【隔週発刊】『ISO20022×クリプト』記事まとめ 6.24-7.6
こんにちは、マスオです。
隔週で「ISO20022関連の仮想通貨銘柄」の動向をお届けしたいと思います。ISO20022に準拠した仮想通貨と言っても、そういったものは実は存在しません。しかし、この送金メッセージ規格に準拠させていく可能性のある仮想通貨銘柄はあります。その銘柄を9種類ピックアップして情報をシェアいたします!
(👇 2023年12月作成の第2弾動画です!)
(👇 ISO20022とは何かについての入口動画です!)
✅ XRP(Ripple)
▶ 米デリバティブ大手CME、仮想通貨XRPとICPの指数を提供へ(2024.7.13) ※すでにビットコインやイーサリアム、ソラナ、及び複数のDeFi銘柄のベンチマーク指数を提供済、インデックス先物・ETFの提供に期待
▶ タイがRippleとXRP採用について協議(2024.6.24) ※リップルはタイの招待を歓迎し、CBDC開発を支援する意向を示したとのこと
✅ XLM(Stellar Lumens)
▶ ジェンダーの多様性への取り組み「SheFi」と提携(2024.6.27) ※ETHDenver 2024 で SheFi チームとつながったとのこと
※7/2にStellarは10周年を迎えたとのこと!
✅ XDC(XDC Network)
▶ Launchpool、XDCネットワークとの戦略的パートナーシップを発表(2024.7.9) ※Launchpoolはヨーロッパ初のTechstars web3アクセラレーターの立ち上げの中心とのこと
※補足:XDCについて、ISO20022へのアプローチに言及
✅ ALGO(Algorand)
▶Archax が abrdn の38 億ユーロのユーロ マネー マーケット ファンドの権益を発行し、Algorand上でトークン化を展開(2024.6.27)
✅ HBAR(Hedera Hashgraph)
▶ ハッシュグラフ協会とデロイトが協力し、企業がヘデラ上で証拠に基づくESGの影響と持続可能性の主張を測定、追跡、報告、トークン化できるように支援(2024.7.9)
▶ HederaベースのDePINプロジェクト「Kwik Pik」がアフリカ全土に展開へ(2024.6.28) ※UberのようなDaaS(Delivery-as-a-Service)プラットフォームとのこと
✅ NXRA(AllianceBlock)
▶ YouTube『資産トークン化には革命が必要」Nexera と Evergon による講演』(2024.7.13) ※Global Blockchain Business Council (GBBC) のバーチャル メンバー フォーラムでNexera創設者・Rachid氏らが語る
▶ Nexera のローンチパッド「Fundrs」で Planck Networkが上場(2024.7.9) ※同プロジェクトは、数百万のスマートフォン、デスクトップ、データセンターを活用した分散コンピューティングネットワーク(DePIN)
✅ CSPR(Casper Network)
▶ 経済協力開発機構(OECD)が各国に「AIによる統治」に向けた準備を促す(2024.6.25) ※Casper の ProveAI は、行政における透明性、効率性、意思決定を強化する革新的なソリューションを提供、と投稿
✅ QNT(Quant Network)
▶ YouTube『EBAday 2024: プログラム可能な決済の可能性』 (2024.7.12) ※Quant の創設者兼 CEO である Gilbert Verdian 氏が、プログラム可能な支払いが個人および企業の金融取引の効率をどのように高めることができるかを検討
※クレッグ氏が「Overledger が、RLN や BIS の統合元帳のような将来を見据えた次世代の通貨システムを支える上で重要な役割を果たす」と解説
✅ IOTA
▶ IOTAとEvidenがデジタル製品パスポートソリューションを開始(2024.7.11) ※Eviden と提携して、Eviden Digital Passport Solution (EDPS) を導入、製造・ファッション・食品など他の分野にも事業を拡大予定
▶ IOTAがTokenyと提携(2024.7.4) ※IOTA EVM でエンタープライズレベルのトークン化を実現へ
▶ インペリアル・カレッジ・ロンドンがIOTA財団から100万ポンドの支援を受けて新しい研究所を開設(2024.7.3) ※バイアスフリーの AI アルゴリズム、産業用ロボットと電気自動車の循環性、バッテリー製品パスポート、オフショアリングによる汚染を検出するための予測分析の進歩を目指す
✅ その他 ISO20022関連
▶ ソニー銀行、7/8から個人向け海外送金事業を ISO20022 に対応し事業推進へ(2024.7.8) ※ソフトウェアは日鉄ソリューションズの「CrossMeetz」を導入するとのこと
▶ 国際決済銀行(BIS)とマレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ中銀間でスマホ即時電子決済を目指す「Project Nexus」に、インド準備銀行(RBI)が参加(2024.6.30) ※インドの統一決済インターフェース(UPI)を各国と連携して銀行口座がつながり、 ISO20022 との接続を想定しています
以上です。
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