ブロックチェーン革命❼ 「NFTで変わる音楽業界」

こんにちは、マスオです。

今回は『NFT ✖ 音楽』というテーマで取り上げていきます。

ブロックチェーン革命❷<br>「守られる著作権」(前編)

昨日は2回にわたってブロックチェーン革命の中でも「決済」について未来を描いてみました。 そして、2つ目のテーマは【著作権】 身近なネタから攻めていこうと思ってい…

2月頃に出したこちらの記事でも、音楽業界とNFTについて少し触れていましたが、今回はNFTを使うと具体的にどうなっていくのか。

これをテーマに取り上げていきたいと思います。

最初に結論を言ってしまうと、『NFTの絵』が売れているなら、『NFTの音』も売れる。

これは手品?まやかし?と思うかもしれませんが、きちんと需要と供給があってビジネスが成り立つ分野になります。

なぜそう言い切れるのか。業界の変遷をイメージしやすいようにスライドにしてみました。

今までの音楽業界の産業構造を左側に、そして今後NFTがからむことでこれからどう変わるのかを右側にしてみました。

まず左側の図で伝えているのは、昔はAvexなどレコード会社、ここ10年近くはYouTubeなど動画配信プラットフォーム。これらによって音楽を創る人たちにはお金が落ちにくかったと言えます。

例えば、音楽を大勢に売るにはCDを販売するためにレコード会社にお世話になるしかない。CDが売れなくなったら今度はYouTubeに載せて、視聴回数を増やして稼ぐ方法になった。これまたYouTubeさんに雇われている状況と言えそうです。

それがNFTを活用するとどうなるか。先ほどの右の図のように音楽を生業にする人が、誰に頼ることなく自分で創った音楽を売れるようになったわけです。

今までミュージシャンのお財布事情というのは、音楽をYouTubeで配信して1再生0.5円~1円という単価で仕事を引き受けているような状態です。

1000回再生して多くて1000円・・・、これで生活を成り立たせられる人というのは極めて少数で、『薄利多売』のビジネスモデルになっています。

しかしNFTにして売るとどうなるか。1000円のNFTが1枚売れるだけでYouTubeの視聴回数1000回以上に匹敵する収入が得られます。

ということは、なんだ、NFTというのは昔のCDの代わりになるものか?と考えられそうですが、ここからが重要。

先ほどと同じスライドをもう一度見てください。赤字の部分に注目。

二次創作というのをご存知でしょうか。今でもYouTubeで増えている「歌ってみた」「ボーカロイド」といった類の動画の配信。いわゆるファンが思い思いで作るカバー作品ですが、NFTでその在り方も変わっていくようです。

例えばミュージシャンが先ほどのようなCDのような、音楽を聴く権利としてのNFTを販売します。しかし、それ以外にも特別な「カラオケ音源NFT」を発行したとします。

この特別なNFTを買った人は「歌ってみた」「ボーカロイド」など二次創作をしてよい。しかもそれを“NFTとして売っていい”。こんな権利を付与したとしたらどうなるでしょうか。

世の中にはオリジナルの歌が好きという人、それ以外にもその音楽をカバーした方の歌声を好む人も一定数いると思います。

オリジナル作品だけでなく、二次創作ですらNFTを使うことで何か価値を裏付けたようなものになってしまうのです。

今まで人の歌を歌うと、「許可得たの?」「著作権大丈夫?」みたいなグレーゾーンが生じていましたが、NFTはここを白黒つけていけるようになります。

しかも、ミュージシャンは他の人にも二次創作をしてもらった方が、自分のオリジナルの作品の知名度も上がるのでNFTを発行したくなる。

一方、今まで趣味で歌をカバーしていた人も歌を歌うことで、今より金銭的に報われる可能性が出てきた。

これからの世の中はさらに様々な声や音が世界で認められるようになり、個人だけでマネタイズしながら新たな経済が作られていきます。

今までは一部の勝ち上がった人だけが恩恵を受けやすい構造でしたが、さらに多くの人が音楽を広めるインセンティブが生まれるわけです。

今回紹介した仕組みは、音楽NFTが普及する1つの例であり、NFTの活用は今は無限に広がっているともいえます。

・CDタイプの音楽NFT(聴く専用)

・二次創作用の音源NFT(著作権あり)

・ファンクラブNFT(Discordなど)

・ライブチケットNFT(メタバースも)

・オーダーメードNFT(有名音楽家による)

などなど、音楽とNFTがからむと新たな経済圏が生まれるのが分かると思います。そしてさらには

今までNFTの主流であるイラストNFTは、今後は音楽NFTと掛け合わさることで映像、ミュージックビデオという新たな価値になり、2つのNFTがパーツになって化学反応を起こします。

こうすることでNFTの価値は強固になり、それぞれがWin-Winな形は自然と普及すると見ています。

あとは今いる有名アーティスト達が、今後はCDも売らない、YouTube配信もしない。NFTを売る!みたいな流れができてくるのを待っています。

なぜヒップホップは先端技術に接近し、そしてどこへ向かう? スヌープ・ドッグとNFTの例から考える | CINRA

音楽産業に対する問題意識の表れか、ビジネスマンとしての嗅覚からか。ヒップホップ文化に根づく自主の精神を紐解く

(このヒップホップ界のスター「スヌープドッグ」のような存在が増える!)

以上、今回はそろそろ音楽とNFTが融合し始める、そこから新たな音楽業界の動きが見えてくる、という内容でした。NFTの可能性はまだまだこれから。今後も情報を追っていきたいと思います。

NFTについては、以前のこちらの動画でもその機能や拡張性、発展性を知ってほしいと思い、このような動画を作っています。ぜひ見てみてください。

Follow me!

ブロックチェーン革命❼ 「NFTで変わる音楽業界」” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。