【3分でおさらい】先週の世界クリプト動向 10.24

こんにちは、マスオです。

今回は不定期連載シリーズ。定期連載している『週刊仮想通貨Web3ニュース』では扱わなかった仮想通貨や経済についての時事ニュースを列挙した内容になります。特にリンクなどは貼り付けず、文字情報のみの箇条書きスタイルで紹介していきたいと思います。“メモの共有”程度のものですが、効率的な情報収集の材料になれば幸いです。

❶イノベーション規制

・Meta
Microsoftと提携し、Office365のアプリをMetaの新しいヘッドセットに搭載しメタバースに持ち込めるようにする。

・アラブ首長国連邦(UAE)
ナスダック・ドバイで初の現物ビットコイン上場商品(ETP)をローンチ。

・メタマスク
米国のMetaMaskユーザーは、ウォレットを通じて銀行口座から直接暗号を購入することができるようになった。

・インターポール
仮想通貨犯罪と戦うためにシンガポールに専門ユニットを設置した。

❷銘柄関係

・BTC
①伝説の投資家、ビル・ミラー氏がビットコインを「金融災害に対する保険であり、暴落は限定的」と表現した。
②BTC反対派のエリザベス・ウォーレン米国議員がテキサスのビットコインマイニング関連データを要求。

・USDT
テザー社は、USDTステーブルコインのリスクを軽減するために、コマーシャルペーパーの割合を0にして、準備金を米国財務省証券に切り替えた。

・ETH
PoSになったETHで、バリデーターがブロック構築を委託する“リレイヤー”が、OFACの制裁準拠型のプロバイダーに偏っていることを指摘。これによって分散性や検閲耐性に疑いが持たれている。

・OPT
イーサリアムのL2スケーリングソリューションOptimismで、平均取引コスト0.20ドル以下、メインネットの100倍の速度で“NFTブリッジ機能”を立ち上げた。

・QNT
世界の金融サービスを集めたカンファレンス「SIBOS」に参加し、CBDCの開発などお金の未来について会議を行った。

・CSPR
Casper Networkがシーメンスと共同で開発者ハッカソンを発表。また、NFTもスタート。

・MNW
サプライチェーン用のブロックチェーンソフトウェアMorpheus Networkが、ノード運営者のKYCテストを開始。共同創業者が米国シカゴで開催された『サプライチェーンイノベーションサミット』で講演を行った。

・LUNC(Terra Luna Classic)
ネットワークの大型アップグレードを発表。Terra v23のアップグレードにより、ネットワークは他のCosmosベースのブロックチェーンと互換可能に。

・GMX
Arbitrum上の分散型デリバティブ取引所のガバナンストークンGMXが、Binance、FTX、Huobi、KuCoinに連続上場。

・ATOM(Cosmos)
①Cosmosのエコシステム上でIBCプロトコルに重大なセキュリティ脆弱性を発見した。
②Cosmosの開発者Agoricは、メインネットローンチに先立ち、インターチェーン用に構築されたステーブルコインであるISTを開発中。

・APT
ソラナキラーと謳われ、多数のMetaメンバーで構成されたことで話題になったブロックチェーンがローンチ。

・FTM
FantomがGoogle CloudとMotalisと組んでDeFiハッカソンを開催。

・BNB
①ブリッジハック後にクロスチェーン取引を回復するために行ったネットワークのアップグレードが成功した。
②四半期ごとのバーンイベントで、547Mドル相当のBNBトークンを燃焼した。

・Polygon
インド警察が住民の犯罪報告を容易にするためにブロックチェーン基盤のポータルサイトを立ち上げた。

・XRP
リップル社は、メインネット立ち上げの“3ステップ”の最初のステップとして、イーサリアムのEVM互換のあるXRPLのサイドチェーンをテスト開始した。

・UNI
Uniswapはガバナンス投票を経て、プライバシーに特化したレイヤー2『zkSync』を展開予定。

・DOGE
イーロン・マスク氏が新発表の香水「Burnt Hair」でDOGEコインで決済受け入れ。

❸Web3、NFT関連

・STEPN
100人以上のスタッフを解雇し、親会社のFind Satoshi Labも同アプリへの投資を縮小することを決定した。

・Yuga Labs(BAYCの運営母体)
米国証券取引委員会(SEC)の調査を受ける予定。

・アンソニー・ホプキンス(ハリウッド俳優)
NFTのデビューコレクション「The Eternal Collection」を10分以内に完売させた。

・Everyrealm(メタバース不動産会社)
仮想世界の不動産設計、建設、改築ゲーム「Hometopia」をローンチ予定。なお、パリス・ヒルトンやウィル・スミスなどのセレブも支援。

