Weekly XDCダイジェスト vol.71 (2023.7.16-22)
こんにちは。今回は定期コーナー。先週のXDCネットワークの動向についてXDC Foundationがまとめた下のツイートをもとに、わたしなりに日本語で解説を加えながら定期発信する回になります。
仮想通貨XDCについてまだ知らない方の入口にしていただいたり、すでにお持ちの方は最新動向を追うための1つの情報源にしていただけたらと思います。
ではさっそく参りましょう!
Topic.❶……8月15-16日にカナダで開催される『ETHトロント2023』でXDCネットワークから4名が登壇予定
【要点解説】
今回のETHトロントではXDCがメインスポンサーを務めている関係もあり、XDCにとって多くの露出機会が用意されていることが発表された。
具体的なメンバーには、❶XDC財団のCEO・ビリー氏、❷XDC財団のランス氏、❸システム構築者のロヒット・タンドン氏、❹Fathom創業者・タイラー・カーター氏。(←注目!)
イーサリアム創業の場所トロントで2022年にETH創業者ヴィタリック氏も登壇していることからも、XDCにも並々ならない気合いが感じられる。
(引用)https://www.ethtoronto.ca/speakers
Topic.❷……先週開催された『Genfinity』主催のレイヤー1が集まったTwitter スペースに3,000人を超えるリスナーが参加
【要点解説】
先週も取り上げられていたこのTwitterスペースでは、XDC財団CEOのビリー氏や、ヘデラ、AlephZERO、Vechain、Conste11ation、全部で5つのブロックチェーンのメンバーが参加した。
前回の翻訳ではSBIについての内容を紹介したが、今回はサークル社(USDC発行体)との接点が話題になっていたので音声認識アプリとDeepLで翻訳して紹介!👇
※あくまで確定事項ではないのでご参考までに
ダレン氏「XDCにいくつか質問があります。ビリー、私はサークル社がXDCエコシステムをサポートしていることに気づきました。サークルがXDCネットワークでUSDCを発行するというブログエントリーを見つけました。それについて何かコメントはありますか?」
ビリー氏「どこでそれを見たのですか?」
ダレン氏「サークルのウェブサイトにありました。XDC上でUSDCを発行すると言っていたような…。リンクをクリックしようとしてるんですが、うまくいきません。私はあなたにそれを送信しますね。」
ビリー氏「何年か前のシナリオは、必ずしも今日発表されるわけではありません。でも、あなたが何を読んでいるにせよ、それは我々にとってニュースです。もしそうならね。しかし、サークルそのものはしっかりとしたエコシステムを構築していますし、USDCの拡大や売りは複数のチェーン、さらに多くのチェーンに展開していくことです。私たちは間違いなくその恩恵にあずかれる取り組みをしています。」
(前回の内容はこちら👇)
Topic.❸……XDCの開発者であるクインシー氏が開発者のための「契約を自動化する方法を文書化した記事」を公開
(引用)https://www.xdc.dev/yourbroquincy/automating-agreements-with-the-xdc-network-1ppg
【要点解説】
今回はビジネス上でXDCの追加スマートコントラクト機能によって利便性が向上することが書かれている。
❶契約書が変更または改ざんされているかどうかを判断
❷当事者が各々アドレスを使用して契約に署名でき、当事者の関与を否認できない証拠を提供し、当事者が後で参加を拒否することを防ぐ。
これら❷が可能になり、契約上の合意効率やセキュリティ、透明性、自動化が向上し、ビジネス上のやりとりに革命をもたらす可能性がある、と説明されている。
Topic.❹……英国の電子貿易文書法案が国王の承認を得る
【要点解説】
この法律は英国においてこれまで「紙」で行われていた貿易を「デジタル文書」に置き換えても法的効力が認められるようになる、というというもの。
なぜ英国で認められることが重要なのかというと、世界の貿易の80%近くがまだ「英国法」に則って行われているから。
世界で貿易が始まって以来のこの大きな変革によってブロックチェーンを組み合わせた貿易取引も可能になるため、XDCがここに照準を合わせて作られた経緯があることからもXDCがこれから注目を集めることは必須になる。
※なお、この法律の施行は今年9月20日とのこと。
Topic.❺……XDC Network、「WebX」ゴールドスポンサー就任のお知らせ
【要点解説】
7月25-26日に東京国際フォーラムで開催される日本のWeb3イベント『WebX』のゴールドスポンサーに参加が決定。
当日はXDC Networkのブースを出展し、XDC財団の日本代表・吉田氏がお迎えするとのこと。
これによって今回XDCは日本で初めて一般向けリアルイベントへの参加を果たした。(次週詳しくお伝えします)
Topic.❻……XDC上で展開されるオラクルPlugInが「Plugin 2.0」の概要を紹介
【要点解説】
PlugInが今後予定するアップグレード『PlugIn2.0』において2つの内容を予告発表した。
1つは、イーサリアム仮想マシン(EVM)に対応したブロックチェーンに対応すること(マルチチェーン展開)により、多くのチェーン間と障壁がなくなること。
もう1つは、「Verifiable Random Function (VRF)」の機能が導入され、分散型アプリケーションに新たな付加価値をもたらすこと。(Chainlinkと同等以上のサービス)
乞うご期待とのこと!
Topic.❼……GlobiancePayがマニラで開催されたSiGMAアジアサミットで「PAYMENT PROVIDER OF THE YEAR」のSiGMA賞を受賞
【要点解説】
GlobianceのSTOプラットフォーム『GlobiancePay』がフィリピンのマニラで開催されたSiGMAアジアサミットで年次決済プロバイダー賞を受賞。
GlobiancePayは6月にもブラジルで開催されたSiGMA World 『Crypto Payment Solution Of The Year』を受賞している。
ちなみに写真の一番右は日本のGlobiance代表のChansokphea Eath (楽園奄美大島)さん、現地に参加しています。
Topic.❽……R3 Corda上に構築された米国のブロックチェーン預金トークン事業体「Fluent Finance」がUAEのアブダビ拠点を設立へ
(引用)https://laraontheblock.blogspot.com/2023/07/us-blockchain-deposit-token-entity.html
【要点解説】
XDC上に展開される規制準拠ステーブルコイン $USplus を発行する「Fluent Finance」が中東北アフリカの拠点としてアブダビに事務所を創設。
今までこのステーブルコインがどんな用途に使われるか公になっていなかったが以下のような使われ方があるとのこと。
上記の内容から、新興国地域での「銀行間決済手段」「CBDCによる貿易決済へのアクセス」を助けるものとなる模様、XDCとCBDCの接点も見えてきている。
※Fluent FinanceのISO20022送金との接点についても以下でまとめてみました。
Topic.❾……暗号取引所 KuCoin がXDC日本代表であるTadashi Yoshida氏とのAMAセッションを開催
【要点解説】
今回のAMAは暗号取引所Kucoinが主催するチャット形式のもので、取引所の日本人法人が日本人を対象に7月20日に行われた。
当日は「XDCの名前の由来」や「XDCとXinFinの区別」など素朴な疑問から「他のISO20022銘柄との比較」「R3 Corda連携の意義」「価格予測」という踏み込んだ内容まで13個以上の質問が扱われた。
以下のnoteでその内容が確認できるのでぜひご覧ください!
次週も噛み砕いてお伝えできればと思っています。どうぞお付き合いください。(前回の記事もぜひご覧ください↓↓↓)
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