Weekly XDCダイジェスト vol.96 (2024.1.14-1.20)
(👆2024年1月の「業界優位性」特集動画、👇2023年10月の「通貨用途」特集動画です)
(👆レイヤー1「XDC」、それとタッグを組むオラクル「PLI」👇解説動画)
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてファンコミュニティの一員として、私が勝手に日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
あくまでファンの目線からになりますが、仮想通貨XDCについてまとめた内容、情報の共有程度に見ていただけたらと思います。
ではさっそく参ります!(ぜひ、内容にご指摘あればコメント欄等で😊)
なお、XDC Network Japan の Tadashi YoshidaさんによるWeekly解説がある時は優先して引用させて頂きます!(勝手に掲載すみません🙏)
Topic.❶……ICC(国際商工会議所)フランスのレポートにXDCネットワークで行われた初のトークン化貿易金融取引が紹介
【要点解説】
(※XDC日本代表 吉田さんの解説抜粋)
※Google翻訳しました。
※補足 こちらの取引は2023年10月末にXDC Trade Network ・TradeFinex・Fathomを活用して行われた世界初の貿易金融までをすべてデジタル化した貿易テストのことです。(以下記事参照)
(前回の XDC PLI 動画第2弾でも解説をしましたのでご参照ください!)
Topic.❷……コールドウォレット「Tangem Wallet」がXDCネットワークをサポート開始
【要点解説】
(※XDC日本代表 吉田さんの解説抜粋)
※補足「Tangem wallet」とは?
例えば2~3枚のカードで1つのお財布を管理する、という仕組みです。1枚でも手元にバックアップがあれば、仮に持ち歩き紛失しても大丈夫。スペアキーを常に持てるタイプのカードになります。(D'CENTにも最近同様のものが登場しました)
Topic.❸……2024年2月23日~3月3日の10日間、ETH Denverで記念品やハッカソンの報奨金などを準備、イベントにご参加ください
【要点解説】
(※XDC日本代表 吉田さんの解説抜粋)
※参考 現在のスポンサー参加企業
Topic.❹……「 $FXD はXDCエコシステムの生命線」Fathomに関するウェビナーをTradeFinexが開催
【要点解説】
以下に内容をダイジェストします。
👉ステーブルコインFXDの強みは?
・XDCという信頼あるトークンを過剰担保にしたもの
(TerraUSDで使われたガバナンストークンは一切使用しない)
・その担保は完全にオンチェーン上で透明性高く証明される
(USDCの資産はかつてSVB銀行にあり価格乖離が発生したがそのリスクもない)
・従来のDeFiの担保清算プロセスに重要な改善が施されている
(MakerDAOではオークションモデルで不公平な方法が採られている)
・Fathomはガバナンストークンによりプロトコルを取り巻く意思決定が分散化
(USDT・USDCのような中央集権的ステーブルとは異なる運営)
👉FXDの担保は特定の資産に厳密に限定されているか?
・今はXDCに限定されているが、追加の資産が提供可能(非公開)
・トークン化ローン証券やComtechGold、ユーロステーブルコインも検討
(DAIとは担保の質が異なる資産になる)
・この決定はガバナンストークンを使った投票によるため決定ではない
👉コンプライアンスと規制対策をどうしているか?
・DeFiは現在どれも未規制分野で活動している
・ただしFathomは現実世界の資産に基づき、規制要件に完全に準拠している
・ユーザー資産は完全にウォレット内に保管され、我々はその所有権を持たない
(この非保管であるという事実は最も重要、良いポジションを維持)
👉プロトコル保護にどんな対策を講じているか?
・「担保の質、チームの質、外部監査チームの質」この3つがその対策だ。(詳細はこちらに↓)
👉2024年の展望は?
