【3分おさらい 】先週のクリプト動向 11.26-12.2
こんにちは、マスオです。
定期連載シリーズになったこちらのブログ記事。ここ1週間の世界の仮想通貨、Web3関連のニュースを、拾い読みで"きっと"3分で振り返ることができます。お時間が無い方にぜひご活用いただきたいと思っています。
毎度テーマを6つに分けて、トピックごとに見られるように整理してあります。キーワードを拾いながら効率的にインプットしていただければと思います。では早速始めましょう!
❶新サービス・新業界動向
▶︎ Victory Securities(香港の証券会社)
個人投資家向け暗号資産サービスライセンスを香港で3番目に取得
▶︎ インタラクティブ・ブローカーズ(世界最大規模の証券会社)
仮想通貨取引所OSLと提携し香港の個人投資家向けに仮想通貨取引を提供
▶︎ Fasset(デジタル資産投資プラットフォーム)
ドバイでVASPライセンス取得
▶︎ 積水化学
オランダのブロックチェーントレーサビリティ「Circularise」と業務提携で「デジタル製品パスポート」を企業に提供へ
<RWA(トークン化資産)・証券関連>
▶︎ 大和証券グループとGinco
パブリックチェーンでのセキュリティトークン発行プラットフォーム開発に向けた概念実証を実施
<ETF・暗号資産デリバティブ関連>
▶︎ Pando(スイス資産管理会社)
米で13番目のビットコインETF上場申請に
▶︎(ビットコインETF関連調査)
・2年以上ビットコインETFが取引されているブラジルで運用資産額が1億ドル近くに(ほぼHashdexが主導)
・年初からビットコインETFへの資金流入額が世界で15億ドルを突破
▶︎ 「BITO」(米国初のビットコイン先物ETF)
機関投資家の需要が高まり、運用資産額が2021年の過去最高を更新
❷世界各国の規制や動向
▶︎ 米SEC
・バイナンスUSが顧客資産を流用していた可能性を調査
・フランクリン・テンプルトンとハッシュデックスのビットコインETFにパブリックオピニオンを募集
▶︎ 米財務省
・ビットコインミキシング「Sinbad」に制裁措置、北朝鮮ラザルスとの関係疑惑で
・長官「仮想通貨企業に対する制裁ツール強化を検討 」で海外ステーブルコイン発行者にも懸念
▶︎ フィリピンSEC
「バイナンスは未登録の有価証券を販売している」としアクセス遮断へ
▶︎ ドイツ規制当局
ビットコイン・グループに資金洗浄対策を命令
▶︎ 金融安定理事会(BIS傘下)
FTX破綻による混乱から仮想通貨業界の深刻な脆弱性を指摘する報告書を発表
▶︎ スペイン国税庁
海外で保有する仮想通貨の報告を義務化、来年3月末までに申告が必要に
▶︎ 香港
仮想通貨詐欺相次ぐも規制当局はライセンス猶予期間据え置き
▶︎ 香港の証券協会
経済活性化目的でICOの導入を提案
<CBDC関連>
▶︎ 国際決済銀行(BIS)報告書
「CBDC発行にはセキュリティの確保が不可欠」
「中央銀行はCBDCリスクに対する十分な準備ができていない」
「CBDCでプライバシーを確保することは可能」
▶︎ 中国
デジタル人民元試験に英スタンダード・チャータード、香港HSBC、台湾富邦華一銀行が参加
▶︎ ソラミツ
ソロモン諸島中央銀行と中銀デジタル通貨の実証実験を実施
▶︎ カナダ
CBDC導入にネガティブな意見が大勢との調査結果
❸銘柄関連
▶︎ $ETH
イーサリアム共同創設者ブテリン氏「ステーキングメカニズムに大規模な刷新が必要」
▶︎ $ATOM(コスモス)
コミュニティがATOMのインフレ率を10%まで引き下げる提案を承認
▶︎ $IOTA
UAEのADGM(アブダビ当局)で初の公式提携先DLT財団にIOTAを選び助成金でエコシステム支援
▶︎ $LINK(チェーンリンク)
セキュリティや柔軟性向上に向けステーキング機能をアップグレード
▶︎ $ALGO
国連機関とアルゴランド財団が国連職員を対象にブロックチェーンアカデミー設立で提携
▶︎ $TON(テレグラムのブロックチェーン)
アニモカ・ブランズがWeb3ゲーム関連での協力を見据え最大のバリデータとして参加
▶︎ $TORN(トルネードキャッシュのトークン)
バイナンスの上場廃止受け57%の暴落
<ステーブルコイン関連>
▶︎ SBIと米Circle
基本合意書締結でステーブルコインUSDCの取り扱い目指す
▶︎ JPYC(プリペイド式日本円ステーブル)
