Weekly XDCダイジェスト vol.❹ 2022.3.26-4.1
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。では先日発表された3月26日から4月1日までの動きを紹介していきます。ではさっそく参りましょう!
《THIS WEEK IN XDC (2022.3.26-4.1)》
今回は3つのトピックがありました。太字が直訳部分、その後にわたしが僭越ながら解説を付け加えていきます。
▶Topic.1(3.28)『ブロックチェーン技術をブリック&モルタル(実店舗)に』
……XDC財団のエグゼクティブ・ディレクター、ビル・セベルがInsiders Insight Podcastに参加し、XDCネットワークがブロックチェーン技術の利点をどのようにブリック・アンド・モルタル(実店舗)のビジネスにもたらすかについて議論しました。
このBill Sebell氏は、XinFinのエコシステム開発部長として入社して、創業者ではなくコミュニティのリーダーとして長年多くのメンバーとプロジェクトをサポートしてきた方。(一番右)
今回はこのSebell氏がPodcastで語った内容を1つ目のトピックとして取り上げているのだと思います。放送内容を翻訳機を使いながら私なりに理解した部分を箇条書きします。
・ブロックチェーンの実用性にこそ価値があることに注目してきた。
・他の仮想通貨のレイヤー1プロトコルの多くが課題に直面している。
・(XDCは)プロセスの高速化、ネットワークのスケーラビリティ、リスクの軽減をできる方法でアプリケーション開発に注力している。
・かつてから“エコシステムを作ること”に注力してきたので、XinFin・XDCの発展は常に計画的だった。
・XDCは今後は、たとえば次の四半期にマーケットプレイスを立ち上げる、などがある。
・一方で今の金融システムは問題を抱えている。(デリバティブ商品、債務の問題など)
・私は、暗号通貨のどこかに解決策があり、今はシステムのリバランスを助ける方法があると期待している。
・暗号通貨は未来だが、まだ変化が起こる前の段階。非常に初期で誰もそのことを信じられない。
・(XDCは)今最初の取引がはじまり、今後実例を作っていく。トランザクションの量とともに価値は増加していく。
触れることができなかった内容もあるかとは思いますが、以上がわたしなりに翻訳機を使って確認できたおおまかなPodcastの内容でした。
では次のトピックに参ります。
▶Topic.2(3.30)『貿易金融ギャップの説明』
……XDC Foundationのキャシー・スライダーが、「貿易金融のギャップについて」の第2弾を発表しました。
これは前回の記事の後編の内容です。(詳細は以下のリンク)
https://www.xdc.org/blog/the-trade-finance-gap-explained-part-2-the-gap-and-a-novel-solution
本文を要約して黄色い線を引いた部分とわたしの補足を読むと、初めての方でも『貿易金融ギャップの意味』や『Tradeteqの役割』が分かるようにしました。
まず、前回説明した『貿易金融ギャップ』を要約すると、国際輸送でかかる数日、数週間、数か月という空白の期間のせいで、企業が資金調達しにくくなり機会損失している金額、とお伝えしました。
たとえば私たちがローンを組む場合に、銀行などに何か資産性のある担保を差し出します。融資を受ける企業ももちろん同じです。が、貿易をする企業は売上金がすぐに回収できない分、資金繰りが難しくなる、という話です。
それがCOVID-19の影響でますますサプライチェーンが滞ってしまい、損失は膨らんでいます。(金額は下のとおり)
特に今は銀行の融資条件が厳しく、小さい企業ほど資金調達もしにくくなっているようです。ですが、その融資が手軽にできる仕組みをブロックチェーンを使ったフィンテックで解決できるかも!というのが下の内容。
ブロックチェーンを使って融資業務をデジタル化して自動化、効率化させれば、何も銀行だけでな様々な金融機関や投資家も融資業に参入できます。そして担保もデジタル化させれば、審査もスムーズに行える。
そこで、これを実現させているのがTradeteqです。ちょっと難しいですが、Tradeteqの役割は以下のとおり。
ブロックチェーンの技術の1つである“NFT”(非代替性トークン)の仕組みを使うことで、幅広い金融資産を担保にできるようになったわけです。
この企業の資産をNFT化したTradeteqの仕組みは、言ってしまえば今までの銀行業務の自由化。DeFi(分散型金融)では個人向けのお金の貸し借りが自由化されたように、今度は企業向けのお金の貸し借りが自由化されたものを、ここでは“TradeFi”と呼んでいるようです。
以上、これで貿易金融ギャップとは何か。Tradeteqとは何か。これが明確になったのではないでしょうか。
続いて次のトピック。
▶Topic.3(3.30)『NFTイノベーションの過去、現在、そして未来』
……ソリューションアーキテクトのJon Mcbeeが、NFTの現在の革新性、過去、そして未来について議論しました。
これについては、ごめんなさい。色々調べたのですが、残念ながらそれに該当する記事が見当たりませんでした。(まだ記事になっていないのかもしれません。)
ただ、このXDC FoundationのJon McbeeさんがXRP推しのインフルエンサーのYouTube番組にゲストに登場した回は見つかりました。
このサムネイルの方がJon Mcbeeさん。以下の内容でお話をされていました。目次は以下の通り。
0:00 イントロとアジャイルの説明
4:00 Jon McBee
10:55 DOAと製品の所有権
14:48 ソフトウェアの価値
18:03 配信とCynefin
22:00 スクラム
29:34 暗号とアジャイル
39:31 コミュニケーション
43:00 XDCについて
50:30 大統領命令
54:04 XDCおよびXRP
58:43 BlOC監視
1:02:20 新しいガバナンスプラットフォーム
NFTについての話題は見えてきませんでしたが、50:30過ぎの『大統領命令』が面白かったです。つまりは最近話題になっている暗号通貨への国の規制についてですが、
XDCのMcbeeさんからすると、大統領令は「我々に協力的な流れ」と捉えているようです。これは「政府もそろそろ暗号通貨を始めたい」というメッセージ。テクノロジーへの規制は、殺すためのものではなく、採用しやすくするためのもの。この規制が始まるというのは巨大であり、正しい方向へ向かうための一歩。
というような語り口でした。また「規制に向かうにつれ次第に私たちに有利になり続ける可能性がある」とまで語っています。XDCメンバーが語るのを聞くと、何か特別な安心感があります。
思わぬところで、良い材料を得ることができました。NFTについての話題は見つかり次第報告します。
以上、今回1つ目と3つ目の話題はXDC要人の他のメディアへの露出を取り上げました。2つ目の話題は『Tradeteqとは何か』が分かる話題でした。今週はXDC関連銘柄が絶好調、話題も多く出ていました。
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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