Weekly XDCダイジェスト vol.75 (2023.8.13-19)

(👆レイヤー1「XDC」、それとタッグを組むオラクル「PLI」👇解説動画)

こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。

仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。

ではさっそく参りましょう!(ぜひ、内容にご指摘あればコメント欄等で😊)

Topic.❶……ETH Torontoの1日目はXDCのビリー・セベル氏による「EVM」に関する基調講演やハッカソンワークショップを展開

 【要点解説】

今年メインスポンサーをXDCが務め、上記の通り多くのXDC関係者が登壇するというETH Toronto、その1日目にXDC財団代表のビリー氏が講演を行った。

また、参加者の中には Rohit Tandon氏(写真の真ん中の方)のハッカソンワークショップを視聴するなどアクションが満載だったとのこと。

今回はEVM互換の一片であるXDCのトップが、このエコシステムを作った大元・イーサリアムの主戦場で何を語ったか?そういう見方をするととても興味があったので、以下のYouTube動画「7:19:50」以降からの10分間のビリー氏講演を翻訳・要約してみた。

👉成功するエコシステムの構築には、倫理観が必要だ。また、自我を持たず目的意識を持つことも必要だ。つまりエゴのない分散型組織(DAO)を作ることだと考えている。これは成功するエコシステムを構築するために本当に重要なことだ。

👉イーサリアムからEVMエコシステムから生まれたことでネットワークを開発するための障壁が少なくなった。これによってさらに優れた高速なネットワークを構築しようと考え、別のエコシステムに移動して別のエコシステムを作るようになった。また特定のニッチ産業に集中したい人も出てくる。我々XDCはその一例であり、我々は貿易金融に重点を置く

👉EVMは1つのエコシステムであり、アイデアを持つ人々、ビジネス、貢献者、コミュニティ・メンバーなど自然の生態系と何ら変わりはない。その中でも成功するネットワークの鍵は開発者にある。

👉ただしコード開発者は大事であるものの、先見性のあるコーダーでなければならない。人々を引きつけるようなエネルギーを生み出しているかどうか、哲学が必要だ。なぜその人たちがあなたのチェーンに来たいと思うか。「あなたたちが建設しているものを大切に思っていることがわかったから、ここに来たんだ」そう言われたとき差別化要因になる。

👉どんな業界や市場でも競争はある。しかし協力し合うことの方が努力を前進させる能力に劇的な違いを生む。自分たちがやっていることが市場や地域社会、他のネットワークに価値をもたらすために、一緒に何ができるのか。これを考えることがブロックチェーン・ネットワークの構築であれ、人生における他の何であれ、我々がやることの最大のカギとなるだろう。

Topic.❷……ETH Torontoの2日目でカンファレンス舞台にXVCTechのAneri氏が立ちWomenパネルで講演

 【要点解説】

2日目はXDCネットワークについて学ぶ開発者、起業家、ブロックチェーン愛好家の多くの人が立ち寄ったという。

その中でも、XVC Tech(XDCの投資部門)に携わるAneri氏が女性パネルに登壇したことが取り上げられた。

このXVC techにはXinFinの創業者も名を連ね、その中の一人であるAneri氏がどんなことを語っていたのか、上記の1分程の対談の様子を抜粋して翻訳してみた。

(以下意訳:マスオ文責)

Aneri氏:私は金融業界の技術背景は持っていませんでしたが、私を雇い入れたチームはブロックチェーン業界への参入をサポートし本当に大きな支えをくれました。また、私たちは、女性が創業者として主導するプロジェクトを守るため、ベンチャーキャピタルとして多くの女性に資金を提供してきました。私たちは男女の多様性を信じ男性も女性も区別しません。私たちが行ってきた投資のうち、女性が主導する投資は10~15%以上を占めています。女性の仕事がないとか他の上級職がないとかいうことではなく、女性が指導的な役割を担うようになれば、それは素晴らしいことです。

Topic.❸……「XDC The Stream」の7つ目のコンテンツを発表、UpholdのトップリサーチャーMartin Hiesboeck 博士が出演

 【要点解説】

かつてからXDCとは多くの接点を持つこちらの方が遂にXDCポッドキャストに登場。

Hiesboeck博士は取引所に関わりながらも、先月7月の以下の内容でXDCを熱烈に推していた人物

かつてXDC財団トップのビリー・セベル氏やXDCのアドバイザーであるアンドレ・キャスターマン氏とも対談をしていました。

Weekly XDCダイジェスト vol.㉝ 2022.10.16-22

こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信す…

今回はそのポッドキャスト約45分の中から、XDCとの接点が見えやすい2つの話題をピックアップしてみた。

(以下意訳:文責マスオ)

👉アメリカは遅れをとっているのか?

米国は世界最大のブロックチェーン暗号産業だ。終わることはないだろう。これは嵐の前の静けさだ。

アメリカでは2つの政党の戦いだ。アメリカの国会議員はロビイスト・特別な利害関係者・政治的意図はあるかもしれないが、技術的には完全に中立であろうとする。だから私はとても前向きだ。この政治的なことが一旦解決されれば(次の選挙が終われば)2025年までには米国における超明確なルールが明確になるだろう。

👉あなたの貿易との接点は?

