ブロックチェーン革命❶
『変わる決済』(前編)

ブロックチェーンという技術が世に登場して、実用化されるまでにはまだまだ段階を踏む必要があります。仮想通貨もブロックチェーンを使って生み出されたものの1つです。このブロックチェーンによってもたらされる革命はあまりにも大きくて、私たちの生活を一気に変える可能性を秘めています。

       変化=チャンス

と言うように、私たちはこの波に積極的に乗るべきだと思います。ですが、世間の多くの人は生活が変わることに躊躇してしまいます。その原因は、その変化にメリットが感じられない、想像ができないからかもしれません。ですので、このブログでは、今後ブロックチェーンによって変わる未来の生活をできるだけ具体的に思い描いてみたいと思います。今回の記事はその第1弾として

     『決済(支払い)』

の未来について取り上げていきます。ブロックチェーンによって、私たちがお金を支払う方法は確実に変わっていきます。2030年には今とは全く違うお金の扱い方をしているに違いありません。

日本では2016年に『資金決済法』が改正されたことで、今まで非合法だった仮想通貨の支払いが合法になりました。これでお店で仮想通貨の支払いを受け付けられるようにもなったわけです。これを機に未来の決済はどう進化するのか、5つ紹介していきます。

❶『アプリ決済』

これが最も手っ取り早い方法になります。アプリとはスマホに入れるあの『アプリ』のことで、スマホに仮想通貨のウォレットアプリをインストールすれば、これだけで個人間でも仮想通貨のやりとりが可能になります。

たとえば個人経営の飲食店も、店主さんのケータイにウォレットを入れます。そしてそのウォレットのアドレス(住所みたいなもの)があるので、そのアドレスをQRコードで表記して、支払う人はそれを読み込む。あとは指定された量の通貨を入力して送金すれば、ものによってはあっという間に着金します。

ちなみに下のツイートは、日本で初めてXDCという仮想通貨を決済に取り入れた歴史的なツイートです😊

すごい行動力ですよね👏一度訪れてみたいと思っているのですが、「生ビール 50XDC」と値段設定されていたり…😆 仮想通貨は価格変動しやすいのでこの方法はたぶん取れないと思います。仮想通貨が爆上げしたら、生ビールが1杯●万円にもなりかねませんし、暴落したらお店は赤字💦ですので、おそらくですが店主さんが日本円の飲食代をもとに今のXDCの時価から計算していて、双方の合意のもとで支払いがされる、そんな感じかもしれません。

いずれにしても、日本円を介さずに決済ができることはとても革命的なことです。今すでにこんな感じで誰でも仮想通貨を決済手段にできる時代になりました。ですが、このように毎回計算するのはかなり厳しいですね。そこで個人ではなく一般企業の決済に導入する際には

❷『店舗専用システム』

こんなサービスを利用しています。すでに仮想通貨決済を取り入れている企業と言えば、ビックカメラ、ソフマップ、旅行代理店のHIS、メガネスーパーなど。それぞれ独自のシステムを導入していますが、どんなシステムか。

ビックカメラは、国内仮想通貨取引所『BitFlyer』の提供する決済システムを使っています。これならBitFlyerでの時価がレートになって自動計算されるため、手間がかからずスムーズにやりとりが可能になります。

ですが、この店舗専用システムは、支払う人もBitFlyerの口座・ウォレットをもっているのが条件になります。他のウォレットを使う場合は、❶と同じようなやり方になるため、制約があってイマイチ便利とは言えません。

そこで、今考えられているのが、

❸『カード決済』

です。今やクレジットカードはどこのお店でも利用が可能な時代になりました。このクレジットカード会社の強みは、すでに送金網が世の中に張り巡らされていることです。ほぼ完成されたこのインフラを使えば、仮想通貨の支払いのためにシステムを作り直す必要はない、というわけです。たとえば今後

        『クリプトカード』

なるものが登場し、従来のクレジットカードと同じようにカードを端末に差し込んで、暗証番号を入力するだけで決済が完了。今まで通りで、何の差し障りもありません。

違うのはクレジットカードではなく、デビットカードに近いところ。デビットカードは銀行口座からすぐに引き落とされるような仕組みです。今回は仮想通貨を引き落とすので、銀行口座とカードを紐づけるのではなく、たとえばBitFlyerの仮想通貨ウォレットとVISAのクリプトカードを紐づけて、そこから引き落とされるイメージです。

これなら支払う人も支払われる人も手間を省けるため、この『クリプトカード』の仕組みは受け入れられやすいです。一度「便利だ」と話題になれば、火が着いてすぐに浸透するのではないでしょうか。VISAカードはすでに世界の5000万店舗で使えますので、このカードのインパクトは相当大きいと思います。

ですが、このカードに敢えて課題をつきつけるとすれば、それはお店が手数料を負担しなければならないところ。今までお客にクレジットカード決済を選ばれると、お店側は決済金額の2%前後をカード会社に手数料として支払わなければなりません。

これでは、真の意味でブロックチェーンの良さを生かしたとはいいにくい!ブロックチェーンの強みは、仲介者を省き、直接やりとりできるところにもあります。なので、VISAカードを挟まない決済方法があれば、お店はそれを選ぶようになりそうです。もしそれが選ばれるとすれば、

❹『CBDC決済』

こんな可能性があります。CBDCというのは、「中央銀行デジタル通貨」のことですが、日本であれば日銀が発行する『仮想通貨の円』みたいなイメージでいいと思います。

これが発行されるということは、国が国民全員にウォレットを配布することになります。これが導入されるからには、せめて今の現金より便利に使われるメリットがなければいけません。少なくとも国が手数料を取ることはないはずです。

ですが、問題はこのウォレットで『CBDCの日本円』以外の仮想通貨が使えるかどうか。使えなければ、今までのPayPayのような電子マネーとたいして変わらないため、これまたメリットが感じられません。またCBDCの導入にはプライバシーの問題があって、個人とお財布が紐づけされるのをきらう人もいるとなると、普及にはまだまだ解決すべき課題があります。

さて、今のところ『手数料の問題』『プライバシーの問題』が浮き彫りになってきました。この2つを解決する方法はあるのか。それを次回お伝えさせていただきます。

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