三菱UFJ信託とプログマ協業で、金銭払い戻し可能な信託型発行を検討開始
▶︎ Paxos(ステーブルコイン企業)
アブダビでステーブルコイン発行の原則承認取得、暗号資産サービス提供も
▶︎ $BUSD(バイナンス発行ステーブル)
12月15日にバイナンスUSDのサポートを終了
▶︎ テザー
新CEO「再生可能エネルギーやコミュニケーションアプリに注力」
▶︎ 米サークル社
・「テロ資金調達への関与はない」と議員らに書簡
・ジャスティン・サン氏との関係を否定
❹Web3、NFT関連
▶︎ Find Satoshi Lab(STEPN開発企業)
次回作「Gas Hero」のアルファテスト開始
▶︎ NFTゲーム「イルビウム(Illuvium)」
最大手eスポーツチームTeam Liquidと提携
▶︎ BAYCバーチャルバンド「KINGSHIP」
大手ゲーミングプラットフォームRobloxでデビュー
❺その他(注目発言、etc)
▶︎ ブータン(ヒマラヤ山脈の小国)
水面下でビットコイン採掘拡大、衛星画像などで判明
▶︎ CZ氏(元バイナンスCEO)
・米裁判所判事「審査が終わるまで出国禁止」
・米司法省「収監しない」
・バイナンスUSの会長職退く
▶︎ 米Ark Investments
・500万ドル相当のグレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)を売却
・470万ドル相当のコインベース株を売却
▶︎ 米フォーブス誌
2024年版「30歳未満の30人」で仮想通貨関連9名を金融リーダーに選出
▶︎ クリスティアーノロナウド
バイナンスの未登録有価証券宣伝したとして集団訴訟される
▶︎ 米投資会社タイガー・グローバル
BAYCやOpenSea投資の評価額を大幅下方修正
▶︎ CoinGeckoレポート
過去5年間でWeb3ゲームの75%が「失敗した」と報告
▶︎ スタンダードチャータード銀行
ビットコインが2024年末までに10万ドルに達する予想を維持
▶︎ 約1111億円相当の仮想通貨が12月にロック解除されて市場に放出される予定
▶︎ ナンセン(ブロックチェーン分析会社)
バイナンスからの資金流出がほぼ沈静化と指摘
▶︎ 米マイクロストラテジー
880億円相当のビットコイン追加購入(合計保有数174,530BTCに)
▶︎ セキュリティ会社セルティック調査
「11月の仮想通貨関連の被害額3億6300万ドルで今年最悪に」
▶︎ 2024年末にビットコインは10万ドルに 現物型ビットコインETF承認で=スタンダードチャータードが予測
<CEX取引所関連>
▶︎ バイナンス
・「規制対応とユーザーを重視」新CEOがビジョンを発表
・仮想通貨4銘柄上場廃止へ
・イーサリアムフォーク銘柄のパーペチュアル取引を提供
・「銀行で金利を得ながら仮想通貨投資を」バイナンス、新たな機関投資家向けソリューション提供へ
▶︎ コインベース
・米国外取引所でADA・LINK・DOGE・XLMを無期限先物取引で取扱いへ
・顧客にBybit関連の「召喚状」通知、CFTCの動きに焦点
・CEOがBaseトークン発行を否定
▶︎ 米SoFi(仮想通貨取引)
12月19日にサービス停止でBlockchain(.)comへ移行
▶︎ OKX(大手取引所)
ブラジルで仮想通貨取引所とウォレットサービスを開始
▶︎ ビットバンク
ギャンブルサイトへの取引を制限
❻日本国内
▶︎ (国税庁調査)
仮想通貨の一件あたり申告漏れ所得額が16%減少
▶︎ コイントレード
AVAX(アバランチ)のステーキングサービス提供開始
▶︎ TISとフィナンシェ
「IEO支援サービス」提供開始
▶︎ KDDI
「αU wallet」をOasysのL2「HOME Verse」に対応
▶︎ Bunzz(Web3開発インフラ)
Japan Open Chainと業務提携でコンサルティングとシステム開発周りの技術を提供
以上です。
効率的に情報収集していただけたらうれしいです。また、別シリーズの『ISO20022×仮想通貨ニュース』こちらもぜひご興味があればご覧くださいね。
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★第3弾動画『新トークン・NFT・ウォレット内通貨の交換などについて』
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