【3分でおさらい】先週の世界クリプト動向まとめ 11.28
こんにちは、マスオです。
ご好評につき定期連載シリーズになったこちらのブログ記事。ここ1週間の世界の仮想通貨、Web3関連のニュースを、拾い読みで"きっと"3分で振り返ることができます。お時間が無い方にぜひご活用いただきたいと思っています。
毎度テーマを6つに分けて、トピックごとに見られるように整理してあります。キーワードを拾いながら効率的にインプットしていただければと思います。では早速始めましょう!
❶イノベーション規制
<取引所関連のトピック>
・Genesis Capital(機関投資家向けレンディング)
出金停止を発表したことで同社が流動性プロバイダーになっているグレイスケールのビットコイン信託“GBTC”に懸念が広がる。
・ジェミナイ(米規制準拠CEX)
仮想通貨レンディングサービスの『Genesis Capital』の出金停止を受け、利回りサービスが提供できないと発表した。
・グレースケール(GBTC発行体)
「セキュリティ上の懸念」を理由に準備金の証明を公表せず。
・Coinbase
「635,000ビットコインを保管」の詳細なレポートをリリースした。
・Bybit
予備のウォレットアドレスを公開し、資産の10億ドル以上がビットコイン、テザー、イーサリアム、USDCであることを発表。
・Nexo(仮想通貨プラットフォーム)
①2020年~2021年に1億2,600万ドルの出金停止していたことで、投資家グループから告訴された。
②独自の非管理型ウォレットを立ち上げる予定。
・Phemex(シンガポール拠点の仮想通貨取引所)
準備金、負債、支払い能力の証明を公開した。
・Uniswap
利用者のオンチェーン、オフチェーン含む個人情報を収集する方針を示し透明性を強化へ。
・バイナンス
①仮想通貨ウォレット開発企業『Ngrave』に投資し、ハードウェアウォレット事業に参入へ
②FTXと密接さを考慮してSolanaベースのUSDTとUDSCサポートを一時停止した。(取引所OKXも同様に)
<それ以外のトピック>
・Circle社
自社のUSDCイールドファーミングのAPYレートを0%に引き下げた。
・Trust Wallet
ブラウザ拡張機能をリリース。また、Binance Pay、Coinbase Payにも対応した。
・リップル社
アフリカ大手決済企業『MFS Africa』と提携し、35カ国、800の決済ルートをモバイル対応した。4億人にサービスを提供へ。
・Suiネットワーク(元メタ社社員立ち上げの新レイヤー1チェーン)
テストネットを開始する。
・Celo(モバイル特化ブロックチェーン)
イーサリアムのソフトウェア会社ConsenSysと提携したことで、スケーラビリティが向上。イーサリアム基盤のDAppsも開発可能に。
❷銘柄関連
・ビットコイン
価格が11月5日から25%以上下落し、2年ぶりの最低水準にまで下落した。
・イーサリアム
①L2手数料を最大100倍削減する「EIP-4844」を実装へ。
②FTXハッカーがrenBTCトークンを使って数百万ドルのETH売り圧力をさらに強める。
・Cardano
①カルダノ基盤のステーブルコインdUSD、資金繰りが悪化し開発停止へ
②USDAと呼ばれる規制対応ステーブルコインが2023年初頭にローンチ予定。
③“zkテクノロジー”を使ったプライバシー重視のサイドチェーン『Midnight』を予定、Dustトークンをリリースする。
・Solana
チェーン停止問題を解決すべくノードのアップデートを発表。
・ Maker DAO(DAI)
『Maker Teleport』という新技術により、Arbitrum(イーサのレイヤー2)とOsmosis(DEX)間で、より高速送金処理が可能になった。
・Aave(DeFi融資大手)
設計が悪用されて約2.4億円貸し倒れが発生した。
・CHZ(チリーズ:スポーツファントークン)
2022 FIFA ワールドカップが開幕したことでトークン価格が10%上昇した。
❸Web3、NFT関連
・Sandbox
Playboy、Tony Hawk、Snoop Dogg など人気ブランドと提携して3部構成のLANDセールを開始した。第1弾は11月24日。第3弾は2023年初旬。
・X2Y2(NFT市場大手)
OpenSeaの対応を受けてか、一度取り消したクリエイター手数料を再開した。
・Gala Games
NFTゲーム「スーペリア」の早期アクセス版をSteamで配信開始した。
・ApeCoin DAO(BAYC運営)
独自のNFT電子市場ローンチし、BAYC関連のマーケットプレイスを展開へ
・Magic Eden(Solana基盤NFTマーケット)
PolygonベースのNFTに対応した。
・Anifie(NFTメタバース企業)
XRPレジャーを採用へ
・Coral Cube(Solana基盤NFTマーケット)
という“AMM(自動マーケットメイカー)方式”のNFTマーケットプレイスをローンチ
※AMM…買い注文時の価格設定について、購入者にとって自由度をもたらす仕組み
❹その他
・セルシウス(破綻申請中の仮想通貨レンディング)
カストディ運営で、顧客資産の保有記録の管理が不確かだったことが発覚した。
・シルバーゲートキャピタル(米ネオバンクの親会社)
FTXへのエクスポージャーを詳細に説明して株価が一時7%下落。
・Art Invest
Cathie Wood率いる同社がグレースケールのビットコイン信託“GBTC”をさらに150万ドル分購入した。
・American CryptoFed DAO(米国初の法認定されたDAO)
証券登録情報を省略・虚偽記載した、というSECの申し立てを受け、今後は弁護士不在でSECと戦うと宣言した。
❺世界各国の動向
・IMF
アフリカでの仮想通貨規制の強化を呼びかける。
・英国
イングランド銀行の副総裁が「英国はデジタル ポンドを必要とするかも」と発言した。
・インド
インド準備銀行は、12月にリテール(小売り型)CBDCのパイロットテストを開始する。
・エルサルバドル
①ブケレ大統領は、1日1ビットコインを購入すると発表した。
②政権が「ビットコイン債」発行法案を提出。「ビットコインシティ」の建設に充てる財源に。
・ブラジル
最大手銀「Itaú Unibanco」が来年にもビットコインカストディサービスを提供する。
・韓国
ソウル地裁、テラ(LUNA)共同創設者の資産約145億円を凍結した。
・アメリカ
ニューヨーク州知事、今後2年間PoWのマイニング活動を禁止する法案が成立した。
❻日本国内関連
・PROJECT XENO
ユーチューバーHIKARUとコラボしたNFTの1stセール実施へ
・SBIグループ
web3事業開発を支援する新会社「SBIデジタルハブ」を設立した。
・Komainu(野村證券らのデジタル資産カストディサービス)
ドバイの暗号資産規制当局よりライセンス取得した。
・富士通
ブロックチェーン開発のクラウドサービスを提供へ。
・ハッシュパレット
スキー場で開場前から滑れる権利を付与するNFT「ニセコパウダートークン」を東急不動産と発表。
以上です。
効率的に情報収集していただけたらうれしいです。また、別シリーズの『資産防衛のためのカソツーニュース』こちらもぜひご興味があればご覧くださいね。
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