【週刊】資産防衛のための仮想通貨ニュース1.14
こんにちは、マスオです。
毎週末、この1週間であった資産防衛にまつわる仮想通貨ニュースをまとめて記事にしています。今回は全部で6個の記事、そして取引所関連のトピックをまとめて紹介させていただきます!
それではさっそくはじめましょう✨(▶︎以降は私の感想・所感や追加情報です)
❶ 国際決済銀行は、暗号を禁止、封じ込め、または規制するための政策アプローチを概説(THE BLOCK 2023.1.12)
【記事概要】BISとして中央銀行家のグローバルグループと暗号市場のリスクに対処するための3つのアプローチに関するレポートを発表したという記事。(BIS本編は以下のリンク)
この要旨は、暗号資産取引所を使えなくなればユーザーは資金を自己管理ウォレットなどに保存するしかなりリスクとなる。だからこそCBDCを開発して「健全なイノベーションを促進する」ということでした。
❷ 英国財務相はホールセール・ステーブルコインがCBDCに先立つと発言 (Ledgerinsights 2023.1.11)
【記事概要】英国財務省がCBDCよりも前にステーブルコインをローンチすることを想定しているという記事。このステーブルコイン法案は4月に可決される見込み。その後のイングランド銀行の見立てでは、CBDCの最初のユースケースはホールセール型の銀行間決済になる可能性を示している。
▶︎ 当初は17の主要金融機関が支援するベンチャーである「Fnality」がホールセール型ステーブルコインの最初の例になる予定でしたがFSM法案によって延期しています。なぜいきなりCBDCではなくなったのか、はプライバシーの懸念を緩衝するためと見られます。
❸ UAEで10億ドル規模のWeb3ファンド設立、ブラックロック元幹部が参画 (コインポスト 2023.1.12)
【記事概要】UAEが国家として開発支援している規制準拠型のブロックチェーン「Venom (ヴェノム)」を運営するVenom財団が、10億ドル規模のWeb3ファンド「Venom Ventures Fund(VVF)」を立ち上げた件について。VVFには元ブラックの幹部が参加し、アブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)にも認可されている。
▶︎ VVFは自身のVenomブロックチェーンだけを推さずに業界全体発展を目指すことから、さらにVRメタバースを国策としてテコ入れしていくと見られます。
❹ ウクライナ銀行、ステラのブロックチェーンで電子マネー検証 (コインポスト 2023.1.13)
【記事概要】ウクライナの老舗銀行TASCOMBANKが2021年以来、XLMで開発を行うステラ開発財団(SDF)と協力してきた電子マネーに関する実験レポートが発表された件について。
同銀行は、市民、組織、企業、政府などのための次世代決済手段としてオープンなブロックチェーンを使った電子マネーの発行や管理方法を今まで検討してきた、と述べている。
▶︎今後はこれを土台としてデジタル変革省と検討していることから、国策であることがうかがえます。ステラにとってはステーブルコインのユースケースになりそうです。(CBDCとの関連は不明でした)
関連記事追記
❺ 世界経済フォーラム、リスクレポートで暗号資産の今後に言及(あたらしい経済 2023.1.13)
【記事概要】世界経済フォーラムが121か国、12000人以上の経営者を対象に、今後の世界情勢に関するリスク調査を行った件について。「暗号資産バブルの崩壊」を上位にあげた国は12カ国にとどまった。むしろメタバースの発展による監視、個人情報の収集によるプライバシーの侵害が挙げられた。
▶︎ 暗号の未来とリスクを正しく認識していると感じました。今後は個人情報を蔑ろにできない流れになりそうです。16日から始まるダボス会議にもブロックチェーン関連が多数集結するので要注目です。
❻ Borderless Capital が文化遺産プラットフォーム Quantum Temple を支援(THE BLOCK 2023.1.12)
【記事概要】文化遺産を保護する目的のWeb3プラットフォームQuantum Temple がブロックチェーンやNFTを使った事業稼働に向け200万ドルを調達したという記事。
なお、今回のプレシードラウンドではBorderless Capital が主導し、Algorand財団も参加している。
(以上です。)
続いて、FTX破綻の余波や、気になる取引所関連の記事まとめです。
<FTX関連>
・50億ドル超の現金や証券が回収、資産を差し押さえられた
・SBF氏、FTXが顧客資金流用への関与を改めて否定した
・裁判官の承認を得て、LedgerX、FTX Japanなど4事業の売却が承認された
<取引所関連>
▶︎ コインベース
・20%の人員削減発表
・日本法人「Coinbase Japan」からほぼ撤退を決定
・大株主米アークがコインベース株を買い増しした
・同取引所元マネージャーの弟、インサイダー取引で懲役10ヶ月の判決
・ヨーロッパに注力する戦略に転換か
・S&Pが同社株式の格付けを「BB-」に引き下げた
▶︎ Crypto.com
・カナダの取引プラットフォームからUSDTを除外する予定あり
・全従業員の28%にあたる110人をレイオフ
▶︎ Binance
・採用を強化すると発表。社員30%増員へ
・BSC上のBUSDに担保不足の時期があったことを認めた
・スウェーデンで暗号資産ライセンス取得した。(欧州7例目)
▶︎ バイナンスUS
破産したボイジャーデジタル買収について、同社の十分な支払い能力により初期承認された。
▶︎ CoinsquareとWonderFiが合併交渉
カナダ最大の仮想通貨取引所になるか
<その他業界余波>
▶︎ DCG (ジェネシスの親会社)
・子会社の3,880億円の債務資産清算のために資産売却を検討中
▶︎ ConsenSys(イーサリアム主要事業者)
・100人以上のスタッフをレイオフ
以上です。
いかがだったでしょうか。来週の動向にも注視していこうと思います。よろしければお付き合いください!(先週分のバックナンバーはこちらです✨)
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