【３分おさらい】先週のクリプト動向2.13
masuoblog
こんにちは、マスオです。
定期連載シリーズになったこちらのブログ記事。ここ１週間の世界の仮想通貨、Web3関連のニュースを、拾い読みで"きっと"３分で振り返ることができます。お時間が無い方にぜひご活用いただきたいと思っています。
毎度テーマを６つに分けて、トピックごとに見られるように整理してあります。キーワードを拾いながら効率的にインプットしていただければと思います。では早速始めましょう！
❶イノベーション関連
▶︎ Metaco(カストディ技術プロバイダー)
パートナー企業IBMの暗号資産スペシャリストらを採用（実質人事異動）
▶︎ (ジェネレーティブAI市況)
VC投資が22年に急増、3500億円超え
▶︎ グーグル
対話型AI（人工知能）言語モデル「Bard」をリリースへ
▶︎ マイクロソフト
検索エンジン「Bing」に対話型人工知能搭載
▶︎ OpenAI
仮想通貨プロジェクトWorldcoinで資金調達へ
▶︎ Slash (日本発暗号資産不要の暗号資産決済サービス)
CTIA SG（シンガポールDXコンサルティング企業）と提携、グローバル市場の普及促進へ
▶︎ MetaMask
・RPCネットワークの変更機能、フィッシング詐欺トランザクションの識別機能搭載を発表
・インドのオンランプマネー社と連携、インドユーザーがウォレット経由で仮想通貨購入可能に
▶︎ Damus (分散型 SNS)
Apple アプリ ストアで公開。システムに検閲耐性があるため中国のアプリストアからは禁止に
▶︎ スタークネット（ゼロ知識イーサL2ソリューション）
分散化の最終段階に向け『Starknet Prover』のオープンソース化計画を発表
（※Starknet Proverとは、dYdX、Sorare、ImmutableXのトランザクション証明に使用されるコード）
＜DeFi関連＞
▶︎ Lido Finance(ETHステーキング大手)
『v2』の計画を発表（stETH の出金機能、ネットワーク分散化に向けた機能の更新）
▶︎ Uniswap
『V3』がローンチ。BNBチェーンへの展開を正式に承認
▶︎ GMX（分散型取引所）
総取引量で1000億ドルという大きなマイルストーンに到達。$GMX価格が史上最高値を更新
▶︎ Trader Joe（アバランチDEX）
クロスチェーン『レイヤーゼロ（LayerZero）』の導入で $JOE がマルチチェーントークンに
▶︎ Aave（DeFiレンディング）
アバランチ上の市場にChainlinkが資産検証機能（PoR）を実装。ラップドトークンの担保を保証可能になった
❷銘柄関連
▶︎ $BTC
・ライトニングネットワークの支払いチャネルのロック額が5,490BTC超、史上最高値に
・南アフリカの食料品店『Pick n Pay』1,628 店舗でビットコインが受け入れ進む
▶︎ $ETH
・上海アップグレードのテストネット「Zhejiang（浙江省）」が起動。メインネットは3月末から4月頃になる見込み。
・循環供給量が約1億2050万ETH、史上最低のデフレに
▶︎ $SOL(Solana)
DeFiプロトコルである『Everlend Finance』が閉鎖、ユーザーにプラットフォームから資金を引き出すよう呼びかけ
▶︎ $SAND(サンドボックス)
サウジアラビアの政府機関との提携で30%高
▶︎ $CHZ(チリーズ：スポーツ＆エンターテイメント)
EVM互換のレイヤー1ブロックチェーン立ち上げを発表、20％高に
＜ステーブルコイン関連＞
▶︎ Visa
イーサリアムブロックチェーンでUSDCの大口決済をテスト
▶︎ $USDT
・テザー社、ウォール街の債券取引大手キャンターに準備金の管理委託
・2022年末までにコマーシャルペーパー廃止という目標を設定しそれを達成した
▶︎ Aave(大手DeFiプロトコル)
イーサテストネットで暗号資産過剰担保型ステーブルコイン $GHO をローンチ
▶︎ PayPal
Paypalステーブルコインプロジェクトが休止
▶︎ 国際決済銀行（BIS）
ステーブルコイン監視システム「Pyxtrial」を開発中
▶︎ 米NY州金融サービス局
$BUSD (バイナンスUSD)と$USDP（Paxos USD）に調査を開始
※追記：2/13にPaxosに$BUSDの新規発行停止命令へ
▶︎ $DAI（MakerDAO暗号資産担保ステーブル）
Chainlinkと統合により価格更新、担保資産の債務上限管理、流動性バランスの自動化により安定性が向上
▶︎ $USDA（カルダノの新USDステーブル）
2023年初めに開始予定で、あらゆる種類の実世界の資産のトークン化に拡大する予定
❸世界各国や規制の動向
▶︎ アメリカ
・財務長官イエレン氏「失業率が過去50年間で最も低い景気後退を米国が経験することはあり得ない」
・SEC委員長ステーキングに制裁も「我々はステーキングなどの技術には中立（＝あくまで取引所のサービスに対する規制である）」
▶︎ ロシア
