2021の仮想通貨・税務反省会 確定申告4/15延長方法も
こんにちは。今日は3月14日ホワイトデーです。確定申告は明日が〆切になっていますが、みなさま終わりましたでしょうか。ちょうど1か月前のバレンタインデーの日のブログ記事では確定申告をする際の注意点を特集しましたが、あっという間に過ぎ去りました。
今回の記事は、表題のとおり2つテーマがあります。1つは、万一『感染症対策』が原因で確定申告が遅れそうならどうすればいいのか、について。もう1つは仮想通貨の確定申告で「やっとけばよかった」という昨年の反省のまとめです。
まず1つ目の確定申告は期限延長についてはカンタンに触れておきます。(終わっている方は先に読み進めてください。)
4月15日まで延長をする方法については、事前届出は不要。申告書類の上のスペース部分に
「新型コロナウイルスによる申告・納付期限延長申請」
と記入するだけです。下の写真のように書けば、通常通り受け付けしてもらえます。納税、お金を納める期限も4月15日です。別に感染して「陽性だった」という証明書を求められることはありません。
感染症で大変だった方も実際にいたでしょうし、看病する親御さんもここは十分理由になりますので、安心して取り組んでください。
※国税庁の報道発表資料(令和4年2月3日)こちらを見れば安心できると思います!
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/kansensho/pdf/0022001-187_04.pdf
これから確定申告の猛ラッシュをかける方向けに、今までの確定申告に関する動画をまとめたブログ記事がありますのでぜひ参考にしてみてください。
さて、ここからがメインディッシュ『確定申告反省会』に移りたいと思います・笑
気づけば2022年ももう3か月目に突入しているのですね。この2か月半で、昨年の反省を生かしている人はどのくらいいるでしょうか。今からでも意識して取り組んでおくべきことを私なりに5つまとめておきました。ぜひ参考にしてみてください。(箇条書きスタイルで行きます)
❶戦略的に損切する
この2か月半、相場はかなり下げ調子だったですが、その悲しい気持ちをプラスに転換する方法があります。それが、1月1日から下げてしまった分を、一度売って買い戻すこと。たったこれだけの行動で、2022年の実現損益を減らせられます。
原理については昨年末に12月31日と1月1日をまたぐ辺りで、損益の圧縮作業をした方はご存知かも知れません。この作業を今のうちからコツコツやっておくと、1万円の損切は1500円以上の節税効果がありますので、●万円なら・・・そんなコツコツ損切りする事態ほど辛いものもありませんね・笑 ですが、こういうのはチリツモです。やらないよりはやった方がいいです。日頃から「戦略的損切」をしてみてはいかがでしょうか。
❷経費の計上をする
仮想通貨に関係する経費と言われても、確定申告時なった頃になって過去をたどるのはやはり辛いものがありました。
ですが、わたしは今年になってからだれかと仮想通貨を話題にした食事の席では領収書をもらう意識がつきました。そして、出金伝票を持ち歩き、何かネットで購入したものがあれば、そこに備忘録代わりに書き込むようにしています。
サラリーマンをやっていると、経費という概念は頭になかなか根付きにくいですよね。来年は確定申告をするかどうかは分かりませんが、爆益願掛けのつもりで、あるいは後でさかのぼるのは辛いので、日頃の領収書やレシートは集める癖をつけていきたいです。
●●さんと、●●の目的で、という記録がある交際費、交通費は適切に経費に認められます。ぜひ下のの動画でも勘定項目をご確認ください。
❸NFT購入を記録する
仮想通貨、トークンに関しての確定申告はもう大丈夫、という方も結構いると思います。しかし、今年はNFTを触り始めた方もいると思います。
この場合にいくらで購入した、いくらの取引手数料がかかった、ガス代がかかった、などの情報は確定申告時に必要です。
覚えていない場合、何を元に調べるのか。ウォレットに履歴が残るならそれをたどったり、イーサスキャンのようなものでトランザクション履歴を調べることになります。クリプタクトもここに対応してくれるか、と期待はしていますが、万一のために自分で購入時の記録を取る、スクショをする、くらいのことはしておいていいかと思います。
❹エアドロップ等を記録する
他にも今年はエアドロにたくさん手を出している方、いらっしゃると思います。日頃Twitterで、推しガールさんのエアドロップ情報でお世話になっている方、多いと思います。私も日頃から参考にさせてもらっています。
ですが、当然ここにも取得記録が必要になっていきます。件数が多ければ多いほど漏れてしまいかねません。せめて受け取ったトークンは当時いくらだったのか。数量はいくらか。たどることになります。
受け取りがメタマスクだった場合は後でクリプタクトで追跡可能ですが、このプランは実は高額です。カスタムトークン扱いで入力した方が安上がりの可能性もありますが、そのためにはこれらの記録は残しておくに越したことはありません。
ここまでくると、1冊仮想通貨ノートを作って税務専用に日頃持ち歩くのもいいように思います。
❺利確のタイミングを計画する
これは『儲かった場合』についてのシミュレーションです。下げ相場というのは、お通夜のような気持ちに陥りがちですが、上げ相場は上げ相場で悩みがあります。
上げ相場と下げ相場、どちらが危険かというと、実は上げ相場だとわたしは想定しています。なぜかと言うと、持っている仮想通貨が急騰すると、つい人は利益を確定したい衝動に駆られやすいからです。
ですがその衝動に駆られて安易に利益を確定すると、痛い目に遭うことがあります。税金を全く考慮に入れない売却で、のちのち後悔した事例はいくつも聞きます。
トレーダーレベルで頻繁に取引している人は覚悟できているので別格ですが、私みたいな一般の投資家は常に1万円利益が出たら1500円以上の税金が発生する。せめてこれくらいを頭に入れておくと、いざという時に冷静な判断ができるかもしれません。
利確については意外と難しい課題なんですよね。いざバク上がりした時の心理はほとんどの人が経験していません(私もですが)ので、この辺りはまた別の機会で記事にしたいと思いました。
以上、今回は私なりのこの2か月半の反省会を皆さんに紹介しました。参考材料になれば幸いです。
✅10分で終わる確定申告クリプタクト
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