Weekly XDCダイジェスト vol.㊻ 2023.1.22-1.28
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。では先日発表された1月22日から1月28日までの動きを紹介していきます。ではさっそく参りましょう!
《THIS WEEK IN XDC (2023.1.22-1.28)》
今回は3つのトピックがありました。太字が直訳部分、その後にわたしが僭越ながら解説を付け加えていきます。
▶▶▶Topic.❶『XDCネットワークで殿堂入りしたウォーレン・サップ選手とNFTを実施』
……ウォーレン・サップ氏と彼のチームは、XDC Communityのランスと一緒にツイッタースペースを開き、新しいSapp99 Championship NFTコレクション、XDC Network、フットボールなどについて議論しました。
1つ目のトピックは、先々週にも登場したXDCのNFTに元NFL(アメフト)のレジェンドプレーヤー『ウォーレン・サップ』氏がTwitterスペースに登場した件について。
前回はXDCでNFTに参戦することについて取り上げました。
今回はNFT、アメフト、XDCについて以下のメンバーで1時間ほどトークセッションが行われました。
MineYour.Bizさんが司会。DOP3クラブさんは今回サップ氏のNFT作成を手伝ったNFTクリエイターの方、ランスさんはXDCのセッションをいつもホストしている方、AltMom.ethさんはトークゲストでNFTクリエイターの方、ムーンウォーカーさんはサップ氏のプロモーターの方。そして、ウォーレン・サップ氏。スピーカーはこの6名でした。
トークについては1時間以上ありましたが、今回はアメフトに詳しくなかったり、楽しい会話でひと時が流れていたので、大部分は省略ですm(__)m
●今回のXDCのNFTコレクションはOpenSeaの希釈版ではなく、独自シリーズ作品であること。
●今回発表する作品は全部で20個。サップ氏のサイン入りグッズの対象になる。
●XDCを知らない方向けに、XDCのブロックチェーンの特長やプロジェクトを構築することが最適である理由を説明。
●XDCは流動性がまだ飽和していないが、それは新しいプロジェクトを始めるには最適な場所となる。
●ただ、XDCは手数料があまりに安いので、ダスティング攻撃(無駄にたくさんミントする行為)が起きるなどノイズが発生する。
●しかしコンプライアンスを守ろうとするチェーンとして規制当局から注目を集めるなら、その発生の可能性は低くなると思う。
●XDCネットワークを選ぶ理由は、手数料が安いこと、コンプライアンスを遵守すること。この2つが揃ったときが勝利のときだ。
●元選手、あるいは他のプロスポーツ選手も参加するフェーズに入る。
●多くの人が私(サップ氏)のところに来て、NFTに興味をしめしているので、これから新たなNFTの時代が到来する。
(以上)
個人的には今回のサップ氏と参加者との会話で、NFTが有名スポーツ選手、それ以外にも多くの憧れの存在との距離を縮める機会になることを改めて感じました。
「NFTで遊ぶ」という感覚は金融主体のブロックチェーンの世界を広げると思い、今後の新規参入にも目を光らせたいと思います。
▶▶▶Topic.❷『PlugInがホワイトペーパー2.0をリリース』
……XDC Network上に構築された分散型オラクルネットワークであるPlugInは、最近、より堅牢なアーキテクチャを導入したホワイトペーパーのバージョン2.0をリリースした。
2つ目のトピックは、久しぶりにプラグインの話題です。
先日、プラグインの2023年のロードマップが紹介されたばかりでしたが、今度は『ホワイトペーパー2.0』がリリースされました。
ロードマップとホワイトペーパーというのは意味合いが異なっていて、ホワイトペーパーの方が初めて知る方に向けて書かれているような印象があります。
ということで、今回はより「プラグインが扱うオラクルとは何なのか」について丁寧に解説されている内容になっています。
それがこちら、よく見てください。(ぜひリンクを開けて)
なんと!日本語で書かれています!なぜ?英語じゃないのか。
というのも、実はこちらを執筆されたのが、PlugInのモデレーターをされているこちらの方だからです。
ということで、今回は内容について私からお伝えすることはありません。こちらを見て頂ければオラクルのことがよく分かります。
ですが、あえて1つお伝えすると、PlugInは今後非常に大きな役割を持っていることは間違いありません。
これからのブロックチェーン製品というのは、オラクルによって外部データを取得して作られるからです。