私は台湾でテック企業を立ち上げていた。台湾では当時、国際貿易に関する問題を解決することが多かった。私は草の根レベルで貿易の問題を認識していた。お金を払ってくれない。不良品が届いた。そんな苦情を言う人たちが多くいて、他人が信用できないからスーツケースにパーツを詰め込み、自分で全部配達してあちこちに行った話も聞いていた。貿易絡みで欧州連合(EU)のベルギーも関係していてアンドレ・キャスターマンも当時から知っていた。

誰も国際的な貿易は秘密で行うことを知らない。あなたが何を注文し、あなたがそれに支払う価格を知られたくない。最初から無許可のパブリックブロックチェーンと貿易に使うという考え方は、現実の経済には全くナンセンスだ。

Topic.❹……XDC Network が、シンガポールのブロックチェーンと Web3 分野の主要イベントの 1 つである 「Token2049」 のシルバー スポンサーに

 【要点解説】

9月になってもXDCのカンファレンス参入は続く模様。

今回は2023年9月13~14日の2日間、シンガポールで開催される「Token2049」というイベントで、アジアでは歴史が長い1万人規模のイベントだ。

そしてシンガポールとは先日7月下旬にメディア開発庁とXDCネットワークの提携が発表されたこともあり、ここで貿易のデジタル化に関するアクションが期待できる。(下記スポンサーの一覧)

Topic.❺……XinFin創業者リテシュ氏が香港Web3サミットに参加

 【要点解説】

アジアの経済重要拠点である香港とXDCとの接点については、これまで表立った活動を見せたことがなく、とはいえ水面下で何かが進んでいることはあるのではと言われていた。(例えば以下の記事)

(引用)https://www.ledgerinsights.com/hong-kong-central-bank-bis-exploring-blockchain-for-sme-finance/

しかし今回リテシュ氏は具体的にコンタクトを取りにいくと宣言した上で、実際に香港で最近立ち上がったタスクフォースチームとも接触したようだ。

特に香港は中国と異なり国民に対して、最近は仮想通貨の購入、販売、取引を完全に合法化し開放動いているわ、歴史的にイギリスの息がかかっていた重要な貿易ハブ港であったわ、で「やっぱり来たか」という展開を期待。

Topic.❻……SBI VC トレードで仮想通貨XDCの入庫制限が解除

 【要点解説】

XDCを国内で唯一扱うSBI VCトレードで、これまで入金最低額の制限がかけられていた状況が解除され、8月16日から数量関係なく入金が可能になった。

SBIにXDCを預ける良さは、口座に預けるだけでステーキングサービスの恩恵を受け、利率分のXDCを増やすことができるところだ。

これを受けてXDCの取引量が多い取引所Bitrueは流出を避けるべくステーキング利率を引き上げており、XDCの資金預け先に大きな変化が起きている。

Topic.❼……XDCNetwork グループ開発者数は現在 1,600 人超(XinFin創業者リテシュ氏によると)

 【要点解説】

グーグルでは掲載されていたイーサリアムの総開発者数は 5,758 人であることから、この 1,600 人というXDC開発者の数は今のXDCの時価総額から考えると不釣り合いなくらいに多い。

これはXDCがこの1年間近くハッカソンを主催し続けてきたことや、カンファレンスを協賛してPRしてきたことでかなり増えたと見られる。

プロトコルの成長は開発者にかかっていると言われるだけに、この数字は今後の伸びしろを予感させる。

🎊おまけ🎊……『Plugin on XDC × Chainlink』(PlugIn モデレータ 11ppmさん執筆記事)

 【要点解説】

ChainlinkとPlugInという分散型オラクルプロトコルの比較について、PlugInのモデレータ11ppmさんがさらに踏み込んだ比較記事をアップしていた。

この中で両者の最も大きな違いは、Chainlinkのデータフィードにはイーサリアムの高いガス代が伴い、利用者の負担を減らすべくデータフィード手数料自体をスポンサー料で賄い無料で提供しているとのこと。

果たしてこのChainlinkの仕組みは20年後も継続できるものか、それに対してPlugInの仕組みは持続可能なモデルかどうか、ぜひXDCとPlugInの現在を知るためにご覧あれ。

🎊おまけ🎊……Contourが、アフリカの大手銀行であるアブサ・コーポレート・アンド・インベストメント銀行(CIB)の参加を発表

(引用)https://www.finextra.com/pressarticle/97743/absa-cib-joins-contour-trade-finance-network

 【要点解説】

Contourについてはかつてから、XDCとは間接的に距離の近さを感じているため、取り上げているが、今回はアフリカの規模が大きい銀行がContourに参加していたので取り上げた。

下に、このAbsaの波及効果を取り上げたので、参考になればです。

次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)

Weekly XDCダイジェスト vol.74 (2023.8.6-12)

(👆レイヤー1「XDC」、それとタッグを組むオラクル「PLI」👇解説動画) こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた…

XDC国内初上場取引所「SBIVCトレード」

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<暗号通貨の安全管理:YouTubeで解説中>

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