Weekly XDCダイジェスト vol.❷ 2022.3.12-18
こんにちは。今回は先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。では先日発表された3月12日から18日までの動きを紹介していきます。
《THIS WEEK IN XDC (2022.3.12-18)》
今回は2つのトピックがありました。太字が直訳部分、その後にわたしが僭越ながら解説を付け加えていきます。
▶Topic.1(3.17)『XDC-エアドロップ契約』
……Quincy JonesがXRC-Airdrop契約について紹介し、その有用性についての見解を述べています。
QuincyさんというのはTwitterなどで有名な発信力のあるご意見番XDC開発者の方ですが、この方が『エアドロップ・コントラクト』について解説している記事がXDC Foundationのサイトの以下のページです。
この内容を要約すると…
『プロジェクトのエアドロップ機能をXDCベースのアプリで簡単な手順で自動実行できるようにした』
という内容です。以下の内容は英文を私なりに噛み砕いて解釈した内容になります。正確さより分かりやすさ重視でお伝えします。
<そもそもエアドロップの目的は何?>
→エアドロップの目的は「プロジェクトの分権化」や「プロジェクトの拡大」、あるいは「プロジェクトの初期支援者に報いるため」「保有者に継続的に報酬を発行するため」という目的もあります。
→さらにエアドロップは、株式の配当とは違って担保の有無は問われず、気軽に新しいトークンを関係者に配布することができます。
<今回取り組んだことは何?>
→DAO(自律分散型組織)が今後ますます増えてくる中で、運営側が手軽にトークンを発行して、配布ができるようにするための方法を用意しているとのこと。
→具体的には、運営のウェブサイトやモバイルアプリ上でそれが実行できるようになるそうです。そのために作られているのが『エアドロップコントラクト(名称:XRC-Airdrop)』なるものです。
<『XRC-Airdrop』で何ができる?>
→これによってわざわざ自社開発者を雇う必要もなく、プロジェクト自身でトークンをエアドロップできます。これで直接ユーザーのウォレットに簡単に配布できるようになり、しかもXDCですので手数料も安く、高速で、小さな単位で行うこともできます。
こんな内容でした。私個人の感想ですが、XDCが今取り組んでいることの多くが『開発者いらず』で様々な機能を一般人が使うことができる“民主化”みたいな取り組みが目立つように思います。
やはり“使いやすさ”は正義ですので、誰でも、シンプルな作業で、様々な機能を使うことができるようになれば、そのネイティブトークン“XDC”の需要は自然と高まっていきますね。
続いて2つ目の記事も実は同じような“ユーザーフレンドリー”な内容です。
▶Topic.2(3.17)『成功を実証し続けるBuild it on XDC』
……XRC-20トークンは、Originを使用してXDC上で引き続き展開され、別のレイヤー2プロジェクトはXDCネットワークに移行する意向を表明しました。
こちらの内容はおそらくこの3月16日のニュース記事を指しているかと思います。
こちらの英文記事もポイント部分を線を引いていますので、解説しながら見ていきます。
ここでいう『Origin』というのは何かというと
つまり、XRC-20トークンを簡単に発行できるツールということです。
誰でも、2分以内に発行できる!?そんなことを言われるとは私たちも発行したくなりますね。(MASUOトークン・・・なんて)そして「ユーティリティベースの手段」の上の部分に実際の用途が書かれていますね。それをもっと具体的に説明しているのが続きの文。
社内トークンなど色々用途が書かれていますが、プライベートな環境で使うこともできるということですね。そして何より、XDCネットワークがスポンサーになっているプロサッカーチーム『DC United』のファントークンも計画があるとのことです。時間の問題ですね!
そして、XinFin共同創業者のアトゥルさんもお墨付き。という内容の記事でした。
このOriginで作るトークンというのは、『Layer2』と言われるタイプのトークンと言われています。Layer2というのはイーサリアムで言うところの『Polygon(MATIC)』、ビットコインで言えば『ライトニングネットワーク』と言えば分かる人もいるかもしれません。
要はメインネットワークを通らずに別の経路を使うタイプのトークンになっています。例えばLayer2が混み合ったとしても、XDCが使う『Layer1』には影響が及ばないため、今後需要が増えたとしても十分に耐えられる構造、と言ってもいいと思います。
以上、今回は1つは『エアドロップ』を手軽に使えるツールを開発している、という話題。もう1つは誰でも『トークン発行』もでき、実用化できるようになった、という話題。この2つが重大トピックとして取り上げられました。
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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