『風の時代×仮想通貨』その3

『風の時代×仮想通貨』その2

前回は、『風の時代』を迎えて一年経った今、大きな時代の変化に私たちが順応する1つの有効な手段として、『仮想通貨』に触れることが有効だ。その理由をブロックチェー…

 前回に引き続き『風の時代』と『仮想通貨』の接点を探っていきたいと思います。上記の“その2”の記事では❶~❹の対比について解説しましたので、今回は❺と❻について分析していきます。

❺『規則→自由』
 今までの時代観では、「規則・ルール」が重視されてきました。理由はカンタンです。縦型社会を維持するためです。縦型の組織が機能していくには、上の決めたルールに下が従い、それにコミットする必要がありました。これは場合によっては搾取の構造にもなり、格差が広がる原因となっていたため、人によっては息苦しさ、ストレスを感じていた人もいたことと思います。そして、その縦型構造の最たるものが“国”

世界の国々のほとんどは、自国の通貨(法定通貨)を発行する仕組みを採用していますが、縦型構造ゆえに一部の特権階級を生んでしまっています。ですが、この仕組みも『地の時代』の終わりに近づき、制度疲労を起こしています。その証拠に、世界の基軸通貨アメリカドルが未だかつてないほどに通貨を発行しまくり、その価値が年々薄まってきています。昨今は“通貨リセット”なんていうのも囁かれていて何やら物騒ですが

この時代の過渡期に登場したのがビットコイン2009年のことでした。あれから12年以上が経ちましたが、ビットコインは生き残っています。それどころか、その後生まれる仮想通貨のひな形となり、まだ仮想通貨界のけん引役として活躍しています。さらには今年、エルサルバドルで法定通貨に採用されることになりました。

つまり、今まで通貨を発行するには国のルールに則る必要があった中で、ビットコインはその仕組みを外から打ち破り、今ではドルなどの法定通貨と対等な“お金”に成長したわけです。初めて通貨発行の自由を勝ち取ったのも『風の時代』によるものでしょうか。

そして、お金の自由化の流れは他のところでも始まっています。例えば、国際送金の権利を握り続けている銀行たちから“送金の自由”を獲得しようとしているリップル社、通貨発行権とは何なのか、皆が戸惑うくらいに“仮想通貨版ドル”を刷り続けているテザー社

ビットコイン、リップル社の“XRP”、テザー社の“USDT”、これらの仮想通貨が一部の人に熱烈に支持されている背景には、この“自由への思想”があるようにも思います。

このお金の自由を求める動きはこれにとどまらず、次のターゲットはその他の金融サービスDeFi(分散型金融)と呼ばれるサービスがまたもや仮想通貨から登場し、2020年頃から急拡大していました。これによって仮想通貨の預金、貸し借り、投資ファンド、保険などのサービスがプログラムによって自動化されました。まるで現代版“むじんくん”のように(今の人は分からないかも…)人を介さずネット上のアプリでやりとりが完結できるようになったのです。

以上、お金についてルールメイクをしてきた人たちの牙城を切り崩すところまで来た、というのがここ数年の仮想通貨の歴史だったわけです。今後もお金の自由をめぐり、国家による規制がますます整備されてくると思いますが、これも仮想通貨が普及するための一過程だと見ています。

❻『保守→革新』
 最後の項目では、「保守」(今までの価値観や常識)が壊され、「革新」(イノベーション)が起きる。特に2021年の仮想通貨の歩みにがっちり重なる話をしていきます。

私が子供の頃の話ですが、よくゲームをすると親に「〇時まで」「やり過ぎ」こんな言葉ばかりかけられていました。ですが今、発展途上国では「ゲーム」によって生計を成り立たせている人が出ているのをご存知でしょうか。『Play to Earn(遊んで稼ぐ)』『GameFi(ゲーム内の金融)』こんな言葉が出てきています。ゲームの中でアイテムを売り買い、貸し借りして、それを仮想通貨でやり取りするわけです。これらが可能になったのも、ブロックチェーンを使ったゲームが登場したからです。やがてこれが今の時代で当たり前になれば、“どんどんゲームをしてくれ”と子供にゲームを勧める親がこれからは増えていくのかもしれません。まさに常識を壊すかもしれない1つの事例です。

そして、さらにその先の未来で見えてくるのが“メタバース(仮想現実世界)”。2021年11月にFacebookの社名変更が話題になり一気にこの流れが加速してきました。メタバースが一時のブームのように思えない理由、それはしっかりと段階を踏んで準備されてきた感があるからです。

どんな準備か。今までもVR(仮想現実)ゲームは存在していましたが、いまいち人々を巻き込むには動機づけが弱かったようで、大流行には至りませんでした。ですが、人々の興味を引くようになったきっかけ、それが仮想通貨、特にNFT(非代替性トークン)が2021年前半から半ばにかけてマーケットが確立されだしたことが大きかったようです。お陰で今では仮想世界の土地は大盛況、高値でも売り切れ続出しています。土地が売れるということは、そこに街ができ、お店ができ、人が集まる兆しです。結局、メタバースもこの流れを待って、満を持して登場したのかもしれません。

あとは、LINEやTwitterなど様々なSNSに、アーティスト、キャラクター、有名ゲームが参入すると、さらにNFT取引が活発になり、やがて仮想通貨ベースの巨大な経済圏が生まれます。このようになれば、メタバースは一気に加速すると見ています。こう考えると

   “仮想通貨”=“仮想空間のお金”

こういうことだったのではないでしょうか。(この内容については以前のこちらの動画でも詳しく触れさせていただきました。参考になればと思います。)

『風の時代』はまさに革新の連続。2021年のこの1年間で、いつの間にか人々は現実世界とは別の“バーチャル空間”の存在を許容しはじめました。もしメタバースをゲーム程度のものと思って看過していたら、数年後には大きな格差が生まれていた…なんてこともあるかもしれません。決してどっぷりとVRゴーグルをつけて生活することを推奨しているわけではなく、「考えを柔軟に、フットワークを軽く」が大切になる時代を心がけてのことです。

以上、6つのポイントを見てきましたが、前回と今回の内容を踏まえて『風の時代性×仮想通貨関連ワード』をまとめてみました。

 人によっては見知らぬ英単語、横文字が並んで頭が痛くなりそうですが、これらの内容もYouTubeの過去動画でやさしく解説していますので、ぜひ覗いてみてください。今からでも仮想通貨を深める価値は大いにあります。私自身今まで色々な理由で仮想通貨をお勧めしてきましたが、この切り口で「始めてみたくなった」という人がいたら、それこそ順応が早い方かもしれませんね。

以上、3回に分けて解説してきましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

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『風の時代×仮想通貨』その3” に対して2件のコメントがあります。

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