【週刊】資産防衛のためのカソツーニュース6.11
こんにちは、マスオです。
今回から始める新シリーズ。毎週末は私セレクトで今週分の仮想通貨やWeb3関連の大切な記事、注目すると面白い記事、をまとめていこうと思います。今回は全部で9個の記事を紹介させていただきます!
仮想通貨投資をしている方で日々忙しい方にとって、時代の流れを追うための内容を厳選してお届けします。そして記事にも一言解説を入れておきますので、今後の流れを読む1つの材料にして頂ければと思います。
それではさっそくはじめましょう✨
❶ マイニング業界に逆風か!?ホワイトハウスがエネルギーに関する政策提言を起草 - CoinChoice(コインチョイス2022.6.3)
【一言整理】ビットコインのマイニング業者は今後、大統領令によるホワイトハウスの監視強化の問題、と、採算不釣り合いの問題、というダブルパンチが予想されるという記事です。マイニング業者が世界で最も集まっている北米でのニュースなので、注意したい記事。
❷ 米SEC、2017年のバイナンスコインのICOを調査 (coindesk JAPAN 2022.6.3)
【一言整理】バイナンスが現在調査中。焦点は以下の3つ。
🖌BNBのICOが無登録の有価証券販売に該当するか
🖌Binance.USがバイナンスから完全独立しているか
🖌従業員がインサイダー取引に関与しているか
今までにICOで発行された通貨について運営側の健全性を求める流れ。業界の見せしめの可能性があります。
❸ ビットコインなどの仮想通貨での商取引は違法」エチオピア中央銀行が警告(CoinPartner 2022.6.7)
【一言整理】エチオピア政府はカルダノ基盤のIDソリューションを採用しています。カルダノはISO20022に準拠を目指している通貨なので、これは通貨選別なのではないかとも考えられます。アフリカの展開も注目です。
❹ 米国の法案がリーク DeFiとDAOが規制の対象か (コインテレグラフ 2022.6.8)
【一言整理】米国は今まで未整備だったDeFiとDAOにメスを入れるようです。「匿名」か否かが法律との着地点になりそうです。税金を納める主体をハッキリさせるのでしょうか。するとWeb3系プロジェクトはタックスヘブン地域に拠点が移動するのかもしれません。
❺ 暗号資産規制を強める香港、次はNFTか(コインデスク・ジャパン 2022.6.7)
【一言整理】最も自由な経済区・香港の規制当局が暗号資産規制の次にNFTの整備に入る兆し?という記事。現在ルールが無いところには遅かれ早かれメスが入りそうです。
❻ 米NY州、ステーブルコインの規定を提示(コインポスト2022.6.9)
【一言整理】米NY州が具体的なステーブルコインの規定を提示しています。
✅資産の裏付けと償還(換金)可能性
✅準備金に関する要件
✅独立した監査
USDCすらもまだ規定を満たしていないとのことで、かなり厳格です。これだけ細かく規定されているのを見るのは初めてかもしれません。これからステーブルコインは運営する側は国管轄の金融機関並みにならなければ生きていけないように感じます。
❼ 韓国大手取引所、ライトコインを上場廃止へ(コインポスト2022.6.9)
【一言整理】送金時に匿名にできる機能は許されない。韓国はFATFトラベルルール準拠に積極的なので、こういう流れのモデルケースになりそうです。この類の規制も他の国に広がりそうです。
❽ ステーブルコインの序列に異変、テザー失速 - (ウォールストリートジャーナル2022.6.10)
【一言整理】ステーブルコイン時価総額は現在、USDT⇨720億$、USDC⇨540億$。この一ヶ月で
✅USDT⇨マイナス100億$
✅USDC⇨プラス50億$
トップが入れ替わる景色が見えてきます。USDTはこの状態では資産改善、準備金積み増しは難しく、塞がる気がします。
❾ DeFi感染リスク? イーサリアムとペッグするLidoプロトコルが相場での懸念材料に(コインテレグラフ ジャパン2022.6.9)
【一言整理】この記事によると
「stETH🔥⇨ETH🔥」
というDeFi発の悪いシナリオが考えられるとのこと。またそれはイーサリアム2.0アップデートの遅れが騒がれることで加速するとも。
USTの件でステーブルコインが炎上したように、DeFiの方でもこういうニュースが契機になるかも。
以上です。いかがだったでしょうか。いよいよ国が規制を強めるニュースが増えてきています。規制準拠銘柄をガッシリ掴んだままいきたいと思います。来週のニュースもお楽しみに!
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