仮想通貨投資の㊙心得❶
『損をするカラクリを知る』

今回は最近仮想通貨投資を始めたばかりの方向けのコンテンツになります。最近、ビギナー向けの情報もほしい、というニーズを聞きましたので、こういうのも定期的に発信していきたいと思っています。

今回は『初心者が仮想通貨でカモられるカラクリ』を紹介していこうと思います。

仮想通貨というのはどうしても短期売買での勝率は分が悪く、触れば触るほど、ドツボにハマっていく要素があります。ですが、いつかは当たるのでは?と願いながら取引していくので、これに気づくまでにはどうしても時間がかかってしまいがちです。ある程度経験をしていくと、このような外れクジを引く確率も減ってくるとは思うのですが、今回はご存知の無い方のために改めて情報発信させてください。

なぜ勝率が低くなるのか。主に2つ理由が考えられます。

❶大口投資家が相場を操縦しやすい

この業界の格差というのは、残酷なまでに大きい世界。お金持ちは途方もなくお金持ちで、彼らのことを「クジラ」と呼ぶならば参入したばかりの私など「ミジンコ」でしょう。世の中の仮想通貨の90%がわずか数パーセントの人たちによって握られている、なんて話はもうこの世界の常識です。

彼らクジラからしたら、いとも簡単にこの海に波を起こして自分の口に運びこむことが可能なわけです。

例えば、彼ら(クジラ)ほどの資金力があれば、価格の上昇を自分で演出できるわけです。一度価格上昇の波を作ると、そこに私たちみたいな個人投資家が反応して、飛び立とうとしているロケットに乗ろうとします。すると、ロケットに燃料が投入されたかのように価格は急上昇。あれよあれよと最高値を更新して、皆が気持ちを高ぶらせている一方で、クジラたちはすでに次のことを考えています。

この上昇したロケットの燃料を根こそぎ抜いて、ロケットを見捨てて自分たちだけパラシュートで離脱しようとします。要はクジラは高値を見計らって彼らが買った分を売り始めるわけです。すると価格は急降下。こういう上昇相場に「お祭りだ!」と参入した人たちは“イナゴ”と言われるのですが、こうなるとイナゴは残念ながらやせ細り、佃煮にされてしまいます😿

これは上昇相場での話でしたが、下落相場でも同じことが言えます。例えばクジラが大量に売りを浴びせると、相場は一気に急降下します。こういう場面になると、“下落耐性”の無い投資始めたばかりの方からすると、「今はタイミングが悪かったかな」「一度で直そうかな」と焦って狼狽し、買った通貨を手放してしまったりします。

ですが、その翌日、何事も無かったかのように下がった分の価格が全戻し。「昨晩の下落は何だったのか?」と呆気にとられるケースも珍しくありません。

ここで損をしたのは誰か、得をしたのは誰か、明らかですよね。もう1つパターンが考えられます。

❷初期保有家が上場後に売りさばく

そして、これもクジラに近いと言えば近いのですが、よく「あの超期待銘柄がついに上場するぞ」という情報。これは仮想通貨業界でもよくある注目イベントの1つで、これで今まで温めてきたプロジェクトの銘柄にどんな値段がつくのか、が分かる仮想通貨の“オープニングセレモニー”みたいなものです。

いざ「ついに上場だ!」と予告時刻にスマホを片手にスタンバイして買い注文を入れてみると、あれよあれよと値段が上がり、ついた値段はなんと開始価格の数倍・・・。このロケット発射なんて嫌な予感しかありません。

ロケットはいつまでも上昇するわけではありませんので、もうロケットに燃料は残っていない頃合いを見計らって、やがて値段は下落に転じます。なぜ下落をするか?このオープニングセレモニーで不謹慎?にも売る人がいるからです。その下落がちょっとした下落で済めばいいのですが、下のようなチャートになったとすると、もう上場祭りが“お通夜ムード”に急変です。

なぜこのような結果になるのかというと、何かしらの理由で最初からその銘柄を握っていた人たちがいて、彼らが私たちみたいな上場に期待を膨らませていた人たちの心理の裏をかいて、価格を吊り上がった後で売りを浴びせていたわけです。(ここまでくれば❶のパターンと同じですね。)

なぜ最初にその銘柄を握っている人がいるのか?それはそのプロジェクトの初期投資家、よくあるスタートアップ企業を支援するVC(ベンチャーキャピタル)が短期利益を上げる目的で支援をしていたケースが考えられます。

しかし、こんな風になってしまうとそのプロジェクト自体に汚点を残すことになりかねません。いくら良い理念、良い課題意識のあるものであったとしても、しばらくは信用が落ちてしまいます。そのプロジェクトがお披露目パーティでこうなってしまうと、再び日の目を見るまでには時間がかかるかもしれません。

以上2つが、初心者が仮想通貨でなかなか勝てない現実的な理由でした。

 ❶は「資金力の格差」❷は「情報の格差」

これらが残酷にも存在しているために、私たちは翻弄される側になりかねないわけです。

たとえ一発ビギナーズラックで良い取引ができたとしても、その後はその良い思いを引きずりながら、失敗しつづけることだってよくあること。この業界の勝率は❶と❷によってすでに下げられていますので、トレードをするならそのことを心得ておくべきだということです。

なんだか理不尽な世界ですね。「マスオはこの世界に足を踏み入れさせたのだ。罪は重い!」なんていう人がいるかもしれませんがこの事実はもはや常識です。教えてもらうというより、失敗して知る、という方が多いかもしれません。(また、知られるとうま味が無くなる人もいて、あまりこういう情報にたどり着けなくなっているのかもしれませんが)

以上、今回は“仮想通貨投資をする人誰もが心得るべきこと”、スタートラインに立つために必要な知識をお伝えいたしました。次回はトレーダーを目指さない私たちが確実に仮想通貨で利益を上げる方法を紹介していきます。

ちなみにクジラ(大口投資家)の話をしましたが、こちらの動画でもクジラの心理を分析した内容になっています。まだ仮想通貨を触ったばかりの方には少し内容が難しく感じられる内容かもしれませんが参考までに。

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『損をするカラクリを知る』
” に対して2件のコメントがあります。

  1. トランクス より:

    昨日、今日とブログ更新して頂いて、ありがとうございます!(^○^)
    YouTubeの新作動画も見させて頂きましたぁ!(^○^)IOT銘柄もマスオさんのおかげで、すごく面白いなぁと思いましたぁ!(^○^)
    体調をお崩しされていたのですねぇ( ˃ ⌑ ˂ഃ )大丈夫ですか??ご無理なさらないようにして下さいね〜(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
    いつも応援させてもらっています(^-^)

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