Weekly XDCダイジェスト vol.㊸ 2023.1.1-1.7
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。では先日発表された1月1日から1月7日までの動きを紹介していきます。ではさっそく参りましょう!
《THIS WEEK IN XDC (2023.1.1-1.7)》
今回は3つのトピックがありました。太字が直訳部分、その後にわたしが僭越ながら解説を付け加えていきます。
▶▶▶Topic.❶『XDCネットワーク2022年のマイルストーン』
……XDC Foundationは、2022年のXDC Networkの大幅な成長に貢献する重要なマイルストーンを記録しています。
1つ目のトピックは、次のXDC ネットワーク の2022年の総括記事についてです。
こちらは書き出しの部分ですが、この後に2022年の大きな成長が振り返られています。今回はその内容を箇条書きで要約させてもらいました。興味がわいたものがあれば、あとで原文をご覧ください!
【2022年成果】
3月 BCSA※でXDCが最初のブロックチェーンメンバーに
(※Blockchain Supply Chain Association)
4月 XDCがWTO(世界貿易機関)の特集で言及された
7月 TRADA トークンがXDCネットワークで開始
(ポルトで開催されたITFAカンファレンスで紹介)
XDC は最初のハッカソンを主催
XIP(XDC改善提案) プロセスを承認
9月 Securencyのデジタル資産として発表
Sunil氏がXinFinの最高執行責任者に任命
10月 FluentとImpelがステーブルコイン『US+』を発表
Sunil氏のMLETR採用サポートで英国等との連携を発言
11月 大手ユーロステーブル『EURS』もXDCに対応
その他
・Doug Brooks氏シニア アドバイザーに就任
・GlobalID、Fireblocks、Overledger、Uphold と統合
・Benzinga、CordaConなど多数の暗号・金融イベントに関与
(多数のパネルディスカッションとAMAに参加)
・DC United とのパートナーシップで認知促進
・アドバイザー・アンドレ氏が世界貿易会議に尽力
・スマートコントラクトデプロイ数 約12,000
(前年比525%増加)
・2022 Fintech Finance Awardsのファイナリストに選出
・DMCCとComTechGold提携で、$CGO金トークン化へ
・分散型取引所 (DEX) の量が安定増加中
(2023年第1四半期に『XDC 2.0』がメインネットへ)
▶▶▶Topic.❷『XDC Networkのオンチェーン投票dAppのデモ(Jon McBee氏とともに)』
……XDC Foundationのインテグレーションディレクターであり、XDCコミュニティのメンバーでもあるJon McBeeが、現在XDCネットワーク用に開発中の新しいオンチェーン投票dAppのライブデモを披露しました。
2つ目のトピックは、XDCネットワークのオンチェーンガバナンス(投票活動)が実装されることを予告する内容です。
今回はまだベータ版(テスト)のデモ画面の紹介ということで、実際にベータ版をいじることはできないようです。
私も実際に試してみました。Google Chromeで「https://xdc-voting-dapp.vercel.app/」にアクセスしてXDCPayを接続することはできましたが、現時点で投票はできませんでした。
今後、このオンチェーン投票システムがいつ公開されるのか、については未定だそうで、少なくとも数週間、2月頃までフィードバックを受け付けて、その結果を受けてリリースされるようです。
これまでのXDCコミュニティの意思決定は、「xdc.dev」のサイトで行われてきましたが、いずれこのオンチェーン投票に移行し、そこでXIP(XDCの改善提案)もすべて行われるようになるそうです。
それまでの間、上記サイトで多くの人に慣らしの期間を設けて実装、という流れになりますので、まずはベータ版が公開されたら、実際に触ってみてはいかがでしょうか。
以上、2つ目のトピックは、XDCコミュニティにオンチェーン投票が導入される、という予告でした。
▶▶▶Topic.❸『XinFin COO、Sunil Senapati氏へのインタビュー』
……XinFinのCOOであるSunil Senapatiがインタビューに応じ、XinFinでの役割、過去の経験、貿易金融業界におけるデジタル化およびブロックチェーン技術の役割について話しました。
3つ目は、こちらのツイート(YouTube)でも取り上げられていたSunil氏のインタビューについて。
Sunil氏については、以前のこちらのブログ記事で紹介させてもらいました。
今回はSunil氏のインタビュー動画を日本語で文字起こししましたのでご参照ください。
【全編翻訳】
こんにちは、私の名前はSunil Senapatiです。
私はXinFin XDC networkで仕事をしています。
XinFinはシンガポールで設立されたレイヤー1ブロックチェーンネットワークで、主に大規模なエンタープライズグレードのアプリケーションをサポートすることに重点を置いています。
私は20年以上のテクノロジーと5年の貿易金融の経験を持っています。私は、最近、貿易金融のスペースが大きく変化していると感じています。
そして今、業界は早急なデジタル化の必要性を認識するようになりました。
しかし、貿易を促進するために、テクノロジーは具体的な何かを提供することができます。
何兆円にも及ぶSMAの流動性不足は、長年の課題であるように思います。
これらの中小企業の出荷書類は、ブロックチェーン技術によって簡単かつ安全に転送することができ、より広い投資家層へのアクセスを提供しました。
ブロックチェーン技術は、これらの現実世界の資産をトークン化する可能性があり、投資家は自動化されたプロセスを通じて、ポートフォリオを多様化し、リスクを最小限に抑え、流動性を創出することができます。
また、トークン化することで、リアルタイムでの資産化、アクセス性の向上、透明性の向上、不正の可能性の低減など、さまざまなメリットが得られます。
私たちは、IoTを活用して、さまざまなソースからのリアルタイムな貨物移動データOracleのESG出荷、制裁情報などを確認する予定です。
スマートコントラクト技術は、貿易金融プロセスを自動化し、当社のパートナーネットワークソリューションを通じてシームレスに支払い決済を高速化するものです。
これを実現するために、我々は様々な政府機関、金融機関、企業の洪水物流会社、様々な貿易団体、標準化団体と協力して貿易金融業界のためのソリューションを構築しており、我々のパートナーと共に多くの作業が既に行われています。
私たちは、かなり速いスピードで進んでいます。私たちは、この22兆ドル規模の市場における貿易のあり方を変えるものだと考えており、この分野に参加することで誰もが勝者となるでしょう。
(END)
以上、今回の記事では3つのトピックを解説させてもらいました。
1つ目は、XDCネットワークの2022年の総括記事について。2つ目は、XDCコミュニティのオンチェーン投票システムの予告について。3つ目は、XinFin COOのSunil氏のインタビュー動画についてでした。
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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