Weekly XDCダイジェスト vol.⓫ 2022.5.14-5.20
《THIS WEEK IN XDC (2022.5.14-5.20)》
今回は4つのトピックがありました。太字が直訳部分、その後にわたしが僭越ながら解説を付け加えていきます。
▶Topic.1(5.17)『XDC Foundation、"Permissionless "に参加』
……XDC Foundationのメンバーは、マイアミで開催されたPermissionless 2022に参加しました。暗号業界の主要な声が集まり、DeFiとMetaverseに焦点を当てた3日間のイベントです。
※www.DeepL.com/Translatorで翻訳
この記事にあるイベント「permissionless2022」というのはBlockWorksというニューヨークに本社をもつ暗号通貨関連メディアが主催する世界的年次イベントのようです。
それが今年はマイアミで開催されました。3日間に渡ってこのクリプト業界の名だたるブロックチェーン創設者や、それに深く関わる企業の要人が集結してセッションをしたり、ブースを展開している様子をTwitterで確認しました。
なんだか先日日本でも開催されたブロックチェーンEXPOみたいな感じ?いえいえ、どちらかというと業界人を集めたイベントで、参加費も取るようです。ちなみに参加費は・・・
これは開催の主旨の抜粋ですが
『金融や暗号通貨の制度的な採用、メタバース、NFTやゲームの未来に関わるトピックが議論され、最も先進的な業界関係者が集まります。会議は、ビルダー、開発者、アーティスト、ゲーマー、投資家の多様な組み合わせにサービスを提供するために、3つの別々のトラックに編成されています。』
そこでXDC Foundationもここにどう参加していたのかな?と思い見てみてみたのですが、
スポンサー関連企業には入っていませんでした。が、今回はXDC Foundationのメンバーもここに足を運んだようです。
ちなみに今年の話題は「DeFi」と「メタバース」だったようですが、Twitterでこの「Permissionless 2022」について総括していて意見が交わされたTwitterスレッドがありました。
内容を少しかいつまむと、
「DeFiを議論しながら、KYCやマネーロンダリングなどの規制の話ばかりでエキサイティングでなかった」
「DeFiと既存金融の融合こそが、次の勝者を作る」
などと闊達な意見交換がされていました。今後の暗号通貨業界というのは、確実にDeFiとメタバースが焦点になっていくと思いますし、その社会の構造変化をどうやって進めるのか、が話し合われた世界最先端のイベントだったのだと思います。
では続いて次の話題です。
▶Topic.2(5.18)『パナマでのグローバルな対話』
……XDC Foundationは、パナマで開催されたbloomberg New Economy Gateway Latin Americaにおいて、世界および地域のリーダーたちと共に、グローカル経済における地域の影響について話し合いました。
こちらは前回のWeelly XDCでも予告のあったパナマで開催されたイベントについて。
https://www.bloombergneweconomy.com/gateway-latin-america/
この開催内容のダイジェストがBloombergのサイトに掲載されていたので、その内容を紹介したいと思います。
まず今回話し合われた内容についてはこちらの序文で確認できます。
この感染症やサプライチェーンの停滞など、不安定な情勢を踏まえて、ラテンアメリカでは、食料やエネルギー、貨物輸送についてどう取り組むか、という内容が焦点になっていたようです。
そして、このサイトの最後には「暗号法」について書かれていたので、こちらも抜粋しておきます。
パナマというのは実は、中国とアメリカの両方に挟まれた重要地点というのが分かります。
この内容にあるように「(法案は)現在の形では署名されないだろう」とパナマのコルティゾ大統領は述べています。そして「暗号通貨の世界的な規制を待っているとき」とも書かれています。
この記事を読んでみると、今回パナマで行われたこのラテンアメリカの会議では、今後の物流・貿易の要はやはり「暗号」(ブロックチェーン)なのだということが再確認できました。
「規制の具体化⇒パナマ法案調整⇒正式採用⇒世界各国に規制準拠(ISO20022etc)銘柄が採用へ」
今後はこういう順序で進められるのだと推察します。今後もパナマは目が離せませんね。では続いて次のトピックへ。
▶Topic.3(5.18)『コミュニティへのコミットメント』
……XDC Foiundationは、DC SCORESの教師およびコーチと協力して、すべての子供が子供時代の喜びを体験できるようにするという彼らの取り組みを称える特別な一夜を過ごしました。
こちらに出てくるDC SCORESとは、XDC Foundationがスポンサーになっているアメリカのプロサッカーチーム『DC United』の下部組織。Twitterアカウントもあったのでその説明を見てみると、子供の育成事業というのが分かりました。
そして先日5月18日にこのDC SCORESがDC Unitedのファンとの間でチャリティーイベントを開催していました。その様子がこちら。
子供たちの笑顔がたくさん見られたこちらのイベントでした。このトピックの表題のように、『コミュニティへのコミットメント』とXDCの普及は両輪、セットなんだな、と改めて感じさせられました。
▶Topic.4(5.20)『Uphold社がウェビナーでアンドレ・キャスターマンをホスティング』
……アンドレ・キャスターマンは、UpholdとDr.Martin Hiesboeckと共に、暗号に関する規制案とブロックチェーン技術が金融機関にもたらすものについて話し合うウェビナーイベントを開催しました。
さて、今回紹介する最後の内容はこちら。
こちらの下側いるのがアンドレ・キャスターマン氏。XDCのアドバイザーで、貿易金融でのブロックチェーン普及に深くかかわる方です。一方、上側の人物はUpholdという様々な金融資産を扱う取引所の代表、マーティン氏。
そのUphold社に4月末XDCが上場しましたが、今回はお互いの代表によるセッションが行われ、話題になりました。
その様子が下のYouTube動画にアップされていました。(公式のものではないかもしれないため、消去されることもありそうですが念のため掲載します)
どんな内容が話し合われたのか。冒頭から次のような「貿易金融の課題」から始まっていました。
・貿易では資金が生かされないまま眠ってしまうこと
・様々な金融商品が複雑化されているので標準化が難しいこと
・貿易の資産については世界各国の国内の問題も関係すること
『貿易金融』の抱える”難しさ”の克服に取り組んでいることが分かりました。
そして、今の暗号通貨市場について。
今の暗号通貨の市場規模は貿易金融の市場規模と比べると100倍は違う。この市場規模を見ることが正しいこと。
このように現在地点と将来的な暗号通貨のビジョンについて語っていました。その後、内容はかなり専門的になっていき、私もすべての内容を把握できていませんが、だいたいのトピックだけは紹介しておきます。
開始~ 貿易金融上の課題について
17分前後 ロンドンに拠点を置くブロックチェーンについて
25分前後 フェアトレードについて
35分前後 XDCの役割について
38分前後 ブロックチェーン導入による業界の余波について
興味があれば、YouTube動画があるうちにぜひ見てみてください。そしてこのアンドレ氏とマーティン氏の対談は定期的に行われる、とも話がありました。今後もどんな内容が話題になるか追っていければと思います。
以上、今回は4つのトピックを解説しました。1つ目は「Permissionless2022」というクリプト界の世界的イベント。2つ目はパナマで行われたラテンアメリカ会議。3つ目は『DC SCORES』のチャリティーイベント。最後はアンドレ氏のトークセッションイベント。イベントづくめの1週間でした。
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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