オラクルが無いとアプリがサービスが提供できないのです。その役割が、ロードマップと今回のホワイトペーパーを見ると、非常に期待が持てます。
このことを踏まえてぜひ見てもらえると、可能性しか見えてきません。
その最たる例がこちら。
これは先日2月6日に発表されたXDCハッカソンの受賞者一覧ですが、このマーキングしている『XSyn プロトコル』に注目です。
そしてこちらも見てください。さきほどもお伝えした通りプラグインのロードマップが1月18日に発表されましたが、その抜粋です。
なんとまぁ、ハッカソンの結果が出る2週間以上前に、PlugInがすでにこのように唾をつけていたことからも、これは別格のプロジェクトなんだという空気が流れています。
では、この期待度が高まるXSynプロトコルとは何か。
デリバティブ(金融派生商品)です。つまり、金融商品の先物、信用、オプション取引などのトークン化です。
ということでスケールの大きい話を感じつつ、XDC上のオラクル『プラグイン』のホワイトペーパーについてお伝えしました。
▶▶▶Topic.❸『ブロックフィットAMAとXDCコミュニティ』
……XDC Communityは、Blockfitを広くコミュニティに紹介するTwitter Spaceを開催しました。彼らは、XDC上に構築された彼らのdAppと、健康やフィットネスにWeb3を導入する計画について話しました。
3つ目のトピックは、前回のWeeklyでも登場した、ブロックフィットというXDC上初のMove-to-Earnアプリについて。
今回はAMA(Ask Me Anything)を開催していましたので、そちらについてかいつまんでお伝えします。
その前に、今回スピーカーに上がっていた方のうち3名は、Elitweb3という組織のメンバーだそうですが、気になったのでこのElitweb3について先日ツイートでこのようにまとめておきました。
主に3つのプロジェクトがありましたが、今回はそのうちのブロックフィットについての質問応答が行われていました。
Twitterスペースで1時間ほどの会話があって、翻訳して内容を一応全部確認しました。
その上で要点だけをお伝えすると、
●このMove-to-Earnアプリは将来充てにならない退職金(年金)の課題を運動によって解決する意図から生まれた。
●2年前から計画、実行されてきたアプリでXDCの開発者Quincy氏、Comtech GoldなどXDC関係者の多くの人が開発に参加、支援をしている。
●アプリで成功するにはモチベーションが必要であり、これによって儲かるのは全員ではない。
●ワークアウトで自分自身との約束を80%実行し続けられた人がその恩恵を受ける。
●このアプリの肝心な部分というのは、Web2のような搾取型ではなく、Web3のような分配型で資金を運用するところ。
●ワークアウトが失敗した場合、60%の資金は失われるが、この資金は非営利団体への寄付に使われる。
●しかも赤十字のような不透明な寄付ではなく、ブロックチェーンで透明性のある使い道を我々は示す。
●私たちのガバナンストークン $HEALTH は、$CGO(金連動トークン)と換えられる。よってこのトークンはICOなどを行わない。
●$HEALTH は、運動の対価、参加者の増加にのみ生成されるようコードで制約されている。
●いつかLLBeanのような企業との関係を強め、アプリを通じて様々な製品を販売できるようにするビジョンがある。
●メタバースで医療専門家を集め、そこで$HEALTH は使い道も用意する予定だ。
●先日の米国での『Battle of War』イベントでは5万人が来場し、多くの参加者にXDCを認知してもらい、ウォレットを作ってもらうことができた。
・・・・・・・
肝心のアプリの中身はどうなっているのかについては、ここで説明をすると少しボリュームが多くなるため、別の記事で紹介したいと思います。
ただ、こちらのブロックフィットアプリの構造を和訳して、内容をチラ見せして次回につなげたいと思います。(ご容赦くださいm(__)m)
以上、今回の記事では3つのトピックを解説させてもらいました。
1つ目は、NFLサップ氏のNFT話。2つ目は、プラグインのホワイトペーパー2.0。3つ目は、ブロックフィットのAMAについてお届けしました。
また、ダイジェストには取り上げられなかった、この週のXDC関連ツイートも掲載しておきます。
🔽オンチェーン投票(β版)の具体的な手順について
🔽XDCを中国語で発信するアカウントを発見
🔽XDCアンドレ氏が来月ドバイのGTRに出席
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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