【隔週発刊】『ISO20022×クリプト』記事まとめ 6.9-6.23
masuoblog
こんにちは、マスオです。
隔週で「ISO20022関連の仮想通貨銘柄」の動向をお届けしたいと思います。ISO20022に準拠した仮想通貨と言っても、そういったものは実は存在しません。しかし、この送金メッセージ規格に準拠させていく可能性のある仮想通貨銘柄はあります。その銘柄を９種類ピックアップして情報をシェアいたします！
（👇 2023年12月作成の第２弾動画です！）
（👇 ISO20022とは何かについての入口動画です！）
✅ XRP（Ripple）
▶ リップル「XRP Ledger 日本・韓国ファンド」設立、両国でのイノベーションを支援（2024.6.11） ※10億XRPの多くの割合が日本と韓国の市場における支援に割り当てられ、長期的にみると数千万ドルの投資に、とのリリース内容
▶ （2024.6.）
✅ XLM（Stellar Lumens）
▶ ドイツ銀行が支援するタウラスがデジタル資産の保管と発行サービスをステラに拡大（2024.6.24） ※Franklin Templeton、WisdomTree、Circle などの金融機関に加わり、現実世界の資産のトークン化に Stellar を使用
▶ Web3のZettaBlockが、Stellarと提携し、ブロックチェーン開発を簡素化（2024.6.20） ※開発者がDappsをStellarエコシステムに90％以上速く持ち込めるようになるとのこと
▶ Bitwave、Stellar Blockchainとの統合を完了、企業向けのシームレスな会計と簡素化された財務報告を実現（2024.6.20） ※Bitwave はFinTech および Fortune100企業のサポートを目指している
✅ XDC（XDC Network）
▶ 急成長する500億ドル規模の業界に対するRWAのソリューション（2024.6.18） ※XDCスポンサー記事
✅ ALGO（Algorand）
▶ （今回はピックアップ記事なし）
✅ HBAR（Hedera Hashgraph）
▶ HBAR財団が北欧ブロックチェーン協会に加盟（2024.6.17） ※北欧におけるブロックチェーンとDLTの導入を強化へ
✅ NXRA（AllianceBlock）
▶ 欧州委員会の資産トークン化ワークショップに参加したNexera創設者兼CEO・Rachid Ajaja氏からの見解（2024.6.13） ※同氏はDLTの相互運用性と標準化に関する議論の中心的人物として参加
▶ 「Plank Network」がNexeraの資金調達プラットフォーム「Fundrs」の新しいプロジェクトに登場（2024.6.25） ※同プロジェクトは、数百万のスマートフォン、デスクトップ、データセンターを活用した分散コンピューティングネットワーク（DePIN）で、低コストのAI処理を実現するとのこと
✅ CSPR（Casper Network）
（今回はピックアップ記事なし）
✅ QNT（Quant Network）
▶ Quant Networkの特許が中国で認可（2024.6.24） ※過去 1 年間に米国、日本、EU 38 か国で認可を受けた後、Quant が待っていた最後の申請とのこと
▶ CBDCは「オフラインで機能させること」が最も大きな課題、と QuantNetwork 製品責任者が説明（2024.6.11） ※イングランド銀行の論文では、QRコード、NFC、Bluetoothを介して携帯電話ベースのウォレットからの実行を提案していることと関連
✅ IOTA
▶ 欧州委員会がブロックチェーンサンドボックスにIOTA Web3 IDを選択（2024.6.13）
✅ その他ISO20022関連
▶ 金融ソリューションの世界的大手プロバイダーECS、Fedwireの ISO20022 認証を取得（2024.6.17） ※これにより、銀行はECS Fin の FedLine Direct 接続を利用して連邦準備銀行と連携し、Fedwire 取引処理を効率化可能に。
▶ オーストラリア証券投資委員会（ASIC）、2024年10月21日からデリバティブ取引規則で ISO20022 金融業界共通メッセージスキームの報告を義務付けへ（※2022.11の発表）
▶ 三井住友銀行、2024年11月より順次新フォーマットによる仕向送金（自分から相手への送金）サービスに対応へ（2024.6確認）
※その他国内大手銀行の動向も以下でまとめました。
▶ カザフスタン国家決済システムが2024年7⽉1⽇に ISO20022 にアップグレード（2024.6確認） ※以降、CitiConnect/CitiDirect経由で受信した⽀払い指⽰が更新されないと、カザフスタンの商業銀⾏の支払いは拒否されるとのこと
以上です。
いかがだったでしょうか。の動向にも注視していこうと思います。よろしければお付き合いください！（前回のバックナンバーはこちらです✨）
【隔週発刊】『ISO20022×クリプト』記事まとめ 5.27-6.8
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