ロシア銀行がHyperledger Fabric に基づく独自ブロックチェーン『Atomyze』で金トークン発行を承認
▶︎ UAE
ドバイVASP向けの規制を発表。広告・プロモーションの規則も明確化
▶︎ イタリア
中銀「分散型台帳技術が金融の安定と消費者保護に貢献できる」と部分肯定
▶︎ 北朝鮮
国連の調査によると同国の仮想通貨ハッキング額が2022年で過去最大に
▶︎ 韓国
政府がサイバー犯罪で北朝鮮に制裁、対象のウォレットアドレスとの取引を制限
▶︎ スリランカ
中銀「ビットコインで経済危機を解決するつもりはない」米投資家ティム・ドレイパー氏の提案を拒否
▶︎ インド（G20議長国として）
IMFの暗号資産規制ペーパー推進に協力を表明
「すべての国がこの政策を受け入れる必要がある」
▶︎ インターポール
事務総長がメタバースでの犯罪を取り締まる意向を表明
＜ＣＢＤＣ関連＞
▶︎ 中国
旧正月期間に2,650万ドル以上のCBDCを配布。普及率が低いデジタル人民元の採用増加をプロモ
▶︎ イギリス
・中銀と政府が正式に「デジタル ポンド」の協議を開始
・中銀が新CBDCコンサルテーションペーパーを発表
→口座残高1～2万ポンドの制限を概説
→Rippleの技術にも言及
▶︎ 国際決済銀行（BIS）
「CBDCは国家間摩擦によって完全に相互接続する準備はない」地政学リスクを予測
▶︎ ナイジェリア（2021年に『eNaira』導入）
消費者をCBDCに向かわせようと、引き出せる現金の額に制限を設置
▶︎ 元リップルのチーフエンジニア
「分散型台帳技術であるXRPLで実行されるCBDCはXRPではない」と発言
▶︎ ロシア
ガスプロム銀行（国営エネルギー企業の子会社）がCBDCの潜在的損失を軽減すべき、展開を遅らせることを推奨した
❹Web3、NFT関連
▶︎ 大手仏シャンパンメーカー3社
「WineChain」で「wiNeFT」を販売することに合意
▶︎ Ordinal Punks（ビットコイン上のNFT）
クリプトパンク似のNFTが1月に100個リリースされ価格急騰。2,700万円での売買も発生。
▶︎ エルメス
NFT「MetaBirkin」商標めぐるNFTアーティストのメイソン・ロスチャイルド氏との裁判に勝訴
▶︎ スティーブアオキ
『Dim Mak ✖ Dungeons & Dragons』NFTコレクション2月10日から先行予約開始、ゲームとファッションを融合
▶︎ ImmutableX（Web3ゲームPF）
パスワード無しの認証＆ウォレット自動作成ツール『Immutable Passport』を4月に立ち上げ予定
▶︎ Axie Infinity
RoninネットワークとMetaLandの提携で、ゲーム内の資産でローン組成が可能に
▶︎ OpeaSea
クリエイター向けのNFTをミンティングするための一連の新機能を開始
▶︎ LooksRare（NFT市場）
取引量が2022年以降に急上昇し、バイナンスにまもなく上場する可能性が浮上
❺その他（注目発言、流動性危機etc）
▶︎ (仮想通貨マイニング企業)
カナダ「ハット8マイニング社」とアメリカ「USビットコイン社」が合併
▶︎ スーパーボウル（NFLの優勝決定戦）
FTX破綻が影響で仮想通貨企業の広告がゼロに
▶︎ コンセンシスCEO
「我々は人員削減してもすべての能力を維持している」
▶︎ ペイパル
2022年末時点で6億ドル相当の仮想通貨を保有が判明
▶︎ Ark Invest「2023年Big Ideasレポート」
2030年の100万ドルのビットコイン価格予測を維持
▶︎ Maxiport（アジア最大の暗号金融PF）
・ビットコインがクリスマスまでに 45,000 ドルに達すると予測
・強気市場が 2024年3月の半減期によって引き起こされると予測
▶︎ チャーリー・マンガー（バークシャー・ハサウェイの副会長）
仮想通貨を禁止するために中国に加わるよう米国に呼びかける
＜CEX取引所関連＞
※こちらのブログ記事で参照。
【週刊】資産防衛のための仮想通貨Web3ニュース2.11
こんにちは、マスオです。 毎週末、この１週間であった資産防衛のための仮想通貨ニュースをまとめて記事にしています。今回は全部で７個の記事、そして取引所関連のトピッ…
❻日本国内
▶︎ キャプテン翼NFT
NFTプロジェクトの中身が公開「NFT購入で現物のボールが届く」
▶︎ JALと博報堂
人口創出に向け、三重県鳥羽市と鹿児島県奄美市で体験型NFT「KOKYO NFT」の検証を行う
以上です。
効率的に情報収集していただけたらうれしいです。また、別シリーズの『資産防衛のためのカソツーニュース』こちらもぜひご興味があればご覧くださいね。
【週刊】資産防衛のための仮想通貨Web3ニュース2.11
こんにちは、マスオです。 毎週末、この１週間であった資産防衛のための仮想通貨ニュースをまとめて記事にしています。今回は全部で７個の記事、そして取引所関連のトピッ…
＜暗号通貨の安全管理：YouTubeで解説中＞
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