『仮想通貨の冬』をどう乗り越えるか

こんにちは、マスオです。

最近の仮想通貨相場は正直厳しいものがありますね。『新入社員研修』だ、を通り越して『仮想通貨引退』をネタにしています。

アメリカではマクドナルドが「クリプト民よ、マクドナルドが求人募集しているぞ」と1年前に見かけた街頭広告が再び登場していました。

こういうユーモア、アメリカさんはさすがです。内心は時価総額を見て「一度退散・・・?」などと頭がモヤモヤしているでしょうが、この状況をネタにして楽しむのですね。

一方で私は今回どう考えているのか。今まで“この通貨がおススメ”とたくさんの銘柄をおススメしてきました。一方で“仮想通貨の冬が来る場合を想定!”とも発信してきたので、じゃあこのジリジリと下がり続ける可能性のある仮想通貨たちとどう向き合えばいいのか。そのことを今回は整理したいと思います。

まず考えること。1つは「一時撤退」です。

下げ止まったところでまた買い直せばいい。これは考えますよね。だって下げる可能性が高いわけですから当然です。

そして、もう1つの選択肢は「ガチホ」の継続です。

下げ止まりを想定できる人がどれだけいるのか。結局、裏切られて上げてしまった場合にどうするのか。そういうことを考えるとガチホが最も楽。そういうことも考えられます。

では、この「一時撤退」と「ガチホ」どちらがいいか。それを考える時に両者のメリット・デメリットを少し整理すると見方が広がるのかな、と思います。

 【一時撤退のメリット】

・枚数を増やせる可能性がある

・含み損なら確定申告が不要になる etc…

 【一時撤退のデメリット】

・一度損を確定すると、精神的ダメージが残る

・チャートやニュースへのアンテナ感度が落ちる

・含み益があれば利益確定が必要になる

・大口投資家の思うつぼ?という心残りがある etc…

 【ガチホのメリット】

長期投資が短期目線にブレずに済む

・枚数は減らないので買い増しが安心感になる

・含み益があれば利益確定が必要になる

・クジラの養分、という気にはならない etc…

 【ガチホのデメリット】

・下落相場に動けなかった後悔、が残る可能性がある

・確信が不信に変わったら終わり etc…

以上、今私が思いつくところでは、こんなものでしょうか。

感情の面ばかりを取り上げてしました。が、これには理由があって、これを見てくださっている方のほとんどが短期トレーダーではないからです。

私はトレーダーではありませんので、その目線でお伝えするとすれば、一番優先にするべきは“感情”のコントロールだと思います。

「投資に感情が入ると負ける、大事なのは勘定だ」みたいなうまいことを言った人がいますが、勘定とは“いろいろ考え合わせて判断を下すこと”。

なので「一時撤退」「ガチホ」どちらが正解というわけではなく、そこに自分の計算があったかどうかで、正解は人それぞれちがう。

たとえばインフルエンサーが言ったことだけを信じて投資判断をしたのなら、あとで良い結果は生みません。せめて複数の方の意見を聞きながら、最後はご自身で判断する。これで決めたことなら心残りもありません。

その上で今私が考えていることをお伝えすると

『2018年の下落相場を体験した先人の知恵』

この方たちが学んだことがどんなことだったか、が大事なのではないでしょうか。2018年に退場した人は2020年、2021年に『後悔』があった。早期に仮想通貨を触った方の中にもかなりいたのではと思います。

後悔を残すと将来的な投資にもネガティブになるので、なるべく残したくはありません。そのためにも先ほどの「勘定」を元にご自身のルールを作るのがおススメです。

たとえば一時撤退するならするでも

🖌「BTCが■万円」になるまでは買い増しをしない

🖌■%暴落したタイミングで■円分を■回に分けて買い直しをする

とか。一方で売らずにガチホ、買い増しする場合にも

🖌買い増ししながら■を保有量■%までポートフォリオ調整する

🖌■月までは資金を貯めて、それ以降毎月■円を買い増しする

など、下落相場こそご自身のルールが必要なタイミングだと思います。そして

🖌「■割は撤退、残りはガチホ」

🖌「この銘柄は撤退、あの銘柄はガチホ」

などと具体的に踏み込み、そのルールは

🖌■月に■があると見込んでいるから買い増し

🖌■は▲より早い時期に注目されるから今は■を優先に買う

など自分自身の根拠を作りながら具体的に考えていくほど、相場の感情に煽られずにブレずに済みます。色々と考えて、考え抜いての

🖌ハードウェアウォレット保管、1枚も動かさない

これも後悔に繋がらないならOK。とにかく

 『自分で考えて選んだ戦略で冬を越えること』

「誰かが言ったから」という理由だけでは弱いと思います。半年・・・1年以上・・・?と相場が下がる度に勝手に人間不信になったり、暗澹とした気持ちになるかもしれません。しかも心をかき乱されると確実に生活の質を落とします。

 『QOL(クオリティオブライフ・生活の質)』

が第一。ただでさえ、世の中は心配事ばかり、その大半は心理誘導です。誘導には乗らず、お金のことで悩む時間も少しでいい。そのためには、決断を外に預けることなく自分の内側で固めて冬支度をするのがおススメです。

以上、今回は『仮想通貨の冬』はどう過ごすか。特に投資面でのメンタルコントロールの話になりました。この弱気市場を生き残れば、運が良かっただけとも言われずに将来の喜びを手に入れることができると信じています。

Follow me!

『仮想通貨の冬』をどう乗り越えるか” に対して5件のコメントがあります。

  1. makoto より:

    とても共感できる内容でした
    ガチホか、一旦ステーブルに逃げるか判断に迷う所ですが
    僕の場合、そこが読める程経験値がないので、原則ガチホ派です
    資産を動かす時は、節税出来て、なおかつ枚数を減らすリスクが少ない局面だけです。
    これが一番楽で、いざ銘柄が上がって利確するときtaxfreeになるのも気楽です。
    確定申告にはソフトを使いますが、海外サイトを使っていると結構お金がかかって
    大金利確する時は良いですが数十万程度だと、やはり非課税範囲内で。
    と考えます。
    先日QNTの損確定して、大幅に損しました(笑)もちろんすぐ買い戻しましたが
    落ちていた時でしたので、枚数も増え一石二鳥でした~

    あとは寝て待て!
    一番儲けた人は

    亡くなった人
    買ったのを忘れた人
    とマスオさんの動画から教わりました

    買う銘柄さえ間違って無ければ放置が一番ですね!
    欲を書いて短期取引したくなる時もありますが
    リスクを考えると生活に支障がでるので
    しません。

    一番勿体ないのはこの時期に暗号通貨を引退してしまう人ですね
    結構いると思います。
    これから実用化されるので、本当のブームは5年後位からくると予想しています
    それまで、生き残れたらと思います
    マスオさんはサバイバル能力高そうで羨ましいです(^^♪

    次の記事も楽しみにしています!

    1. masuoblog より:

      MAKOTOさん、日頃からありがとうございます!
      そして励みになる言葉をたくさん!

      MAKOTOさんくらいに結論が出ていれば
      きっと強いですね!
      日々の生活を大切に✨
      仮想通貨は天国には持って行けませんものね。

      サバイバルとマインドフルネスを両立させていきたいです、
      今後ともよろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です