Web3ドメインとは?
こんにちは、マスオです。
先日7月28日に、遂にXDCのドメインサービスが始まりました。これは、XinFinが開催したハッカソンに参加して出てきたプロジェクトなので、本家お墨付きのサービスになると見られます。
今私たちがこのドメインを取る意味は、なかなか知られていないので、今回はどんなことができるのか、ということをまとめてみました。お役立てください。
まず「そもそもドメインというのは何か」という人のために解説すると、私たちが日常的に触るWeb上のURLやメールアドレス。この末尾につく「.com」「.jp」などの文字列を指す言葉です。
今回、その末尾の文字列で「.xdc」がリリースされたわけです。しかしこの「.xdc」というドメインは今までのドメインとは少し違います。何が違うのか。
簡単に言うとブロックチェーンの技術が使われているドメインであること。
時代はWeb2からWeb3に移行しつつありますが、今までのドメインは中央管理者がいるタイプのものでした。
しかしWeb3時代では分散管理(あるいは個人での管理)が主流になっていきます。まさに仮想通貨は自己管理の世界。その流れがドメインの世界にも訪れているわけです。
また、今までのドメインサービスというのは特定の企業が提供してきました。企業が販売し「1年間いくら」などのサブスク方式での利用が一般的でした。しかし今回の「.xdc」は買い取り方式。買ったらその後の維持費はかからないとのこと。(下記:buy once use forever、とありますね)
もう誰かに管理され続けるのではなく、ドメインも自分で管理するということ。
その分、お金を取られ続けない。このドメインの永続性はブロックチェーンが担保してくれる。
「xdcドメイン」もこういった新しいタイプのWeb3型ドメイン、というのは理解してもらえたかと思います。
では、このWeb3ドメインでできることは何か。用途の広がりは見られそうですが、今回はXDCDomainのホームページにあった、将来的に実装予定の8つの機能を紹介します。
❶NFTアバター
❷公開プロフィール
❸無限のサブドメイン
❹NFTギャラリー
❺SDKとAPI
❻xdcドメインを転送する
❼マルチウォレットアドレス
❽カスタムデータ
今のところこのような機能が予告されていますが、すでに大先輩の先行事例、ENS(イーサリアムネームサービス)
を見ると分かりやすいので、そちらを例に紹介していきます。(※ちなみにENSは買い取り方式ではありません)
まずは❶「NFTアバター」とは何か。下のスライドを見てください。
これはENSのテキストレコード欄(個人ページの編集画面みたいなもの)です。
中央部分にNFTの画像がありますが、「avatar」欄に例えばNFTのIDを入力すると、このドメインとNFTが紐づけられて、セットで表示ができるようになります。(NFTじゃなくても紐づけできるようですが)
このように、自分の持つ「●●●.eth」というドメインを入力すると、その画像までも紐づけられて、自分のイメージを印象付けられるわけです。
まるでSNSの自己紹介欄のようですね。でも実はもっと広い意味を持ちます。他にもオレンジ色で示す部分も見てください。
メールアドレスやご自身のURL、SNSの連携も可能になっていることが分かります。
つまり、ドメインにはたくさんのネット上のサービスを紐付けられる役割があり、これがまさに❷「公開プロフィール」ということです。
たった「●●●.eth」「●●●.xdc」という文字列だけで、自分自身を表示できるようになるのは、かなり画期的です。
そして❸「無限のサブドメイン」というのは、このドメインをベースにこのようなことができることを言います。
❹「NFTギャラリー」は今後ご自身がNFTを保有したものを集めてギャラリーのように公開できる。
❺「SDKとAPI」とは、どちらも開発者が一からプログラミングをすることなくソフトウェアの開発や機能の呼び出しをするための機能のことで、それがドメインにまとめられるようです。
❻「xdcドメインの転送」というのは、今自分がドメインを買った場合に使ったウォレットアドレスではなく、別のウォレットアドレスに転送すること。
❼「マルチウォレットアドレス」は、下の図を見てください。
ENSのサービスでもこのように、ETHアドレスだけでなく、ETC、LTC、BTC、など別のブロックチェーンのアドレスを登録できるのが分かります。(今は他のチェーンにも対応中)
つまり、今後xdcドメインのWebサイトで設定した複数のアドレスが、「●●●.xdc」でまとめて扱えるようになる。
私が相手に送金をお願いする際はアドレスを伝えるのではなく、ドメインを伝えればいい。すると入力ミスがぐんと減り、受取先を間違えることもほぼ無くなります。
❽「カスタムデータ」については具体的なことはまだ公開されていませんので、更なる拡張機能が期待できるのではないでしょうか。
いずれにしても、近い将来下のようになっていくはずです。
これを見るとドメイン(ENS)がOpenSeaで売られている、というのが分かるかと思います。ドメインは買い取り式であるため、2次転売が可能ということです。
いずれ、XDCNFT、XDSeaといったNFTのマーケットプレイスでも2次流通して、ドメインが大きな市場を形成していく、そんな未来は十分描けそうです。
以上、今回はWeb3ドメインについて解説しました。今Twitterネームに「●●●.eth」のような名前がある人がいるのは、すでにそのようなサービスを利用している人たちということでした。
とにかくこのWeb3のドメインは間違いなく普及します。そしていちいちアドレス入力をする手間は省かれ、送金やNFTの転送などはより手軽になっていくのだと思います。ぜひWeb3のドメイン取得に挑戦してみてください。
次回はドメイン取得方法が分からない方向けに手順を解説していきたいと思います。
(↓次回動画はこちら↓)
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❷海外取引所でも使いやすい。ビットゥルーの口座開設
マスオさ〜ん!♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
お久しぶりです!(^○^)
お元気ですか??
ブログの更新が少し途絶えられていたので心配していました(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
いつも、お仕事でどれだけ疲れていてもマスオさんのブログだけは必ず拝見させて頂いて勉強させてもらってから就寝しています(^○^)
先日もマスオさんの情報発信のおかげでD’CENTのレザーケースが出ているのを知れて購入する事が出来ました!(^○^)
いつも素敵な情報発信を本当に、ありがとうございます!(^○^)
これからもマスオさんの素敵な情報発信を、ボク達ファンは楽しみにしています!♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪いつも応援させてもらっています!♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
こんにちは、トランクスさん。
恐れ入ります。
しばらく休んでいたことでこんなコメントにお会いできるなんて。
とても恐縮しています。
そしてD'CENTのレザーケースまで手にされているとは・・・。
とても熱心でありがたいお言葉
心新たに頑張って参ります!
暑いのでお身体お気をつけてお過ごしくださいね!