【週刊】資産防衛のためのカソツーニュース9.24
こんにちは、マスオです。
毎週末は私セレクトで今週分の仮想通貨やWeb3関連の重大ニュースをまとめて記事にしていこうと思います。今回は全部で8個の記事を紹介させていただきます!
それではさっそくはじめましょう✨(▶︎以降は私の感想・所感となります)
❶ フラッシュボットが82%以上のリレーブロックを構築、イーサリアムの中央集権化に拍車(コインテレグラフ 2022.9.20)
【記事概要】イーサリアムのブロック構築が分散化されていないことが明らかになったという記事。
イーサリアムはDAOであり非中央集権的だと主張する一方で、イーサリアムPoSのノードはリド(Lido)とコインベースに属する2つのアドレスによって40%以上のブロック構築がされている。特にコインベースは中央集権的なサービスなので理想的ではないため、イーサリアムは今回のアップデートにより新たな課題が露見したのではないか、という内容。
❷ ガールズグループAKB48のプロデューサーがメタバースアイドルを立ち上げる。進行中のIEO(Forkast.News 2022.9.21)
【記事概要】こちらは先週の記事ですが、海外でも話題になりました。秋元康氏が暗号資産で資金調達し育成する「新時代アイドルグループ」のプロデューサーに就任したという内容。
gumi出資企業のオーバースを通してIEOを実施し資金調達を予定。トークン名はNippon Idle Token(NIDT)。
❸ PFP系NFT「Okay Bears」、米ライセンス企業と提携し小売領域に進出へ(コインポスト 2022.9.21)
【記事概要】現在取引量世界3位のSolanaチェーンNFTコレクション「Okay Bears」が米国のエンタメ関連ライセンス企業”IMG”と提携、という記事。
同NFTコレクションのコミュニティに対して魅力的な商品と体験を提供、複数の領域でのコラボを実施していくとのこと。
▶︎補足ですが、IMGは米国のスポーツ及びエンタメ関連イベント運営、タレントマネジメントの大手企業。エンタメ・スポーツ・タレントの3本柱があるのは、パートナーシップとして強力です。
❹ 米議員ら策定中の仮想通貨法案、アルゴ型ステーブルコインを2年間禁止か
(コインポスト 2022.9.22)
【記事概要】アメリカの議員2名が、現金や米国債券など流動性の高い資産に裏付けされていないステーブルコインに対して2年の禁止令を発令する法案を提出した、という記事。これによって銀行でない団体のステーブルコイン発行も認めてよい、という条項も含まれている。
▶︎アルゴ型というのは、仮想通貨担保、あるいは無担保型ということ。ドル建て以外の資産を認めない、という強い意味を持つこの内容はアメリカ人の思想と反するように思います。
❺ ロシア、仮想通貨を国際決済に利用する法案で合意か=報道(コインポスト 2022.9.23)
【記事概要】法整備がなかなか進まなかったロシアで、ついに国際貿易に仮想通貨を合法的に利用できるようにする、と財務省と中央銀行が認識を一致させた。
今後は法案可決、プラットフォーム構築、実物資産裏付けのステーブルコイン発行、が進んでいくと見られる。
▶︎ロシアは直近、中東やユーラシアで安全保障連合を作っているようで、友好国が増えるとこれは大きな流れになるかもしれません。
❻ 日本の銀行大手野村の仮想通貨部門がスイスに拠点を置く(Forkast.news 2022.9.23)
【記事概要】野村ホールディングス、デジタルアセット子会社「Laser Digital Holdings AG」をスイスに設立したという記事。ベンチャー キャピタル、投資家向け等の商品を数ヶ月以内に注力する予定。
▶︎同じ業界のSBIホールディングスもスイスに拠点を作っています。ただ、野村は法人や富裕層特化になり棲み分けしていきそうです。
❼ 英政府、仮想通貨マネロンの取締りを強化する法案を提出(コインポスト 2022.9.23)
【記事概要】今回の法案では、暗号資産(仮想通貨)の押収、凍結、回収を容易かつ迅速に行えるようにする内容を盛り込んだ、という記事。
これはウクライナ戦争のロシアに対する制裁措置の一環であり、新設される国家犯罪捜査局には、会社設立を審査し不正確な情報や詐欺的な情報によっては却下するなどの新しい権限が与えられるとのこと。
▶︎国外対策が国内にも及び、いつの間にか「対ロシア」という口実で一般の経済活動すらも監視していく流れが見えてきます。
❽ Web3 テクノロジーは旅行業界のゲームチェンジャーになる可能性があります(コインテレグラフ2022.9.24)
【記事概要】TravelX社の扱う、NFT技術を使ったチケット”NFTickets”により、今後航空会社やイベントで新たに収益を増やすことができる、という記事。
NFTicketsは旅行者がチケットをオークション取引、転売、ウォレット管理、転送できる。さらには旅行を資産化させたり、旅行履歴を自分で完全に管理できたりするようになるとのこと。
▶︎このサービスTravelXはアルゴランドのブロックチェーンを活用しています。
以上です。いかがだったでしょうか。ロシアの動きが早く、金を裏付けにした通貨はどこまで広がりを見せるのか。それによって私たちにはどんな影響が生まれるか、今後も注目です。来週のニュースもお楽しみに!
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