは『DeFi Wallet』です。
▶現在マルチチェーンNFTの適切な保管場所がないので、第1四半期のどこかで公開できるよう現在取り組んでいるところです。
▶OpenSeaから多くのビッグクリエイターがXDCへの移行を希望しているのを目の当たりにしました。実際にビッグアーティストを何人か起用する予定です。マーケットプレイスでどのように展開されるのか、とても楽しみです。
<セキュリティとWeb3の重要性について>
▶セキュリティには3つのレベルがあります。
・ブロックチェーンは安全か?(ハッキング)
・スマートコントラクトは安全か?(監査)
・エンドユーザーは安全か?(ユーザー情報、ウォレット、フレーズ、その他の保護)
▶今まではサーバーがダウンしたら私は消え、ticktockが禁止されれば何千人ものクリエイターが仕事を失いました。コンテンツをクリエイターが所有していない問題にWeb3は向き合えます。だからWeb3サービスを利用したいと思う人がもっと増えると思います。
▶Web2からWeb3への移行について、その弱点は何なのか。Web3は分散環境で動作しているので、Web2のような中央集権的なものに比べれば、より安全性が高いと思います。とはいえ、ブロックチェーン製品のセキュリティはその最も弱い部分と同じになります。だから誰もが良いセキュリティ慣行に従わなければなりません。
▶特にDeFiではもし弱点が発生した場合、どのような場合でも、影響を受けるのは常にユーザーです。
▶Web3はブロックチェーンの導入でバックエンドのようなものに関連していると思います。フロントエンドは、ある意味でWeb2の世界とまだよく似ています。
▶フロントエンドのアプリケーションやインターフェースなど、人々がWeb3でやりとりするものは、Web2と同じように構築、開発されています。つまり、Web2で使われている多くのセキュリティ対策は、Web3でもそのまま使えるということです。
▶ただウェブサイトのアンチウイルスみたいなWeb2にあるサイバーセキュリティのアプリケーションも、徐々にWeb3に移行していきます。
▶そして、AIボットのようなサイバーセキュリティ・ウイルが登場し、APIとしてウェブサイトにインストールされます。そして、1分ごとに更新を続け、攻撃されていないか、脆弱性がないか、UIやUX、データベースエラーがないかなどを確認することができるのです。
(以上)
今回の記事では3つのトピックを解説させてもらいました。
1つ目は、NFL界のレジェンド・ウォーレンサップ氏がXDCのNFTに参戦した件。2つ目は、XDCのオンチェーン投票テストが実際に行えるようになった件。3つ目は、DimoファイナンスのCTOとのセキュリティに関するTwitterスペース対談について。
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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