・Decentraland(メタバース)
第2回Metaverse Music Festivalにオジー・オズボーン、ディロン・フランシス、ソウルジャ・ボーイなどが出演した。

・クラフトフーズグループ(アメリカ食品大手)
NFT、メタバース、および暗号通貨をカバーする商標を申請した。

・Shopify(世界大手eコマースサイト)
ノーコードのWeb3コマースプラットフォーム『Novel』と提携。業者がWeb3にアクセスできるサービスを展開する。

・ウォルマート
最高技術責任者が、仮想通貨が主要な決済の覇権を握る、と述べた。

❹その他ニュース

・NYDIG(BTCの取引・カストディ企業)
ここ数週間で全体の33%にあたる100人の従業員を解雇していた。

・Bank of America(大手銀行)
米国のミレニアル世代とX世代の投資家の75%が仮想通貨などを取り入れポートフォリオを多様化している調査結果を出した。

❺世界の経済動向

・中国
①ヨーロッパへのLNG販売を中止。今まで中国がロシアのガスを安く買ってEUに送っていたが、今後さらにヨーロッパの物価が厳しくなる。
②中国は米ドルへの依存を減らすために「アジア人民元」(CBDC)と別に分散型台帳技術 (DLT)がアジア13の通貨の紐づけたトークンを示唆。

・イギリス
①英国のクワルテング財務相を解任。後任には、かつて同国のデジタル政策を担当していたジェレミー・ハント元外相が就任する。ステーブルコイン法案は彼にゆだねられた。
②イングランド銀行が、国債の買い入れを停止。

・アメリカ
①イエレン財務長官は「CBDCには利点があり何年もかかるかもしれないが、米国はCBDCを発行する立場にあるはずだ」と繰り返した。
②9月の米消費者物価指数は前年同月比で8.2%上昇で依然高水準が続いている。

・ブラジル
リオデジャネイロが2023年に資産税納税に仮想通貨支払いを受け入れることを検討中。

今回の内容は以上でした。また不定期にやってまいりますので、お付き合いください。

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【3分でおさらい】先週の世界クリプト動向 10.24” に対して5件のコメントがあります。

  1. つちのこ より:

    マスオさんはじめまして
    いつもブログ読んでいます
    dcentwalletのアプリに不具合が起きて困っています
    bitrueからdcentwalletへXDCを送金したのですがアプリ内のトランザクションヒストリーに受信記録が残らず、XDCの数字だけが増えています
    (例)
    ウォレット内に100xdc
    40xdcをbitrueから送金
    アプリ内のXDCの数値は着金され140xdcになっている
    しかしトランザクションヒストリーに受信記録が残らず数値だけが増えている

    公式に問い合わせても芯を捉えない回答しか来ず、大変困っています
    マスオさんから公式の方へお問い合わせしていただいてもよろしいでしょうか

    1. masuoblog より:

      お問い合わせありがとうございます。
      トランザクションの履歴が残らないのですね。
      確認してみたいと思います。
      少しお時間ください。

  2. つちのこ より:

    details historyの see full historyというところにも反映されておりません...
    ですがなぜかXDCの数値だけが正しく増えています

    1. masuoblog より:

      つちのこ様
      ご返信が遅くなりすみませんでした。頂いた内容を英訳して質問しました。回答が来ましたので内容を添付いたします。

      質問)XDCの取引履歴について
      回答) 残高は正しいが、取引の詳細がわからない場合、XDCのD'CENTウォレットアドレスと、ユーザーがD'CENTに送った取引時間と金額を送ってくれるようユーザーに依頼してください。(contact@iotrust.kr)
      生体認証ウォレットとD'CENTモバイルアプリがブルートゥースで接続されていることは間違いないでしょう。

      お手数ですがメールで問い合わせてみていただけますでしょうか。根本的な解決に至るようにこちらも意見をさせていただきました。また何かございましたら遠慮なく聞いてくださいね。

      1. masuoblog より:

        もう1つ、なぜ取引履歴が確認できなくなるかについてですが、XDCネットワークやサービスノードが正しく動作していないことが原因の1つに考えられるそうです。D'CENTのウォレットはブロックチェーンネットワークからデータを取得しているため、確認できない場合はD'CENTのウォレットアドレスやその他の情報を送っていただければ確認することができます。つまり、このような場合はウォレットアドレスに基づいて確認する必要がある、ということです。

        以上がD’CENTの回答でした。ブロックチェーンというのはまだまだ未熟でネットワークが万全ではないため、今回のようにウォレットが情報を取得できない不具合が起きてしまうようですね。Web3サービスというのはブロックチェーンのスキャンサイトに行き自分で確認することもできるのがある意味いいところでもあると思いました。とはいえ、使いやすくなることを祈るばかりです。

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