Weekly XDCダイジェスト vol.87 (2023.11.5-11)
(👆2023年10月アップした動画です✨2銘柄のユーティリティ解説)
(👆レイヤー1「XDC」、それとタッグを組むオラクル「PLI」👇解説動画)
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。
ではさっそく参りましょう!(ぜひ、内容にご指摘あればコメント欄等で😊)
Topic.❶……11月13日にXDCネットワークのテストネット「Apothem」にて、XDC 2.0のアップグレードを実施
【要点解説】
今回の行われたXDCのアップグレード「XDC2.0」は、本番環境(メインネット)前に行われるテスト環境(Apothem Network)でのものでした。(つまり本番はまもなく、ということ)
アップグレードによってもたらされるメリットは下記サイトから確認できます。
今回は「ガス代」が改良(値上げ)されることがメインテーマとなっていることが確認できます。(現時点ではあくまでテストネット環境でのガス代)
このガス代をなぜ引き上げるか、については先日の11ppmさんが補足して解説されていますのでご参照ください。
最後に、今後の「XDC2.0」の更新によって改めて何が期待されるのか、については、技術的な改良が行われることで、安全性や機能性(XDCサブネットなど)が強化され、企業への実装がしやすくなることがメリットになる、と期待しています!
(※ちなみに以下がほぼ満場一致で決定したガス代値上げの提案です👇)
Topic.❷……XDCサイト内新記事の紹介「TradFi におけるトークン化は単なるトレンドではなく、業界の将来を再構築するのに役立つ」
【要点解説】
RWAとは「リアルワールドアセット(Real World Assets)」の略称であり、ブロックチェーン業界で今年一番の話題となるキーワードです。
TradeteqがXDC上で最近発行した米国債務証券トークン「USTY」がその1つであり、他にも不動産、株式や社債など証券、コモディティなど、いわゆる伝統的金融(TradFi)で扱われてきた金融商品をトークン化したものを指します。
この社会運動のような側面にもなりつつあるRWAによって、ブロックチェーン業界にどんな影響があるのか(あるいは、それが普及して仮想通貨の価格に影響するのか)、これについての答えが記事では以下のようにまとめている、とこの記事から受け取りました。
要するに、RWAはブロックチェーンの有用性を証明することになること。そしてやがて既存金融機関(TradFi)での重要なデータもトークン化が進むこと、とあります。また、記事ではこのようなことが触れられていました。
最近大手資産運用会社が申請を進めている現物ビットコインETFの承認がRWAのペースを遅らせるか、という懸念についても、上記の通り払拭しています。
要するに、RWAも仮想通貨(ビットコインETF)も、車の両輪のように機能するものであり、XDCもこのRWAの推進は注力していくことを示した記事だったと言えそうです。
Topic.❸……「第1回 onXDC ハッカソン」の優勝者が発表
【要点解説】
今年8月オースティンでのXDCカンファレンスを初開催した「onXDC」が主体となるハッカソンが先月10月6日に開催されました。
その結果が発表されたので、要約してご紹介します。(本格的な社会実装までを見据えたものが登場しています)
🏆1位「Trade Sync」👉貿易金融向けのエンタープライズソリューション(DLT、AIなどを使用して中小企業輸出業者の効率的な手段を提供するもの)
🏆2位「モバイルSDK」👉Web2からWeb3の導入を簡素化。(メタマスク、XDCPayなどでシードフレーズを覚えておくという煩わしさを解消しアプリ内で署名、検証、送信が可能になるもの)
🏆3位「TokenX」👉ユーザーがNFTコレクションを作成できるインタラクティブなノーコードプラットフォームを提供。(コミュニティ、DAO、機関向けの使用を想定)
🏆佳作「Outre Finance」👉独自の条件でローンの提案や相互の貸し借りのリクエストを作成できます。(アフリカのオルタナティブ融資市場を想定)
Topic.❹……SBIホールディングス決算説明会にてXDCネットワークの展望を確認
【要点解説】
上記の通り、11月10日に発表されたSBIの決算報告資料が発表され、その中から2つのXDCに関する内容が確認できたので、SBI VCTの近藤社長のツイートから引用させて頂きます。
上記図では、今年5月に締結したXDCとのパートナーシップが反映されています。また、左上にあるXDCの流動性も提供するマーケットメーカー「B2C2」も書かれています。
特にSBIは今年XDCと国内企業の貿易ユースケース拡大に向けた合意があったことも報告されています。そして9月末に発表されたXDC上の貿易プラットフォーム「TradeFinex」との合弁会社が「年内に設立」ということで、残り1か月ほどの期間に新たな発表が期待できそうです。
今回の発表でSBIグループは好決算のみならず金融面で海外との強力なパイプが構築されていることが確認できました。そして、暗号資産領域ではSBI VCTがとても強いと言えます。
その理由は、こちらのステーキング利率です。XDCも含めて企業用途のある将来性高いレイヤー1銘柄(相互運用銘柄)がズラリ。しかも提供利率が国内でも高く、暗号資産での運用をする場合のSBIの優位性を垣間見ることができます。
🎊おまけ🎊……Trade Finance Global の動画「オリジネート・ツー・ディストリビュート、バランスシート融資の終焉?」
【要点解説】
上記動画にはXDCアドバイザーのアンドレ氏、Tradeteq・CEOのニールス氏らが出演したこちらの動画で現在の貿易金融ギャップが「2兆5000億ドル」に拡大していることが触れられていました。
※貿易金融ギャップとは、貿易をしたい企業が銀行から融資を受けられずに機会損失をしている額のことです
銀行では限界が来ているこの社会情勢についてアンドレ氏たちは以下のことを次なる課題だと説明しています。
貿易金融ギャップを埋めるためには投資家など銀行以外の資金を活用するしかない、そのための仕組みが今XDCとTradeteqが取り組んでいること、ということが改めて理解できるコンテンツでした。
なお、このTrade Finance Globalの記事では、この貿易金融資産の他の資産と比べた優れている点を記事で紹介していたので、その内容を以下にまとめてみました。
🎊おまけ🎊……XDCはISO20022を活用できる銘柄の中で唯一「バイナンスに上場されていない」
【要点解説】
こちらはX投稿の引用になりますが、来たる11/19にSWIFTにてISO20022の更なる利用用途拡大に向けたアップグレードが行われます。(以下ご参照)
ISO20022の活用する仮想通貨の中で、唯一最大手取引所バイナンスに上場されていない銘柄としてXDCを改めて取り上げていたので、改めて「いつなのか」ということを考えさせられました。
バイナンスのシェアが落ちているとはいえ、XDCの認知が向上する1つの大きな契機であることは変わりありませんので、この点の期待を取り上げていたので紹介させていただきました。(なお、Layerggさんは先日このようにXDCをピックアップしていました👇)
🎊おまけ🎊……「XDC Labs」という新たな投資部門がありました
【要点解説】
XDCには「XVC Tech」という投資部門がありますが、他にもこの「XDC Labs」という組織があるのを確認しましたのでシェアします。
「Crescite」というアカウントはXDCのレイヤー2で展開される「キリスト教 ✖ ブロックチェーン」プロジェクトですが、以前からアフリカに事業を展開していることは確認できました。
下記サイトは「XDC Labs」のサイトの抜粋です。
これまたXDCについては独自の資金力があることを確認できたので、ご紹介しました。アフリカへの展開も注目です。
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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