・Fathomは現在ソフトローンチ段階(完全にローンチしていない)
・1、2カ月以内に完全に開始され段階的に分散化していく
・そうすれば人々はFXDを使用して固有の資産へのアクセスが可能になる
(その日が来ることを本当に興奮している、とも表現)・インフラの改善はいくつかあり、独自のオラクルを開発する
(「オラクルの製品は大きなものだが、発表するにはまだあまりにも早い。数カ月のうちに詳細をお知らせする」と説明)
Topic.❺……1月25日にXSwapでPLIのイールドファーミングを開始
【要点解説】
「イールドファーミング」とは、DeFi上で暗号資産を預けて流動性を提供することにより利益を得るシステムのことです。GlobianceやSBIが提供するステーキングとは違う利回りの獲得方法です。
今回PLIは、XDC上のDEX「XSwap」でその機会にありつけるようになりました。イールドファーミングの強みは何よりも「高利率」です。下記を参照ください。
こちらのプールにて運用が可能ですが、いつかブログ等で解説できればと思います。
なお、必要になるのは
・メタマスク(XDCPayは不具合あり)
・WXDC (XDCと等価のトークン、XSwapで交換可)
・上記XDCと等価のPLI
・ガス代のための少量のXDC
PLIを運用できるのは貴重な機会なので、もしお持ちの方でチャレンジをしてみてもよろしいかと思います。(「Cropyie」というアプリケーション上になるかも)
Topic.❻……TFDinitiative の第2回「貿易金融投資家デー」2024年秋開催をまもなく発表予定
【要点解説】
2023年10月に第1回目が開催された「貿易金融投資家デー」、その第2回目が開催されるとのこと。
第1回目のこのイベントではXDC上で展開される「貿易金融資産」を多くの機関投資家に提供して貿易金融ギャップを埋める、という主旨で開催され、盛況を収めていました。(詳細は過去記事にて)
そして次回は「2024年9月下旬から10月上旬の週半ば」と予告され、スポンサーもつくことがホームページに書かれていました。
XDC財団トップのビリー氏もこのように語っていました。
【翻訳】「一つは、最初から最後まで素晴らしいイベントだったということだ。みんなが一堂に会するのは本当に初めてのことだ。伝統的な市場で、オフチェーンで証券化に取り組んでいる人たちや、彼らがどのような課題に直面しているのかを知ることができます。ですから、これは間違いなく、毎年開催され続ける何か新しいことの始まりになるはずです。」
どのような課題か、についてその一例として、世界2000社以上の財務管理・資金管理システムを提供する「Kyriba」社の運転資金部門のディレクター・アルミラさんの言葉があったのでピックアップします。
【翻訳】「私たちは中堅企業や大企業、そしてもちろんそのサプライチェーンをサポートし、流動性不足によるサプライチェーンの混乱リスクを軽減しながら、現金化サイクルの改善を支援しています。しかし、私たちの組織としての役割はテクノロジーを提供することです。私たちは取引を組成したり、自ら流動性を提供したりはしませんが、自動化とリアルタイム処理によって効率的に流動性を管理するためのテクノロジーを提供します。私たちのテクノロジーを利用することに国境はありません。ですから、どのような地域、どのような業界、どのような企業にもサービスを提供することができます。また、私たちの経験では、先進的な財務担当者は、組織の財務的安定性が会社の流動性をいかにうまく管理するかに直結していることを認識しています。特に今日のような厳しい状況下では、財務担当者がキャッシュポジションを強化できるような仕組みが当然ながら最も人気があります。したがって、私たちは企業のお客様にサービスを提供し、金融機関とお客様をつなぐためにここにいるのです。」
👉つまり、貿易金融資産というのは、世界中の貿易をしたい企業と、企業財務の安定化させたい企業を結び付ける、という意義もありここには莫大なニーズを感じさせます。
貿易金融資産というのは非常にリスクが低く安定的な利回りを得られる資産ですので魅力は非常に高い。よって、ここに双方の問題を解決する道筋が垣間見られます。
「貿易金融投資家デー」は今後XDCの流動性を高めるための鍵を握るためのポンプになりそうですので要注目です。
Topic.❼……1月26日、XDCのレイヤー2プロジェクト「Crescite」CEOと米国証券取引委員会の長官へスター・パース氏が会談予定
【要点解説】
XDCのレイヤー2プロジェクト「Crescite」CEOと米国証券取引委員会の長官へスター・パース氏が会談予定だそうです。
パース氏はSEC内でもゲンスラー氏に批判的な立場です。その方とデジタル資産規制についてお話をする、ということでXDC上のデジタル資産と規制の距離を感じられる点でも非常に興味深いです。
XDCも開催ツイートをリツイートしています。
「Crescite」CEOは最近「USA-UAE Alliance」を立ち上げ国際的なデジタル資産の同盟を築いています。この接点が今後見られると面白そうです。
🎊おまけ🎊……オーストラリアでXDCらが実世界のトークナイゼーションについてのウェビナーを主催
【要点解説】
日本で言えば、JBA/JCBA(ブロックチェーンの業界団体)とXDCが、国連職員とジェトロ(日本貿易振興機構)と三井住友銀行(国内2位銀行)を交えて貿易ブロックチェーンのユースケースについて話し合う、みたいなことがオーストラリアで行われています。(参加メンバーを見るとそういうことになります😊)
オーストラリアでのデジタル貿易金融のユースケースを押し広げようとする動き、今後も注目です。
🎊おまけ🎊……BAFT主催「2024年欧州銀行間フォーラム」にXDCメンバーが2名参加
【要点解説】
BAFTとは「金融貿易銀行協会」の略称で、いわゆる銀行と規制を橋渡しする業界団体です。
以下にある「バーゼル3」「ISO20022」などの規制要件をとりまとめ潤滑油になっています。
🗣グウィン・マスター氏(ロイズ銀行)
🗣アンドレ・キャスターマン氏👈XDCアドバイザー
🗣アルベルト・グティエレス氏(バークレイズ銀行)
🗣クリス・サンダーマン氏(デジタルコンテナ輸送協会)👈Circularity Finance
BAFTにはアンドレ・キャスターマン氏との接点が見られていましたが、今回クリス・サンダーマン氏もいることから、規制との親和性の高さを感じられます。
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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